今回のお仕事ハックは「週初めの仕事がつらい……」とのお悩みに、コラムニストのヨダエリさんがアドバイス。週初めの仕事がつらい……週初めの仕事が毎週つらいです。朝もなかなか起きられずに、憂うつな気分で出社しています。何か対策はありますか……?(営業職/20代)月曜は誰もが憂うつ。なんなら前日から憂うつ。「I don’t like Monday」「Manic Monday」など世界的に有名なポップソングもあるわけで、この気持ちは世界共通、永遠不変なのかもしれません。ただ、ゼロにするのは難しくても、減らすことはできる!というわけで、私が実践している対策をいくつか挙げていきますね。1.日曜の夜はたっぷり寝る先日、久々に3時間睡眠の日があり、妙に気持ちがドンヨリ。何か嫌なことがあったわけでも、これからあるわけでもないのに。……と考えた後、気づきました。「ハッ。睡眠不足が続くとうつになる、というのはこれか!」と。睡眠不足が不安や抑うつ傾向につながることは、医学的にも明らかになっているんですよね。G7の自殺死亡率で日本が1位なのは睡眠時間の短さも大きな理由だと私は思っています。韓国の芸能人にうつ病や自殺が多いのも、ハードスケジュールによる睡眠不足が無関係ではないはず。日曜の夜は全然眠くならない……という人は、適量の睡眠改善薬を活用するのも一案。私も分量を調整しながら たまに飲んでいますよ。2.寝る前に考え事をしない仕事のことを考えながら寝ると、夢に仕事が出てきませんか?全然寝た気がしないですよね(悲)。英国エディンバラ睡眠センターのクリス・イジコフスキ博士によると「就寝前のメールチェックは、エスプレッソ2杯分の不眠効果がある」のだそう。なので、布団に入ったらメールもLINEもチェックしない!それ以外でも考え事につながるような情報には触れない!ちゃんと頭を休ませるために。私の場合は布団で「無」の状態だと考え事を始めてしまうので、穏やかな音楽やトークを聴きながら寝ています。YouTubeにも色々あるので探してみるといいかもしれません。3.出勤はポジティブな音楽と共に人それぞれ、「やる気が出る曲」ってありますよね。スポーツ選手が試合前に好きな曲を聴いてベストなメンタルに持っていくように、月曜の朝はポジティブになる曲を聴きながら出勤しましょ!鬱々とした気分も、きっと半減するはず。ちなみにワタシが仕事に向かう道のりでよく聴く曲は、昔だとcapsuleの「Starry Sky」、最近はテヨン(NCT)の「Virtual Insanity」。前者は一気に、後者はジワジワと心と体が覚醒する感覚に。一番盛り上がる箇所が来る前に目的地に着いた時は、そこまで聴き終えてから建物の中に入ります(笑)。4.月曜はがんばりすぎない週明けって、すぐにはスイッチが入らないもの。その状態でハードな仕事を始めたり、作業を多くこなそうとしたりすると、それだけで疲れてしまうかも。もちろん、どうしても今日はがんばらないと、という日もあると思います。でもそこまで急ぎではないなら、月曜はちょっとゆるやかなスケジュールにする。この一週間の準備をしよう、くらいの気持ちで。月曜は準備の日。いきなりエンジン全開にせずスロースターターでいいんだと思えば、出社時の憂うつも少しは減りそうな気がしませんか?あなたはちゃんと出社していますが、「月曜に休む人や遅刻をする人って結構多い」と中間管理職の友人は言っていました。「でも週の初めからマイナススタートだと、そのムードを1週間引きずることになるんだよね」とも。だからこそ自分なりの工夫をしながら、ポジティブな週初めにしたいもの。どれも馬鹿にできない効果があるので、ぜひお試しを!Point.・睡眠不足は人を憂うつにするので、日曜の夜はたっぷり寝よう・寝る前にメールチェックや考え事はせず、頭もしっかり休ませよう・気分が上がる音楽を聴きながら、ポジティブな気分で出勤しよう・月曜からエンジン全開にせず、だんだん調子を上げていけばいい!(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)
2024年04月16日将来の夢はプロサッカー選手と言う割に、親が声をかけないと自主練はしないし暇があるとテレビ、YouTube、ゲームの息子。プロ選手からの直接のアドバイスも響いてない。本人がプロになりたいなら出来るだけ支えるけど、モチベーション上げるのって親の役割なの?というご削談をいただきました。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、これまでの取材で得た知見をもとに3つのアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<J下部で出場機会がない息子は13歳。中学生はまだ自分で判断できない子どもだから親はどう導けばよいか問題<サッカーママからの相談>こんにちは。色々な悩み相談、いつも参考にさせてもらっています。ご相談したい内容は、「そもそもどうして親が子どものモチベーションを上げる必要があるのか?」ということです。息子は4年生(10歳)で、1年生の頃から近所のサッカーチームに所属しています。メンバーがあまりいないので、ほぼレギュラーで試合に出ており、勝ったり負けたり楽しそうです。練習も楽しそうに参加してますし、臨時のサッカースクールなども本人の希望で参加したりしています。ただ自主練はほとんどしません。親が声をかけてしぶしぶしています。将来の夢はプロサッカー選手らしいのですが、暇があればテレビ、YouTube、ゲームです。現役のプロサッカー選手とマンツーマンでパス練習をする機会があり、直接アドバイスを頂きましたが、全く響いていませんでした。プロになりたいのなら出来るだけの支援と応援をしたいとは思いますが、親がモチベーションを保たせる努力をすべきなのでしょうか?私としては、好きで好きで自主的に頑張れる子や、天才的な才能を持った子がプロになれるんじゃないかなと思っていて、我が子はイメージに当てはまりません。正直、この段階で自主練を嫌がっている様ではプロはムリだろうと思っています。ちなみにここのサイト(※編集部注:サカイク3分間トレーニングと思われる)に倣って、YouTubeのボールタッチ10分を習慣化させようと半年声掛け頑張りましたが、声をかけなくなったらやらなくなりました。やった日はカレンダーにシールを貼ったり、頑張った月はご褒美を用意したりしましたがダメでした。それでも本人がプロになりたいと言っている以上は、日ごろから親がモチベーションを高めるような声掛けや環境づくりをした方が良いのでしょうか?親の諦めが早すぎでしょうか?<島沢さんからの回答>ご相談いただき、ありがとうございます。メールに「いつも参考にさせてもらっています」とあるので、この連載を読んでいただいているようです。ありがとうございます。結論から申し上げると、親が子どものモチベーションアップに努める必要などありません。世間ではよく「やる気スイッチ」はどこにあるでしょうか?なんて言われますが、スイッチなどどこにもありませんし、あるとしてもそれを発動するのは本人です。少なくとも親ではありません。ひとつ言えるとしたら、日ごろから子どもが意欲的に取り組める環境を作ることです。そのためにも「やる気のメカニズム」を知っておきましょう。■やる気のメカニズムこの連載でも何度か書いたことですが、私たち人間のやる気をつかさどるのは左右の大脳半球の下側にある「線条体」という神経核です。一度机の上を片付けたら結構達成感があり、良い気分になった。