そんなに大事? 仕事で求められる「やる気」の意味と、注意された時の心構え
営業職のように売り上げがハッキリ分かる職種でなくても、部署やチームの中で何らかの貢献をしていたら、つまり仕事ぶりが評価されていたら、「やる気が感じられない」とは言われないはず。
もちろん中には「仕事はできるが態度が悪い」「仕事はできるが遅刻が多い」といった人もいたりしますが、その場合もっと具体的な言い方で注意されると思います。
では、「やる気」は、何を注意したい時に使われる言葉なのでしょう?「やる気を見せろ」と叱ってくる人は、あなたに何を求めているのでしょう?
「自発性」だと思います。
「自分なりにやることはやって普通に働いているつもり」とあなたは言っており、おそらく上司もそこは分かっているはず。
でも、上司は満足していません。なぜならあなたの仕事に自発性を感じられないから。
ものすごくシンプルに例えると。「この窓を拭いておいて」と指示された時、隣の窓も汚れていたらそこも拭いてきれいにする人は、“やる気のある人=自発性のある人”。
そこまでは指示されてないし、と放置する人は、“やる気が感じられない人=自発性のない人”。
つまり、「やる気がない」とは、最低限のことしかしない、言われたことしかやらない、「こうすればもっと良くなると思ったのでこうしてみた」