くらし情報『散りばめられた数多の伏線回収! タイトルに隠された真の意味【君が心をくれたから#最終回】』

散りばめられた数多の伏線回収! タイトルに隠された真の意味【君が心をくれたから#最終回】

※このコラムは『君が心をくれたから』11話までのネタバレを含んでいます。

散りばめられた数多の伏線回収! タイトルに隠された真の意味【君が心をくれたから#最終回】

■二人で過ごす、コミュニケーションをとることができる最後の時

とうとう最後の五感、聴覚を失うことを目前に控えた雨(永野芽郁)。

そんな中、残された時間を最高のものにしようと、太陽(山田裕貴)と二人で思い出の地を巡ります。太陽は雨の心を支える言葉をノートにまとめ、聴覚を失う前に、自分の気持ちを目一杯届けて、いつか五感を取り戻せる日が来るまで、雨の心を少しでも満たせるよう準備を進めていました。


散りばめられた数多の伏線回収! タイトルに隠された真の意味【君が心をくれたから#最終回】

最後に二人で訪れたのは思い出のいっぱいつまった高校。太陽が初めて声をかけた場所、赤い傘に入った玄関、太陽が放送テロを起こした放送室。聴覚を失う16時まで、教室で二人は語り合います。二人が出会えて、どれだけこの人生が幸せだったか。しかしやはり太陽の中に残るしこりは消えません。

出会っていなかったら、雨は五感を失うこともなかったんじゃないか……。

しかし雨は、「大切な思い出をそんな風に言わないで」と感謝の言葉を告げます。五感を失う戸惑いはもうそこにはなく、太陽の幸せを願い、ただまっすぐ前を向く強くなった雨の姿がありました。

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