この良い気分をつくっているのはドーパミンで、分泌するドーパミン神経の束は「報酬系」といわれます。この「片付けをする=良い気分」のマッチングが繰り返されると、その結びつきは強化されやる気が出るのです。例えばサッカーで、ある練習をしたら何かが上手くなる手応えを感じることがあります。それを息子さんが実感し「こうやって練習したら上手くなるに違いない」と思えば練習に対し意欲的になります。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■自分がやろうとしていないことを急かされても習慣化はしないところがこの線条体は、誰かに否定されたり、怒られたりすると、動きが鈍くなります。大人が圧迫すればするほど、子どものやる気は出ません。つまり脳が意欲的にならないからです。お母さんがYouTubeのボールタッチ10分を習慣化させようと半年声掛けしても習慣化しなかった、とあります。自分からやろうとしていないことを急かされても「あーあ、仕方ないなあ」と半ばげんなりしてボールを触っていれば、線条体は生き生き動かないのです。そこまで怒鳴ったりしなかったとしても同じです。であれば、息子さんが自ら「頑張ったら得をした」という経験をし、彼の脳が意欲的になるのを楽しみに待てばいいのです。そう考えると、子どもがサッカーを頑張るときはサッカーにはまった、つまり大好きになったときだと考えます。■「好き」はとても大事な出発点1万組超の双子を調査し、遺伝と環境の関係について調べている行動遺伝学者の安藤寿康(じゅこう)・慶応大名誉教授をインタビューした記事(『才能は生まれか育ちか遺伝、環境、努力、双子1万組を調査した答え』朝日デジタル=2024年1月8日)で、安藤教授はこう話しています。「『好き』に加えて『できる』の組み合わせが天才の条件とも言えますが、入り口は結局は『好き』ということです。『好き』だけど『不向き』の組み合わせだったとしても、一流にはなれなくとも良きサポーターになれ仕事でも趣味でも生かせる才能になるでしょう。『好き』はとても大事な出発点です」この言説は、私が何度か記事にしている「好きの破壊力」と類似しています。※例えば別サイトの記事ですが、webフラウの連載『スケートボード金・堀米雄斗、11歳から支えたコーチが語る「好き」を育てた親の姿』(子育てアップデート53好きの破壊力=2021年8月2日/外部サイトに飛びます)を読んでみてください。■子どもを「評価」するのではなく「観察」して待ってみよう私は同じサカイクで連載をされている池上正コーチと仕事を始めて17年ほどになります。最初のころは子どもが小学生だったので、ワンオペ育児だった私は池上さんに自分の子育てを相談したことがあります。「全然言うことを聞いてくれない」「思い通りにならない」「サッカーに興味があるのかないのかわからない」などと愚痴をこぼしました。そのとき、池上さんから「こうしたい、ああしたいじゃなくて、ああ、この子どうするのかな?と眺めていればいいんだよ」と言われたのです。目の前の子どもをこうしたい、ああしたいと思っていると、力ずくで動かしたくなる。そうではなく「この子、どうするのかな?」とちょっと観察してみる。その言葉を信じて、「宿題しなさい」「ゲームやめなさい」と腹が立っても、じっと観察したのです。私からじっと見られていることに気づいていないはずですが、息子は「よし、もういいや。お風呂入ろっと」とゲーム機をサッサと片付けて浴室に向かいました。よく「子育ては待つことが大切」などと言われますが、まさにそれでした。私はせっかちで待てないタイプなので「待つ」といった心持ちではなく、ただひたすら「こいつアホやな」とか「さあ、どうする?」と心の中でつぶやきながらわが子を眺めていただけ。この観察する時間がまさしく「待つ時間」になったわけです。お母さんも「この段階で自主練を嫌がっている様ではプロはムリ」などとわが子を評価するのではなく観察してはどうでしょうか。寄り添うことに注力するのです。■「好き」が発露するタイミングは人によって異なる(写真は少年サッカーのイメージご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)そもそも子どもの成長や「好き」の発露が訪れる時期は、それぞれ異なります。7歳で出会う子がいれば、20歳で発見する子もいます。そういえば、先に紹介した記事で安藤教授はこうも言ってました。「個人の性格的な要素として、何事にも目的意識を立てた考えをする、つまり『努力ができる』ということにも50%ぐらいの遺伝率があります。努力ができるというのも才能の一つなのです」遺伝ですって。怖いですね(笑)。少し肩の力を抜いて、自分の子育てを眺めてみてください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』『東洋経済オンライン』などでスポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』(小学館)『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)『部活があぶない』(講談社現代新書)『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『オシムの遺産彼らに授けたもうひとつの言葉』(竹書房)など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著・小学館)『教えないスキルビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』(佐伯夕利子著・小学館新書)など企画構成者としてもヒット作が多く、指導者や保護者向けの講演も精力的に行っている。日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員、朝日新聞デジタルコメンテーター。1男1女の母。
2024年01月24日今回のお仕事ハックは「最近、部下のやる気を感じなくなった」とのお悩みに、ヨダエリさんがアドバイス。最近、部下のやる気を感じなくなった以前はしっかり成果も出し信頼もしていた部下のやる気が最近感じられなくなりました。「何かあった?」と聞いても「特にないですよ」と答えるだけで、彼女の心境をなかなかつかめずにいます。仕事もできる部下なので以前のようにバリバリ働いてほしいと思っているのですが、上司の私にできることはあるのでしょうか?(30代/広報)フムフムフム……「特にないですよ」と言っているけれど彼女のやる気を失わせてしまっている理由が何かあるんでしょうね。それを本人が明確に分かっている場合もあれば、分かっていない場合もあると思います。いずれにせよ、上司のあなたにできること、あります!まずは、部下のやる気だけでなく実際にパフォーマンスが下がっているか、チームに悪影響を及ぼしているか、などを知る必要があります。そこで、同じチームのメンバーに、最近彼女がどんな様子か聞いてみましょう。そして、実際に良くない状況だと分かったら、あなたの上司や先輩、同僚などに、「こんな時はどのように対処しているか」を訊ねてみてください。望ましい対処法は会社やチームによって異なることもありますし、彼らに似た経験がある場合、有効な対処法を教えてくれるかもしれません。部下との付き合いがあなたより長い人がいるなら、「以前にも似たケースがあった」などのヒントも得られるかも。そんな動きをしつつ、部下本人とも話をしてみましょう。