くらし情報『知ってる? 「初める」の正しい読み方【意外と知らない言葉の知識】』

知ってる? 「初める」の正しい読み方【意外と知らない言葉の知識】

(出典:『デジタル大辞泉』小学館)

「始める」は「新しい趣味を始める」「プロジェクトを始めるための会議」といった、新たに何かを開始することを表現したい時に用います。

また、「歩き始める」「走り始める」など、他の動詞に付いてある動作が行われだすことを述べる時にも使用が可能です。

◇「初」は「ある状態になって間もない頃」

知ってる? 「初める」の正しい読み方【意外と知らない言葉の知識】


一方、「初」の意味は以下の通りです。

【初】

1.物事のはじめ。はじめの時期・段階。「初夏・初期・初級・初心・初代・初頭・初歩/最初・太初・当初・年初」

2.その時はじめて。経験上はじめての。「初学・初見・初婚・初任・初対面」

(出典:『デジタル大辞泉』小学館)

「初」は、最初や何かをスタートさせてから間もない状態を意味し、時間に重点を置くのが特徴です。
例えば、「初めてのことに挑戦する」「初めての出会い」などと述べると、それが初回であることが分かりますよね。

しかし、ここで注意しなければならないのが、「初める」と表記する場合の正しい読み方は「そめる」であるということ。

読みが「はじめる」である時に「初める」を用いることはできず、「始める」と記載するのが適切であるということを覚えておきましょう。

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