【バッグの中身】長時間の移動も楽しいお出かけに。女性のための通勤バッグをつくるデザイナーの仕事グッズを紹介!
商品を企画しても自己満足だけになっては意味が無いし、お客様の声を直接聞ける機会もあまり無い時期だったので、自分がデザイナーとして働く意味を見失いかけていました。でも、そんな時に出会った色彩心理学とアートセラピーが、新しいデザインの可能性を私に教えてくれました」
色彩に関する学びを通して、自身がデザイナーとして働くことの意味を再認識した小澤さん。その後につくりあげたのが、働く女性のためのバッグ『airo』でした。
「気持ちを新たに色彩心理学からアプローチした新しいバッグを開発することにしました。さまざまな職種で働く女性の方々にインタビューさせてもらったり、一緒にカラーワークを行ったりして、お客さまとなる女性たちとたくさんの時間を共有しながらつくりあげました。商品名の『airo』は『私の色』という意味です。
カラーリングにもかなりこだわっていて、実はこのバッグ、内側は外側よりもポジティブなイメージのきれいな色を選んでいるんです。カラーワークに参加してくれた方の中には、外側の自分と内側の自分は違う色合いをしていると答えてくださった女性が多くいらっしゃいました。
自分しか見ることの無いバッグの内側部分は、見た人にエネルギーを与える配色にしました」