シゴデキイケメン医師3人いる説と、コミュ力新卒な新理事長【Re:リベンジ-欲望の果てに-第5話】
全ての手駒を失い焦った海斗は、なぜか大友が営業をかけていた企業に、自分も営業をかけに行くという営業マンの反則技を使い、なぜか「大友ではなく海斗に!」とすんなりと融資を受け入れてもらいます。
その額15億。一方大友は合計8億。この融資対決、昭和のクイズ番組によくある「今まで獲得した点数の意味をかき消す、最終問題超高得点」方式で一発逆転。
海斗が理事長に就任することとなりました。
■融資金額だけで理事長を選任するリスク
金額で見れば15億で海斗の圧倒的勝利ですが、1社に高額な融資を取りつけるのと、複数の会社に融資を取りつけて8億もの金額を集めるのでは後者のが価値があるような気がしてしまいます。
複数人と関係を築き、融資まで持ち込めるということは、大友の交渉能力やコミュ力の裏づけに他なりません。たまたま1社融資を取りつけられたラッキーとは違います。
しかも大友は「海斗が融資を取りつけた投資ファンドは危険。このままでは病院が窮地に陥る」と警鐘を鳴らしていました。今までの大友の実績を思うと、これはきっとマジなんでしょうね。
シゴデキ大友と融資の話が進まなかったのも、あえて大友が身を引いたのでしょう。