くらし情報『なぜ? 日本で「旧正月」を祝わなくなった理由』

なぜ? 日本で「旧正月」を祝わなくなった理由

旧正月は3日間前後が休日となり、帰省する人たちで交通機関がにぎわうようです。

お正月は、日本の雑煮に似た「トックク」という料理が定番。トッククを囲み、家族や親戚と共に旧正月を過ごすようです。

◇ベトナムの場合

なぜ? 日本で「旧正月」を祝わなくなった理由


ベトナムの旧正月は「テト」と呼ばれて祝祭日となります。家に金柑の木や桃を飾る習慣があり、町中でさまざまなイベントが開催されるようです。

旧正月に食べる料理は地域によってさまざま。「バインチュン」と呼ばれるちまきに似た料理や、煮込んだ肉を冷やしたゼリー、キノコスープなどを食べるといわれています。


◇マレーシアの場合

なぜ? 日本で「旧正月」を祝わなくなった理由


多民族国家であるマレーシアでは、年に4回も正月を祝う習慣があるのだとか。中華系の人が多く住んでいるため、旧正月の過ごし方や祝い方は中国と似ています。

チャイニーズニューイヤーである旧正月には、中国と同様に町が赤色にデコレーションされます。「イーサン」と呼ばれるおめでたい料理を食べるそうですよ。

□旧正月は旧暦の正月を意味する

なぜ? 日本で「旧正月」を祝わなくなった理由


旧正月とは、旧暦の1月1日、また元日からの数日間を指します。日本では明治初めに旧暦から新暦へ切り替わったことをきっかけに、旧正月を祝う習慣は少なくなりました。

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