くらし情報『どっちを使うべき? 知っておきたい「尋ねる」と「訊ねる」の使い分け方』

どっちを使うべき? 知っておきたい「尋ねる」と「訊ねる」の使い分け方

「尋ねる」と「訊ねる」は、どちらも何かを知ろうとする意味があります。しかし、両者には微妙なニュアンスの違いがあることをご存じでしょうか?

今回は、「尋ねる」と「訊ねる」の違いを解説。また、使い分ける時のポイントや類語も一緒に説明していきます。

どっちを使うべき? 知っておきたい「尋ねる」と「訊ねる」の使い分け方


■「尋ねる」と「訊ねる」の違いとは?

まずは、「尋ねる」と「訊ねる」のそれぞれの意味について、辞書の説明を基に違いを紹介します。


◇「尋ねる」は「何かを質問すること」

どっちを使うべき? 知っておきたい「尋ねる」と「訊ねる」の使い分け方


「尋ねる」を辞書で調べてみると、次のような意味があります。

たずねる【尋ねる/訊ねる】

(1) 所在のわからないものなどをさがし求める。

(2) 物事のおおもとなどを明らかにしようと調べたり考えたりする。

(3)わからないことを人に聞く。質問する。問う。

(出典:『デジタル大辞泉』小学館)

上記のように、「尋ねる」は分からないことを知るために、調べたり聞いたりして答えを見つけることを目的とした単語といえます。

◇「訊ねる」は「強く問いただすこと」

どっちを使うべき? 知っておきたい「尋ねる」と「訊ねる」の使い分け方


一方、「訊ねる」はというと、「尋ねる」に一括されているため、取り立てて別の意味合いは用意されていません。

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