「最近仕事のパフォーマンスが落ちているようだけど(or 元気がないけど)、何か考え事があるんじゃない?」と。「特にないです」とまた言われるかもしれませんが、「この仕事の精度が落ちてるね」「最低限のことしかしなくなったよね」などと具体的に伝えれば、部下としてもスルーし続けるのは難しいはず。というか、業務に支障が出ている時点で、部下には答える義務があるのです。とはいえ、目的は部下を困らせることではなく、味方がいると知ってもらうこと。そのために、「悩みがあるなら何でも話してほしい。一緒に改善策を考えよう」と伝えましょう。人は問題が実際に解決するかどうか以上に、自分の悩みを聞いてくれる人がいる、解決を目指して一緒に考えてくれる人がいる、と知ることで大いに救われるもの。原因がチーム内の人間関係や、今の業務に飽きた、目標を見失っている、などの問題であれば、例えば配置換えなどで対処できるかもしれません。一方で、原因が仕事や職場ではなく、プライベートにある可能性もあります。「ミスが増えて落ち込んでいるとかではなく、目立ったミスはないけれど覇気がなくなった場合、理由の大半はプライベート」とは中間管理職の友人(40代)の言葉。共通しているのは向上心がなくなることだそう。友人の職場にも最近明らかに仕事の精度が落ちた部下がいて、どうしたんだろうと思っていたら、「結婚するつもりでいた相手に恋人がいた」ことが分かったそう。こうなってくると職場で対処できることは限られてくるものの、前述したように、じっくり話を聞いて寄り添うだけでも、部下の支えになります。本人が話したがらないことをしつこく詮索するのはおすすめしませんが、「何でも聞くからね」と扉を開いておいてくださいね!Point.・部下の仕事の精度が実際に落ちているかを知るべく、チームのメンバーにヒアリングしよう・あなたの先輩や上司には「こういう場合どう対処してきたか」を聞いて参考にしよう・部下には「悩みがあるなら聞かせてほしい」「一緒に解決法を考えよう」と伝えよう・原因が職場にあれプライベートにあれ、責めずに寄り添うことが部下の支えになる(文:ヨダエリ、イラスト:黒猫まな子)
2023年10月24日取材・文:瑞姫撮影:大嶋千尋編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部SNSを眺めていると、仕事を楽しむいわゆる“バリキャリ女性”の姿が目に入り、少し憂鬱な気分になる時がある。「なぜ自分はこうじゃないんだろう?」と。安定した仕事で、給料もそこそこ。でも、どこか退屈。転職したいけど、最初の一歩が踏み出せない。だって“めちゃくちゃ嫌なわけじゃない”し……。だけど、本当は仕事を楽しんだり、やりがいを感じたり、自分で稼いだお金でもっと好きなことがしたい。どうすればそんな現状を変えられるんだろう……! そんな風に、もやもやを抱えた経験がある方も多いのでは?そこで今回は、起業家、会社経営、モデル、タレントとさまざまな顔を持つ、“職業、革命家”くりえみさんに「自分の人生に革命を起こす方法」をお伺いしました。■0よりもマイナスの方が良い私もそうなのですが、現状を変えたいけど、最初の一歩が踏み出せない方って正直すごく多いですよね。私の周りにも、現状に満足していなくて「仕事を辞めてこういうことがしたい」という方がいますよ。でも、実際に挑戦できた人は多分1割にも満たないんです。そういう方って、別に仕事に限った話じゃなくてプライベートの不安でも同じ。例えば付き合ってる彼と別れたいと思ってるけど、「でも、好きだし」とか「良いところもあるし」とか、そうしない理由を作ってる。挑戦しない方って“挑戦できない”んじゃなくて、“挑戦しない”という決断を自分自身で下してる方だと思います。たしかに、いろいろと“挑戦しない”ための理由を作ってしまっている気がします。だから、思考の根本そのものを変えていかないと、何も成せない。結局は行動するか、しないかなので。刺さるお言葉です。私は0よりもマイナスの方が良いと思ってるんですよ。0は無と同じだから、何もしてないのと一緒。何か挑戦した結果マイナスになったって、それは経験としてプラスに変えられるじゃないですか。でも、そうする自信が無いからこそ、挑戦しないんだなって。まずはマイナスになってでも挑戦する覚悟を持たないと、最初の一歩を踏み出す行動すらできないんじゃないかなと思います。ちなみに、くりえみさんはAI事業に参入されるなど、常に新しいことに挑戦している印象です。先駆者があまりいない状態で飛び込むことに不安は無いのでしょうか?新しいジャンルに挑戦する時って、圧倒的に批判の方が多いんですよ。でも、批判する人たちって“その分野を知らない方”なんですよね。知らないから、よく分からないから、とりあえず否定しておこうって感覚。もちろん、その中には本当に分かった上で否定する部分を教えてくれてる方もいると思うんですけど、ほぼ9割は知らないで言ってるので、逆に言うと今は何か否定されればされるほど、「自分の方が知識があるんだな」とか「自分の方が未来の分析能力が高いんだな」と、逆に敵無しだなって思います。■起業は自分が自由になるため起業しようと思った最初のきっかけはなんだったんですか?本当の意味で自分の自由ってどうやったら手に入るんだろうって考えたときに、それは誰かに雇われるんじゃなくて、自分が誰かを雇って、組織を作るっていう座組みにすることが一番の方法だと思ったからです。最初は美容クリニックの事業で起業されたんですよね。起業しようと思ったものの、最初は何しようかな?という状態でした。昔から美容医療がとにかく好きだったので、美容クリニックを作りたいと思ったものの、自分で最初に資金を出すとなると1億くらいかかる。だったら、クリニック事業をスタートしそうな企業を見つけて、そこの経営に入り込もうと思ったんです。戦略家ですね。そこからは、いろんな人にこれから開院する予定のクリニックは無いかって聞きまくりました。そしたら、ちょうど来週開院するクリニックが見つかって。えー!なんというベストタイミング!で、そのクリニックの一番の大株主に会いに行きたいっていって、実際にその人に「絶対売り上げを上げるから、経営のトップに入れてほしい」っていう話をしに行きました。そしたら、その日に「良いよ」って言ってもらえて、その会社のチームのメンバーに入ったんですよ。行動力がすごすぎる。そこからはマーケティングや経営コンサル的なことをやり始めたんですが、働いているうちに投資家の人たちとの関係値もできてきて。今は大きい会社の中の経営の一人だけど、本当の決定権を持つには自分の会社で何かプロダクトを作らなきゃなと思って、最初に出会った投資家に投資してもらって、D2C商材のサブスクをスタートしました。■両立するからこそできた精神的安定芸能活動もされて、会社のこともされて、大変じゃないですか?どうやって両立させてるんでしょうか。気合い……(笑)。気合い……!でも、やっぱりどんどん分業化して、人に頼んでいくことかもしれないですね。でも正直今も手が回ってないなって感じてるんですけど。やっぱりでもそれでもギリギリ回し切れてるのは、それだけ分業化してるからだと思います。毎年毎年プロダクトが増えているので、やることは増えてるんですけど、自分のタスクは減らしていってるんで、できるみたいなところはあります。人に任せることも大事ですよね。今年自分が作ってきたサービスを一つ売却したんですけど、それをきっかけに自分のダメなところや苦手なところを再認識したんです。苦手なところを伸ばすよりも、苦手なところは人に任せて、得意なことだけをやろうという考えにシフトチェンジしてからは、だいぶ楽になりました。