2023年10月27日 06:00
「際しまして」と「際して」の使い分け方、知ってる?
「際しまして」は、ある物事について伝えたい情報を追加したい時に用いる言葉です。
ビジネスシーンではよく使われるフレーズですが、意味をきちんと理解していない、使い方が分からないとお悩みの人もいるのでないでしょうか?
そこで今回は、「際しまして」という言葉について解説します。また、このフレーズを使う上で知っておきたい注意点も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
■「際しまして」の意味
「際しまして」は「際して」の敬語表現で、ある物事について何らかの情報を追加する時に使います。
さいして【際して】
[連語]《動詞「さい(際)する」の連用形+接続助詞「て」》
ある行為、事態にあたって。…の折に。「ご注文に―のご注意」
(出典:『デジタル大辞泉』小学館)
「際」は、とある行為やイベントなど「何らかの状況の折に」という意味を持っていて、「明日の会議に際しまして、必要な資料を送付します」といった形で使うことができます。
また、「ある物事や事柄に付随して」というニュアンスもあり、「明日の出張に際しまして、必要なものは以下の通りです」のように使用することも可能です。
◇「際しまして」