運命のバッグを探しに。カバンの街・豊岡女子旅(前編)
は製造工程でも汚れやすいため、カバンメーカーとして挑戦的なカラーです。職人は白衣を着用し、手袋で作業。さらに油ハネがないようミシンにカバーをつけるなど、一般的なカバン工場では行わない苦労があります。職人にお話を伺うと、「ほかの色のカバンよりも、約1.5倍は手間がかかっている感覚です。だからこそ、完成した時には達成感がありますね」と、カバンへの想いを語ってくれました。
「カバンの置き方」も、一般的なカバン工場とは違います。通常、縫製後のカバンは積み重ねられることが多いのですが、「JETTER」は傷や汚れを防止するために、重ならないように工夫して置かれているのです。丁寧な職人の作業を目の当たりにして、「こんな風に作られたカバンを、ずっと長く使い続けたい!」と思いました。
・CREEZAN
HP:https://www.creezan.com/
工場見学を通して、豊岡の職人技にすっかり魅了されてしまった私。後編の記事では、ここで作られたCREEZANのカバンの販売直営店がある「城崎温泉」をご紹介します!
(撮影・取材・文:小浜みゆ)
ザ・ロウ“スカーフ揺らめく”起毛カシミヤのコート&ヘアリー素材のショルダーバッグなど