ちなみに、起業して良かったことはなんですか?圧倒的に自由が手に入ったことです。あとは、雇われてるものに依存しなくなったっていうのも大きい。今も芸能事務所には所属してるんですが、自分の会社もあるので、良い意味で依存せずにいられるんです。私にとっての会社や事業のように、他に安定があれば、メディアに固執する必要も無いので、精神的にも安定します。芸能活動とご自身の会社、忙しい中でその二つを両立することは、逆に精神的安定になっていたりするんですね。“自分にはこの世界しかない”と思うことって、ものすごく窮屈になるし、自分の心がすさんでいく。なので、「そうじゃない自分」でいられる環境を作っていくのが大事なんだなと思います。会社のことだけをやっていると、メイクもネイルもしなくなって、見た目的な意味ですさんでしまうこともあるんですけど、今日みたいに現場に来て「かわいい!」って言ってもらえるとうれしいし、「芸能のお仕事も辞めてなくて良かった」って思うので、良いメリハリになってるんだなと思います。■自分の人生に革命を起こすためのマインドくりえみさんのように、自分の人生に革命を起こすためには、根本の考えを変えてとにかく行動することが大切だなって強く感じました。最初の方にもお話ししたんですが、0って無なので、本当にプラスにもならない。でも、マイナスはプラスになる可能性がある。私の中で0にいる人ってずっと0で居続けるんですよね。「どうしようかな」「ちょっと勇気はないな」とか。「挑戦できない」って言ってる方って、ずっと同じ環境で同じことを言ってる。ダメ男に引っかかってる女性の言い訳と同じですね(笑)。そうですね(笑)。0の状態から何かしらのアクションを起こして、どん底に落ちたら、そこから這い上がるしか選択肢は無くなる。だったら一度マイナスに行って、0よりもプラスに行くためにどうするか考えるのが、結果的にポジティブな作用をもたらすと思うんです。中にはマイナスからそのままダメになってしまう人も居るかもしれないけど、這い上がれる可能性があるのはマイナスに行く人。だから、0よりマイナスの方が良いって、私は言いたいです。すごく心に響く言葉です。みんなが憧れるすごい人たちは、絶対にどん底を味わってるんですよ。そんな人たちでもどん底を味わってるのに、何も行動せずに悩んでいるあなたはどん底味わったことがあるんですか?と尋ねたい。ずっとぬるま湯に浸かるくらいなら、冷水に浸かって目を覚ましたほうが良いんです。今日のインタビュー、本当に名言が多すぎます。過去につらい経験だったりとか、苦しいことがあったりしたからこそ今がある人がやっぱり強いし、その気持ちが長続きする。挑戦することはものすごく自分自身を成長させるし、可能性を広げてくれます。そして、その先には自由が広がっていることを私は確信しているから、逆に挑戦しない理由は無いと、私は伝えたいです。自身で道を切り開いてきた“革命家”であるくりえみさんだからこその言葉の数々、これからの人生で、自分を鼓舞してくれるお守りになりそうです。ありがとうございました。
2023年09月22日自己肯定感まるわかり心理テスト。ここでは、あなたのモチベーションを上げてくれる行動を診断。寝てもよし、体を動かしてもよし!やる気を上げるための行動は人それぞれ。悩んだときに、頼れる存在を見つけておきましょう。あなたのモチベーションを上げてくれるものは?【アクション編】【テストのやり方】Q1~8の質問で、自分の気持ちに近いほうを選んでください。それぞれのaの数によってA~Eのどのタイプかわかります。Q1. 朝、鏡に向かって言うなら?a…「今日もキレイ!」、b…「今日も頑張ろう」Q2. 緊張している自分に一言。a…「きっとうまくいく」、b…「ダメでもともと」Q3. 人と比べて落ち込みそうな日は?a…「別のことで取り返せばいい」、b…「人のすごさがわかるのもすごい」Q4. 目の前で信号が赤に変わったら?a…「止まることも大事」、b…「今、運が悪いかも。慎重に」Q5. ピンとこない助言は?a…自分とは違う考えの助言、b…“いつかわかるかも”という助言Q6. お気に入りをけなされたら?a…「でも、私は好き」、b…「あの人にわかるはずがなかった」Q7. 自分を褒めるなら?a…「すごい、私!」、b…「さすが、私!」Q8. 失敗続きの一日、一言で締めるなら?a…「なんとかなる!」、b…「次がある!」aが7個以上…Type Aaが5~6個…Type Baが3~4個…Type Caが1~2個…Type Daが0個…Type E【診断】あなたのモチベーションを上げるアクションはこれ!Type A:発散頑張りすぎて、空回り…。思いを燃焼してリセット!ある意味、タフ。言い換えれば、鈍感なタイプです。なまじスタミナがあるため、一つのことに集中しやすいみたい。一生懸命やっているのに成果もモチベーションも上がらないときは、行き詰まっているということ。マメにガス抜きをしましょう。気軽に好きなだけ飲んだり、食べたりしたり、何でも話せる友達と時間を忘れて語り合うのがオススメ。それでも、モヤモヤ、イライラが残るなら、ストレス発散が急務です。カラオケで熱唱する、バッティングセンターで打ちまくる、くたくたになるまで走る・泳ぐなど、アクティブに過ごして。思いを燃焼、昇華することで、よいリセットがかかり、また元気に頑張れるはず。Type B:休息とにかく寝て、ダラダラ…。リラックスが最善。あなたに必要なのは、適度な休養です。気力だけで頑張ってしまうため、体や生活がボロボロになりやすいでしょう。忙しくなってくると、気絶するように眠る、脱ぎ散らかし、食べっ放しで放置するなど、自分でもよくない、危険な兆候があることは感じ取っているはず。それでも、キリのいいところまで、やれるところまで進めてしまうタイプなのです。効率が落ちてきたら、強制的にストップをかけて。マッサージやサウナ、瞑想やお昼寝など、日常から自分を逃がしてあげましょう。一人旅、ホテルライフなどを企画するのもいい考え。やるべきことから離れて、少しゆっくりすることで、リフレッシュできるはず。Type C:成長今日より明日の自分を好きになる試みを!あなたは、変化の中に喜びを感じるタイプでしょう。言い換えれば、同じことの繰り返しだと時間が止まっているような気がして落ち着かなくなってくるのです。モチベーションが落ちている、効果が出にくいと感じたら、何か新しい習慣を始めるのが一番。通勤・通学のスキマ時間に本を読む、勉強を始める、セミナーや体験会に参加するなど、自分磨きをスタートさせて。難関と呼ばれるコンテストや資格取得にチャレンジするのもオススメです。自分の成長が実感できるし、同じ目標を持っている人との交流からいい刺激やヒントをもらえそう。朝活やダイエットなど、新ルーティンを組み込むのも楽しい試みになるはず。Type D:没頭すべてを忘れて熱中、素敵なカタルシスが!よくもなく、悪くもなく、淡々とした気分で日々を送りやすいあなた。今ではない“いつか”、ここではない“どこか”を夢見ていそう。もう少し違う生き方があるような気がしながらも、何を変えたらいいのかわからなくなっています。モチベーションが上がり切らないのは、不完全燃焼感があるせい。少し、メリハリをつけてみるとよいでしょう。趣味や推し活、手芸など、時間を忘れて夢中になれる何かを探して。納得のいくまで、物事を突き詰めていくのもオススメです。お気に入りの物語に出てくる聖地巡礼を完全踏破する、理想の味になるまでペペロンチーノを作り続けるなど、マニアックなチャレンジで、覚醒します。Type E:刺激負けたくない思いが、モチベーションUPに!あなたの中に隠れているのは、諦めの気持ちです。今さら遅い、頑張っても勝てない、挫折や敗北を経験したことで、自分の中の活力を封印してしまったみたい。モチベーションを上げるには、“悔しい”“羨ましい”という気持ちを呼び覚ますのが一番。最高級の芸術、頂上決戦、天才の軌跡など、選ばれし者たちのギリギリの戦いに触れることが励みになるでしょう。また、“ちょっと気になる”を深追いしていくのもオススメです。あなた好みのイベントやスペースを覗いてみる、交流型のSNSに参加するなど、フットワーク軽く動いてみて。軽い気持ちで始めたことが次第に楽しくなってきて、意欲や行動力が高まっていくことに。※『anan』2023年7月19日号より。テスト作成・章月綾乃イラスト・えるたま(by anan編集部)
