もはやミステリー! 溢れんばかりの不可解な謎と、イケメン医師によるリベンジ説【Re:リベンジ-欲望の果てに-第2話】
ヒゲは伸び、気づけば5ヶ月もの間意識を失っていたのでした。
何が起きたのか状況がつかめぬままに、恋人の陽月(芳根京子)に連絡を取るものの、「もう連絡しないで」と電話を切られてしまいます。
職場に戻れば、勝手に「旅に出る」とのメールが、海斗のふりをした何者かによって送られ、退職したことに。「突然仕事をやめて迷惑をかけたくせに、今更何をしにきたんだ」と疎まれ、あしらわれてしまいます。スマホも同時に失っており、何者かがそれを悪用して海斗を計画的に陥れた様子。
気づけば時が経っていて、自分の状況が分からず現実からおいていかれている海斗の様子は、まるで現代の浦島太郎状態。
■全てを失った中に降りてきた一筋の蜘蛛の糸、紗耶
意気消沈のまま自宅に帰れば埃だらけ。そして固定電話に残されていたのは、陽月からの複数の留守番電話でした。
連絡が取れず戸惑い、苦しみ、別れを受け入れていくまでの気持ちの変化が痛いほど見えてくるメッセージの数々。にしても海斗、この若さで一人暮らしにも関わらず固定電話を設置しているとは。なかなか稀有な若者です。
とにかく何が起きたのか分からないまま、海斗は気づけば全てを失っていました。