本物のネオンがエモ……昭和を感じるホテル雅叙園東京のレトロな企画展へ
そもそもネオン管とは、ガスを封入して放電し発光させるもの。近くで見ると、ガスの揺らめきまで見えちゃうんです。エモ……!LEDは直線的な光を放つのに対し、ネオンはガスのふんわりとした光を放つのが特徴。ネオン管は職人の技が詰め込まれた芸術作品で、ガスを封入した時にできるガラスの閉じた痕跡も見ることができるので、ぜひ注目してくださいね。
「清方の間」はホテル雅叙園東京の前身となる「目黒雅叙園への旅」がテーマ。昭和初期に誕生した目黒雅叙園時代のパンフレットや絵葉書などが展示されています。当時の広告には「東洋一の割烹店」「我らが誇る三大名所 富士ヤマ 日光 雅叙園」など、昭和らしい自信に満ちあふれたキャッチコピーが書かれ、じわじわくるエモさでした。
最上階となる「頂上の間」では文筆家・甲斐みのりさんの著書『日本全国 地元パン』とコラボレーションし、47都道府県の昔懐かしい「地元パン」を紹介しています。ずらりと並んでいるのは、甲斐さんが収集している全国のパンの袋!パッケージを見ているだけで全国を旅したような気分になり、食べたことのあるパンや地元のパンを見つけるのも楽しいですよ。
昭和初期に建てられた本物の木造建築で、昭和の文化に触れられる「懐かしく新しい“レトロ”を旅する 古今東西ニッポンの風景」。