2023年07月15日自己肯定感心理テストにトライ!ここでは、あなたのモチベーションを上げてくれる人を診断。これさえ知っておけば、気分が落ちたり、自己肯定感が下がっても大丈夫!“困ったとき”のあなたの救世主になってくれること間違いなし。悩んだときに、頼れる存在を見つけておきましょう。あなたのモチベーションを上げてくれるものは?【キーパーソン編】モチベーションが下がったときに、頼るべきあなたの救世主は誰かをチェック!【テストのやり方】Q1~8の質問で、自分の気持ちに近いほうを選んでください。それぞれのaの数によってA~Eのどのタイプかわかります。Q1. 「いいね」と褒められたら?a…「でしょう?」「だよね!」、b…「本当?」「ありがとう」Q2. 答えやすいのは?a…「元気?」、b…「最近、どう?」Q3. 「どっちがいい?」と聞かれたら?a…「こっち」と選ぶ、b…「どっちでもいい」と委ねるQ4. 誰かの悪口を聞いたらa…「そうなんですね」と受け流す、b…「そうだったんだ」と受け止めるQ5. ギリギリのスケジュール、間に合うか聞かれたら?a…「間に合わせます」、b…「全力でやります」Q6. ハードな一日、口に出そうなのは?a…「忙しい」、b…「疲れた」Q7. 謝罪の言葉、とっさに口に出るのは?a…「ごめんなさい」、b…「すみません」Q8. 元気がない人に声をかけるなら?a…「何かあった?」、b…「大丈夫?」aが7個以上…Type Aaが5~6個…Type Baが3~4個…Type Caが1~2個…Type Daが0個…Type E【診断】あなたのモチベーションを上げるキーパーソンはこれ!Type A:憧れの人夢を叶えた人がお手本。無限の可能性を求めて!あなたは繊細で、感性豊かな人。だから、人との違いに敏感に反応します。あの人はできているのに自分にはできない、難しい、と落ち込みやすいのです。でもそれは、あまりにも小さなフィールドに囚われているのでは?もっと視野を広げて、社会で活躍する有名人やアーティスト基準で世界を捉え直してみて。何億と稼ぎ出すプレイヤー、世界中を熱狂させるパフォーマーなど、スケールの違うステージで頑張る姿に励まされるはず。素直にリスペクトできるから、生き方や処世術はもちろん、おしゃれやポリシーも参考にしやすいのでは?理想を高く持つことで、モチベーションが引き上げられ、意欲も高まっていくはず。Type B:友人共に悩み考えてくれるつながりが頼りに。社交性豊かで、順応性も高め。だからこそ、知らず知らずのうちに無理をしやすいあなた。その場の空気を読み、ニーズに合わせた対応をする中で、自分らしさを犠牲にしやすいのです。頭ではやらなくてはいけないとわかっていても、心が重く体が動かないときは、限界を超えたサインです。何でも話せる友達に、コンタクトをとってみては?いいところはいい、ダメなところはダメと鋭く突っ込んでくれることで、自分を俯瞰できるはず。話すだけで気持ちが整理されて、失いかけていたモチベーションをきっと取り戻せます。また、相手の活躍を知ることで「自分も負けていられない」と心に火がつくのも効果的でしょう。Type C:恋人求め、求められる関係。特別なつながりが大事!あなたは、情熱的な人です。常に誰かを愛したい、求めたい、完全燃焼したいと望んでいます。このため、モチベーションを上げるには、恋をするのが一番!デートの約束をするだけで、仕事や勉強など他のことも頑張れるようになるでしょう。大好きな人に褒められたい一心で自分を磨いたり、一緒に過ごす時間を心地よくするために日常を整えたり、愛の力が人生そのものを豊かに変えてくれるのです。よく顔を合わせる人を密かに推してみるだけでも、効果が出ます。推し活も元気のモトになるはず。“好き”“尊い”のパワーで自分を満たして。大好きな人の顔を見る、声を聞くのが、なによりの原動力に!Type D:上司や先輩人生の先輩からのアドバイスが突破口に。あなたは自立心旺盛で真面目な人。自分のことは自分でなんとかする覚悟はできています。それだけに、キャパを超えた問題を抱えて身動きが取れなくなりやすいでしょう。強い責任感や忍耐力でも、対応しきれなくなったら、目上の人の力を借りて。相談を持ち掛ける、意見を聞いてみるなど、知恵を借りるのはいかが?一人では思いつかなかった解決策や思いがけない打開ルートを教えてもらえて、大きく成長できるでしょう。人生の先輩となる大人の集まりに交ぜてもらうのもオススメです。若手枠になってかわいがってもらうことで、肩に入りすぎている力が抜けるし、処世術のヒントを掴めてレベルアップすることも。Type E:家族ホームに戻って、あなたらしく再生を。あなたは、オープンでフレンドリーな人。人とのつながりを大事にしていて、誰かが困っていたら自分のことのように親身になれるでしょう。ただ、すべての人が密な関係やサポートを求めているわけではないため、距離の取り方や接し方で失敗することもありそう。せっかくの善意を迷惑がられたり、誤解されたりして、何が正しいのかわからなくなりやすいのです。モチベーションを上げるには、家族のパワーを借りて。あなたの頑張りを誰よりもわかってくれるし、同じような問題を経験しているため、有効な解決法、対処法も授けてもらえるでしょう。ペットや小さな子供との交流も癒しになります。あなたらしさを取り戻して!※『anan』2023年7月19日号より。テスト作成・章月綾乃イラスト・えるたま(by anan編集部)
2023年07月14日サッカーをする子を持つ保護者の皆さんが「こんな記事があったらいいのに」と思っているのはどんなことでしょうか。5月某日、数人のサカイク読者とオンラインにてサカイク編集会議と称したミーティングを設けました。今回ご協力いただいたのは、関東、関西のお母さん数名。母親としての視点からお話を伺いました。その中からいくつかご紹介いたします。サッカーをしている子を持つ親ならだれもが「うちも!」と共感いただけるリアルな悩みや要望なので、ぜひご覧ください。<<関連記事:サッカーをする子の保護者たちに聞いた「親向けのこんな記事が欲しい」その内容は?■その1.子どもの「褒めどころ」がわかるように、親向けサッカー講座親御さん自身が学生時代にサッカー経験があったり、観戦が好きという方でない場合、どうしても「点を取った」「シュートを防いだ」など、分かりやすいプレーしか評価できないものすよね。得点に絡む場面以外で良いプレーをしていたのに、うちの子活躍しなかったな......。と思っていませんか?今回ご参加いただいた皆さんも、サッカー経験がなく最初はわかりやすいプレーでしかプレーの良し悪しを判断できなかったそうで、「親向けに、試合の映像や解説を使ったサッカーを理解するコンテンツが欲しい」という声がありました。