知ってる? 「初める」の正しい読み方【意外と知らない言葉の知識】
具体的に目に見えるものや新しい仕事など、ある程度形として認識できる事柄に使います。「工事の着手予定日が決まった」など、ビジネスシーンでもよく使われる表現のため、覚えておくと役立つかもしれません。
■「初める(そめる)」の類語
ここからは、「初める(そめる)」の類語を紹介します。
◇(1)「~始める」
「始める」にも、他の動詞に付いてある動作が行われだすことを表現する使用方法があります。誤解なく相手に意味を伝えたい時は、シンプルにこちらを用いるのがおすすめです。
◇(2)「乗り掛かる」
「乗り掛かる」には、何かをし始めるといった意味合いがあり、「初める」の類語といえます。
「乗り掛かった船」といった表現があるように、スタートしてしまったからには後に引けないというニュアンスも。
何かに着手することとは違い、既に他の人や場所でスタートしていたことに、自分が便乗するようなシーンで用いると良いでしょう。
■「初める」と表記する場合は「そめる」と読むことに注意!
「始」と「初」の使い分けは少々複雑です。特に、「初める」と表記する場合は「はじめる」ではなく「そめる」と読むということを忘れないでください。