「申し訳ありません」は間違い? 意外と知らない言葉の知識
「申し訳ありません」は、謝罪の気持ちを伝える時に使われる言葉です。
日常生活でも耳にすることが多いフレーズですが、「この表現は間違いだ」といわれることもあるようです。
そこで今回は、「申し訳ありません」の正しい使い方や使用時のポイントについて解説。謝罪を伝える言葉はビジネスシーンでも重要になるので、きちんとした言葉遣いをマスターしておきましょう。
■「申し訳ありません」の意味
「申し訳ありません」は謝罪の時に使われる言葉で、このフレーズの元となる「申し訳ない」には次のような意味があります。
もうしわけない【 申(し)訳無い】
(1)言い訳のしようがない。弁解の余地がない。相手にわびるときに言う語。「世間に対し―・い気持ちで一杯だ」「不始末をしでかして―・い」
(2)相手に無理な依頼ごとをして、すまないという気持ちを表す語。「―・いが、あしたにしてもらいたい」
(出典:『デジタル大辞泉』小学館)
「申し訳ありません」は、自分がしたことによって相手に迷惑を掛けた場合などに用いられる言葉といえるでしょう。
◇「申し訳ありません」は間違い?
「申し訳ありません」は、しばしば「間違った表現だ」