親がサッカーというスポーツをもっと理解することで、これまでは試合で活躍しなかったと思っていたわが子に「目立つプレーではないからこれまではわからなかったけど、いい判断だったんだね」と褒めるポイントを見つけることで、いい親子関係が築けそうだということでした。帰りの車で反省会をするより、ずっと前向きで子どもも嬉しい気持ちになりますね。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■その2.子どもが「じぶんごと」として意識するような熱中症対策近年、ゴールデンウイークごろから学校での集団熱中症などがニュースになります。熱中症への啓もうは何年も前から行われており、ご家庭でも学校でも子ども達に伝え、予防対策をしているにもかかわらず、肝心の子ども達自信に響いていない。と今回お集りいただいたお母さん方は嘆いていました。「水筒の中身をほとんど飲まずに帰ってくるので心配」との声も。のどの渇きを感じない、学校で頻繁にトイレに行きたくないなど子どもならではの理由はあるかと思いますが、春先から熱中症になる人が出る近年の気温の中、親御さんとしては本当に心配ですよね。実際に目の当たりにするまでは中々「じぶんごと」としてそのツラさや命の危険があることまでイメージできない、ということもあるかもしれませんが、今回お話を聞いたご家庭の中には、「うちは学校での集団熱中症などでクラスメイトが倒れた経験をしてもなお、じぶんごとになってないみたいです......」という声もありました。サカイクでも毎年のように最新の熱中症対策についてお送りしているので、親御さんが読んで、お子さんにその大変さを理解させ、予防対策に意識が向くような記事を配信していく予定です。■その3.子どものモチベーションが下がらないようにする方法高学年になってくると、トレセンやセレクションなど、選ばれることや合否判定に直面することが増えてきます。成長期を迎えて一気にうまくなる子に差をつけられているように感じたり、早い子では5年生の段階でクラブチームのジュニアユース(中学年代)にスカウトされているため、6年生でセレクションを受ける際に募集人員が少なく狭き門になっていることもあるそう。結果は気にしないようにしていても、セレクションに受からなかったわが子にどう声をかければいいか、普段の練習やほかのセレクションに向けてモチベーションが下がらないようにする接し方を知りたい親は多いのでは、という切実な要望をいただきました。最近では5年生ぐらいから部活の体験会に参加させる中学もあるそうで、高学年になると子どもの進路について悩むことが増えたり、ほかのご家庭がどのタイミングで進路を意識し動き始めたのか知りたいという意見がありました。ほかには、子どものモチベーションが下がるような応援の仕方についても、サカイクから啓蒙があると良いという声も。試合中ピッチの外からわが子だけに大声で支持を出したり、試合後わが子を読んでダメ出しする保護者の存在はよく聞かれますが、中には試合の審判をしながらベンチの子どもに罵声を浴びせるお父さんもいるのだそうで、試合での応援マナーやポジティブな声かけについて改めて紹介したら、チームから共有されるので良いかもしれないというアイデアをいただきました。今回、色々親としての心配や知りたいことを語りながらも、「親はプロになってほしいとか、なるべく高いレベルを目指してほしいとか理想を言うけど、結局のところ決めるのは本人だし、親は応援するだけなんですけどね」と締めくくるお母さん方。親として「こうなったらいいな~」という理想は描いてしまうものだけれど、最終的に子どもの人生を決めるのは子ども自身だから、それを見守るしかない。と、まさにサカイクの理念を体現されている方たちでした。次回は、サッカー少年少女を支える親として多くの人が抱える悩みについて、それぞれのご家庭での対応などをご紹介します。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!
2023年06月05日Biz Hitsは、「仕事のモチベーションが上がらないときの対処法に関する意識調査」の結果を発表しました。まず、仕事のモチベーションが上がらないのはどんな時か聞いたところ、「仕事内容に興味がもてないとき」が103人で最も多い結果となりました。次いで「雰囲気・人間関係が悪いとき」が85人、「体調が悪いとき」が83人で続いています。モチベーションが下がる原因を大きく分けると「仕事内容や量」「会社のシステム」「上司・同僚」「体調」となりました。次に、仕事のモチベーションが上がるのはどんな時か尋ねてみると、最も多かったのは「評価・感謝されたとき」で128人でした。以下、「仕事がうまくいっているとき」が98人、「仕事内容が好き・得意」が55人と続き、「人から評価・感謝されるとやる気が出る」という人が多数見られました。仕事のモチベーションが上がらないときの対処法については、1位「気分転換を試みる」(174人)、2位「自分にご褒美を用意する」(86人)、3位「とにかく仕事に集中する」(70人)という結果に。「気分転換」が、仕事の合間にも実践しやすい事から、圧倒的多数となりました。モチベーションが上がらない時があるのは仕方ないことなので、自分なりのリフレッシュ方法を探してみるといいかもしれませんね。■調査概要調査対象:現在お仕事をしている方調査期間:2023年3月27日~31日調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:500人(女性308人/男性192人)(フォルサ)
2023年06月05日ユニークキャリアは、男女500人を対象に「仕事のやりがいについての意識に関する調査」を実施しました。■やりがいがあれば、時間を気にせず仕事に没頭できる人が7割強!「やりがいがあれば時間を気にせず仕事に没頭できるか?」を仕事にやりがいを感じている500人に訊きました。結果は「はい」が72%、「いいえ」が7.8%、「どちらとも言えない」が20.2%でした。楽しい時間は過ぎるのが短いと感じることはないでしょうか。仕事においても同様で、楽しさや充実感をおぼえる仕事は時間よりも内容に意識が向くため、長時間でも苦痛にならない人が多いと考えられます。■やりがいを感じるために努力している人は全体の75%も仕事でやりがいを感じている500人のうち、75.4%と多くの人が「やりがいを感じるために努力したことがある」と回答。仕事にやりがいを求めて努力している人が多いことがわかります。続いて、「やりがいを感じるためにどのような努力をしているか」を訊いたところ、以下の結果が得られました。1位:今やっている仕事をどのようにしたら楽しく感じられるかを考えている311人「今やっている仕事をどのようにしたら楽しく感じられるかを考えている」と答えた人が全体の6割を占めています。やりがいを感じるために、仕事を楽しむ方法を考える人が多いことがわかりますね。2位:自分の好きなことを仕事にできないかを上司などに相談する73人「自分の好きなことを仕事にできないかを上司などに相談する」と回答した人が73人でした。仕事にやりがいを見出すために、周りの人に自ら働きかけることも重要だと言えます。3位:クライアント(お客様)の声を聞く量を増やす59人「クライアント(お客様)の声を聞く量を増やす」と回答した人は59人に。自分がやりがいを感じられる場面を意識して増やすことが有効だと考えられます。4位:同期よりも高い成績を出す47人「同期よりも高い成績を出す」という人が47人でした。