医療費って節約できる? 知っておきたい節約ポイントと助成金制度
今回のお悩み「医療費の節約って可能?どんな方法がある?」
体調不良による内科受診のほか、婦人科や歯科、皮膚科など、気になることがあると病院に通っているのですが、医療費がかさんでしまい困っています。医療費を節約する方法ってあるのでしょうか?(30代前半・クリエイティブ職)
■医療費節約のポイント
原則として、診療の際に健康保険証を持っていれば、自己負担額は3割で済みます。その上で、医療費をさらに節約するポイントをいくつかご紹介します。
まずは、「病院」よりも身近な「医院」や「クリニック」といった“診療所”に行くこと。紹介状もなしにいきなり大きな病院で受診すると、特別料金が加算されて初診料が高くなってしまいます。どうしても大きな病院に行きたい場合は、診療所で紹介状を書いてもらいましょう。
もうひとつは、受診する時間。時間によっては、時間外加算、休日加算、深夜加算などが発生します。
よほど急ぎで夜中に受診しないといけない場合を除き、夜のほうが空いているから……という理由で深夜に行く「コンビニ外来受診」は、その分加算されることも。
土曜日の午後・日曜日・祝日は休日加算、平日早朝や夕方以降は時間外加算が発生します。