「会社に行きたくない」一度でもそう思ったことがある人に読んでほしい本
「あーあ、会社行きたくないな」
誰だって、1回どころか何度も、考えたことがあるはず。生理周期とか、恋愛が上手くいってるかどうかとかで、時に「私ってなんのために働いてるんだっけ?」なんて思ってしまう日だってあるし、小さなミスやちょっとした人間関係のこじれで、仕事を辞めたくなる日だってあるでしょう。
今回ご紹介するのは、そんなあなたの心をそっと包んでくれる、一冊の本。とんでもなくリアルな職場で働く主人公たちの姿に、最初は共感で嫌悪が巻き起こるかもしれない。だけど読み進めていくうちに、多様な人間たちをつなげる、会社の懐の深さを感じるようになる……かもしれない。
【この本を読んで分かること】
・会社で働く全ての人が共感できるリアルなストーリー
・「会社あるある」の問題に、不器用なりに立ち向かう登場人物たち
・仕事や家庭のモヤモヤに、それぞれが出す多様な答え
■どこの会社にも必ずいる、リアルな登場人物たちに共感
本屋で思わず『明日も会社にいかなくちゃ(こざわたまこ著・双葉文庫)』が気になってしまったのは、まずその共感性の高いタイトルが目に入ってきたから。仕事なんてしたくない、家で好きなだけ寝ていたい。