2024年3月20日 12:00|ウーマンエキサイト
コミックエッセイ:配偶者に子どもを連れていかれた話
もうなんの未練もない…自分の利益しか考えられない、ちっぽけな夫に嫌気【配偶者に子どもを連れていかれた話 Vol.15】
このお話は作者ポケットさんに寄せられたエピソードをもとに再構成し漫画化しています。
■これまでのあらすじ
ある日突然、息子のゆうたと引き離されたさくらは、夫と交際相手の綾乃が仕組んだ罠にはまってしまう。ふたりの狙いが慰謝料と息子ゆうたの養育費だと知ったさくらは、ゆうたを取り戻すため審判の申し立てを決意。調査員調査によって、久しぶりにゆうたと再会できたさくらだったが、帰宅すると綾乃が待っていて…。子どもを返すから慰謝料と養育費を請求しないでほしいと言う綾乃に憤怒し、ボイスレコーダーを使って話を聞き出そうとするが、逆に不利な音声を録音されてしまう。次の審判の日、綾乃の自作自演の録音によって、人を傷つける人物だと誤解されてしまったさくらは、自らの無実を証明すべくある物を提出するが…。
■さくらの証拠の効力は!?
私も「あの日」の録音を提出しました。提出したのはボイスレコーダーと、携帯電話です。
あからさまにうろたえる夫。
私は綾乃にボイスレコーダーしか見せていませんでした。まさか携帯電話で最初から会話を録音しているとは思わなかったようです。
そこにはしっかりと「あの日」の会話が録音されていました。確かにあの日、綾乃が私に言った言葉。
慰謝料と養育費を請求するな、ゆうたが夫に似ていなくて愛情が湧かない、夫とふたりで住みたいから家を出ていけ…。
会話の内容から、綾乃と夫が密な関係なのは明らかでしたが…。