仕事に対して明確な目標を掲げることが、やりがいに繋がると推察できます。■高い給料よりもやりがいの方が大事だと考える人が5割強も仕事にやりがいを感じている500人を対象に、「やりがいを最も感じるが給料は最低限度レベル」か「給料は1,000万円以上あるけどやりがいや楽しさを全く感じられない」どちらを選ぶかという質問をしたところ、54.4%が「やりがいを最も感じるが給料は最低限度レベル」を選ぶと回答しました。給料よりもやりがいが大事だと考える人が半数以上という結果となり、仕事におけるやりがいの重要さがうかがえます。また、やりがいを感じられなくなる時を訊いたアンケートでは、「仕事が楽しくないと感じた時」「自分のできないことが全くできないと感じた時」「単純作業ばかりで自分のスキル向上につながらないと感じた時」という回答が得られました。「楽しい」「自分の能力が活かせる」「自分の成長に繋がる」といった仕事にやりがいを感じる人が多いことがわかります。一方、やりがいを感じられなくなる時について「自分の仕事量に見合った給料がもらえないとき」という回答も多く寄せられました。給料が少ないことは、やりがいを感じられない理由の一つだと言えます。「高い給料よりもやりがいの方が大事」と答える人が5割を超えているものの、アンケート結果が割れている理由は「仕事量に見合う給料も必要」と考える人が多いからではないでしょうか。■やりがいを求めるために転職を決意した人は4割弱「やりがいを求めるために転職を決意したことがあるか?」というアンケートを取りました。結果は、「ある」と答えた人が37.6%、「ない」と答えた人が62.4%でした。先述のアンケート調査で、「やりがいを感じるため努力している」は75%だったことから、やりがいを求める人が多いことがわかります。やりがいを求めて努力をしてもどうにもならない場合には、転職が選択肢の一つとなることでしょう。■「やりがい搾取」を受けた経験がある人は3割も「やりがい搾取」のように、やりがいが得られるという名目で低賃金や長時間労働を課せられた経験があるかどうかのアンケートを行いました。結果は「ある」が29%、「ない」が51%、「どちらとも言えない」が18.6%となり、やりがい搾取を受けた人が3割もいることが判明しました。「やりがいがあれば時間を気にせず仕事に没頭できる」と7割の人が答えていることから、やりがいは仕事の大きなモチベーションとなることがわかります。しかし、「やりがいのある仕事だから」といって、仕事に見合った対価が得られない仕事で疲弊する人も一定数いるようです。やりがいを重視するあまり、不当な低賃金や長時間労働を課せられていたということにならないように注意が必要だと言えるでしょう。■まとめやりがいがあれば、時間を気にせず没頭できるという人が多く、仕事をする上で大切な要素だと言えます。仕事にやりがいを求めて努力する人は多く、転職を決意する人も3割以上いることがわかりました。一方、やりがいという名目で不当な労働条件を課せられた人も少なくありません。仕事にやりがいを見出すことで充実した日々を送ることができますが、同時に賃金や労働時間が適正かどうかを見極めることが重要となります。■調査概要・調査対象:やりがいを感じている男女500人・調査期間:2023年4月19日・調査機関:自社調査・調査方法:Freeasyを使用したインターネット調査ユニークキャリア株式会社出典:(エボル)
2023年05月04日重たいアウターも要らなくなリ、お出かけの足取りも軽くなる春到来!ちょっと足を伸ばす旅行やお出かけは、新しいお洋服を着たいモチベーションがアップしますし、普段のお買い物や近所の公園などへ行くときにも、お気に入りのお洋服が欲しい季節ですね。そこで本当に今すぐ着られるアイテムを一気にご紹介。お手持ちのお洋服の見直しつつ、プラスしたいアイテムを見つけていただけるとうれしいです。お出かけに持っておきたい撥水軽アウター日中はアウターが要らないくらいの日でも朝晩や急なお天気の変化の時には、軽めのアウターがあると安心ですよね。そんな日にぴったりなのが、こちらのAgreable アグレアーブルの水を弾いて汚れにくい 軽量ジップパーカー マウンテンパーカーです。ナイロンにポリウレタンがブレンドされた素材で、約350gの軽量。また伸縮性がある素材で、からだ馴染みが良いので、動きもスムーズ。また撥水・防汚加工がされているので、突然の小雨や、アウトドアで汚れてしまっても、汚れが落ちやすく安心です。さらに光沢を抑えたマットな風合いで、カジュアルさがありながらも、品良く着られる素材感になっています。デザイン性もアウトドア過ぎない雰囲気が◎。程よいゆとり感と後ろはおしりが隠れる長さで体型カバーも叶えます。またボリューミーなフードは、前を開けて着ると大きな襟のようになり、顔まわりのアクセントにもなります。裾はコードストッパーを絞ると丸みのある立体シルエットになり、後ろ姿にも可愛く決まりますよ。カラーは、シーンを選ばず使えるベージュとチャコールの2色展開。キレイめのインナーとも相性のいいカラーです。 【ご紹介したアイテム】天気が不安定な日の外出や、休日のアウトドアシーンにも着たい、撥水素材のパーカー。アウトドアライクになりすぎないデザインだから、軽アウターとしてデイリーにも使える1枚です。⇒ 水を弾いて汚れにくい 軽量ジップパーカー マウンテンパーカー撥水 防汚加工/Agreable アグレアーブル お花見やピクニックに頼れる撥水スカートお子様との公園遊びやお花見など、ボトムスの汚れが気になるお出かけが増える春にぴったりなのがこちらの、Agreable アグレアーブル水を弾いて汚れにくい 軽量スカート。ナイロンにポリウレタンがブレンドされた素材で、約270gの軽量。また伸縮性がある素材で、からだ馴染みが良いので、動きもスムーズ。また撥水・防汚加工がされているので、突然の小雨や、アウトドアで汚れてしまっても、汚れが落ちやすく安心です。さらに光沢を抑えたマットな風合いで、カジュアルさがありながらも、品良く着られる素材感になっています。薄手なので光にかざすとやや透け感がありますが、膝下まで裏地が付いているので、安心。裏地もソフトな伸縮性があるので、動きも妨げません。タイトすぎないので身体のラインも拾い過ぎないストンとしたIラインで、すっきり着られるシルエット。ボリューム感のあるトップスと合わせても、バランスが◎!体型カバーも叶う長めの着丈ながら、左右のスリットと素材のストレッチ性で動きやすさもストレスフリー。カラーは、シーンを選ばず使えるベージュとチャコールの2色展開。同素材のアウターと一緒に合わせてセットアップとしてもおすすめですよ。 【ご紹介したアイテム】天気が不安定な日の外出や、休日のアウトドアシーンにも着たい、撥水素材のスカート。アウトドアライクになりすぎないデザインだから、デイリーにも使える1本です。⇒ 水を弾いて汚れにくい 軽量スカート 撥水 防汚加工/Agreable アグレアーブル 着るだけで春を呼び込むストライプワンピ1枚でもレイヤーでも使えて、着るだけで春を感じるならこちら!爽やかストライプ 袖ギャザー ロングワンピースです。体のラインを拾わないゆったりとしたシンプルなデザインながら、大人カジュアルに使いやすいディテールが散りばめられています。ドロップショルダーと、ボリューム感を作るギャザーを組み合わせで、抜け感と女性らしさの好バランスに。また襟元はバンドカラーでほんのりマニッシュに仕上げて、ワンピースの甘さを抑えています。