明らかになる案内人の秘密と結婚詐欺&失踪計画! 大荒れする相関図【君が心をくれたから#8】
と、花火や約束よりも、自分の中で大きな存在になった雨への気持ちを吐露します。
そして千秋は言うのです。「あなたは間違ってない。跡取りなんてだれでもいい。お母さんが生きてたらこう言うわ。私との約束もどうでもいいのよ。心のままに生きなさい」。その言葉で太陽は解放されます。
そして実は千秋は亡くなった太陽の母だということが発覚します。
そんなことはつゆ知らず、母との約束を解消してもらい、自由に生きることを後押ししてもらった太陽。雨を選ぶ人生に迷いがなくなりました。
■雨が母と暮らすことのリスク
毒親だった雨の母・霞美(真飛聖)の退院に合わせて、雨は一緒に遠くに住むことを提案します。太陽の前から姿を消すために頼れるのは母しかいないので、仕方ない部分はありますが、いくら病院で更生したとはいえ、虐待を受けていた母に五感を失った状態で一緒に暮らし、世話を頼むというのはあまりにもリスキーです。
幼い子どもだったとはいえ、五感がある状態でも雨との生活に精神がギリギリだった母が、五感を失い意思疎通もままならなくなった雨を受け止めて、生涯暮らしていくほどの心のキャパはあるのでしょうか?
本来ならお試しで暮らしてみて、無理なら離れるという選択ができますが、もう雨には時間がありません。