さらに前開きのシャツタイプだから、春から秋の軽い羽織ものとしても活躍します。素材は、シャツによく使われるオックス生地。ポリエステル90%コットン10%だから、重くならずシワにもなりにくいのが◎です。カラーはサックスとブラックのストライプの2色から選べます。どちらも大人カジュアルに使いやすいのがうれしいですね。 【ご紹介したアイテム】着るだけで春夏らしいコーデが決まる、ストライプ柄のワンピース。爽やかな印象のロングシャツワンピースは、パンツとのレイヤードや、羽織としてのアレンジもOK。⇒ 爽やかストライプ 袖ギャザー ロングワンピース/Agreable アグレアーブル しっとり艶あり素材のお仕事ブラウス春から新しい職場になる方も多いのでは?そんな方におすすめしたい、キレイめに決まるブラウスが、こちらのスキッパーネック とろみブラウスです。このブラウスの特徴は、なんといっても艶感とトロミのある素材感。着るだけでドレープが生まれ女性らしく決まります。それでいて厚みがややあるので、透けにくいのがポイントです。またお手入れは、お家で洗濯機で洗えるのもうれしいですよね。デザインにもこだわりが!素材のツヤを最大限に活かしたドレープデザインが魅力。ウエスト、サイド、後ろ襟に入った3種類のタックで、立体感のあるスタイルを実現。大胆かつ繊細なタック使いで、着るだけで決まる「揺れ感シルエット」を実現しています。また襟元はシャープなスキッパーネックで知性あるれる印象に。長袖なので、ロングシーズン活躍します。カラーは、定番と差し色の4色展開。どのカラーも女性らしく着こなせます。テーパードパンツやロングスカート、カジュアルなワイドパンツとも好相性。オンにもオフにも活躍すること間違いなしです。 【ご紹介したアイテム】しっとり落ち感のある生地がドレープを描き、タックインしたようなシルエットで着られる立体ブラウス。きちんと感と知性を感じるシルエットは、お仕事シーンにもおすすめ。⇒ スキッパーネック とろみブラウス/カウリーナ kauliina タイツを脱いだ春の足元にオーガニックレギンス寒い時期に履いていたタイツをレギンスに替えて足首を出したら春!足元から軽やかになりますね。コットンは保温性が高く、吸放湿性にも優れているため、オールシーズン快適。オーガニックコットンを主体に編み上げました。表糸にオーガニックコットン、裏糸は伸縮性も出すために、オーガニックコットンとナイロン糸を使用。ふんわり、さらりとした風合いのやさしい肌触りと心地よいフィット感にこだわった履き心地です。また心地いいフィット感のリブ編みだから、脚だけじゃなくヒップにもしっかり伸縮してカラダの動きもスムーズ。ワンピースなどにもレイヤードスタイルにぴったり。朝晩冷え込むのでパンツの下に重ね履きしてもいいですね。合わせやすい杢グレーと杢チャコールの2色展開。どちらも使いやすいので色違いで持っておくのもおすすめです。 【ご紹介したアイテム】オーガニックコットンを使用した、日本製のリブ編みレギンスです。保温性が高く、さらりとした素材のコットンが主体だから、年間を通して快適に着用できます。⇒ オーガニックコットン 肌に優しい リブレギンス 日本製/HOME 朝起きて、「さあ今日はなに着ようかな?」と思えるのって幸せ。また、時間がない時にこれがあれば大丈夫という洋服があるのも、また安心。服の選び方は人ぞれぞれですが、春を楽しくしてくれるものをどうぞ見つけてくださいね。 おーまえ京都在住。ほぼ毎日自転車行動。時間があると気になる場所やお店をウロウロ探し回りがち。お笑いと犬がずっと好き。最近はリボベジに小さな幸せを感じてます。
2023年03月27日当社は、このたび、全国の20~40歳代会社員の男女500名を対象に、「年末年始のやる気・モチベーションに関する調査」を実施しましたので、その結果をご報告します。本調査では、年末年始の連休前後のやる気や、会社を休みたいと思った経験、普段モチベーションにしていることなどについて調査。約74%が年始に仕事に行きたくないと思った経験があることが判明。「給料・ボーナス」をモチベーションにしている人が多い中、男女でモチベーションにしているものが異なる傾向も明らかになりました。また、「疲れ」についても調査し、7割以上が最近疲れを感じていることや、疲れると仕事の失敗も増えると感じる人が約80%いることが分かりました。疲れによって起きてしまった仕事上の大小様々な失敗談も寄せられました。年末年始における会社員の心の内が垣間見える調査結果となっています。■調査トピックス(1)75.0%がやる気が上がらず会社を休みたいと思った経験あり年末年始、やる気が出ないもの1位は「大掃除」(2)モチベーションに繋がるものは「給料・ボーナス」が最多。男性は「達成感」、女性は「推し活」で男女差もモチベーションを高めるために行っていること「美味しいものを食べる」自分へのご褒美は「1万円未満」が主流(3)7割以上が「最近疲れを感じやすくなった」。失敗談も「一桁間違えて発注」「名前を呼び間違えた」モチベーションが下がるのは「連休明け」「疲れている」時疲れると仕事の失敗も増えると感じる人約80%■調査概要・調査テーマ:年末年始のやる気・モチベーションに関する調査・調査方法:WEBアンケート調査・調査期間:2022年11月16日(水)~11月18日(金)・調査対象者:全国の20~40歳代会社員の男女500人(性年代均等割付、公務員含む)・調査主体:アリナミン製薬株式会社・調査機関:株式会社ネオマーケティング以上<調査結果詳細>1.75.0%がやる気が上がらず会社を休みたいと思った経験ありまず、年末年始の連休前のやる気について調査しました。年始に仕事に行きたくないと思ったことがあるかを聞くと、7割以上の人が「ある(74.2%)」と回答しました。また、やる気が上がらず、会社を休みたいと思ったことがあるか聞いてみたところ、「よくある(38.0%)」と回答した人は約4割でした。「たまにある(37.0%)」と合わせると75.0%もの人が、普段から会社を休みたいと思った経験があるようです。連休が楽しみな年末年始ですが、何かと忙しい時期でもあります。年末年始にやる気が出ないものを調査すると、1位は「大掃除(44.2%)」でした。会社員にとって、年末最後の大仕事は大掃除なのかもしれません。2位は「年賀状(26.2%)」で、「親族の集まり(19.8%)」や「忘年会・新年会(18.6%)」を抑えて、3位は「年末調整(20.2%)」でした。毎年訪れる大掃除や年賀状。やらなくては、と思えば思うほど腰が重くなり、つい後回しにしてしまいがちです。「サクッと取り掛かりたいけど、最初の一歩が動けない」という方も多いのではないでしょうか。<年末年始にやる気がでないものランキング>1位:大掃除(44.2%)・寒い中掃除をするのが面倒だから(宮城県・34歳男性)・年末で仕事が無い時くらいはゆっくりしたいから(岐阜県・22歳男性)・やることが山積みすぎて、体力的にきつくなる(福島県・40歳女性)・こまめに掃除をする習慣がないから、一気にやるのが大変(東京都・28歳女性)・とりあえず道具揃えたりするところから面倒(大阪府・33歳女性)2位:年賀状(26.2%)・書く内容が特に無いのでストレス(埼玉県・35歳男性)・デザインや写真を考えることや、誰に送るかを悩むのが億劫なため(東京都・38歳男性)・書かないといけないという義務感から(静岡県・25歳女性)・面倒くさいし、送る人もほとんどいないので(北海道・37歳女性)3位:年末調整(20.2%)・手続きが面倒だから(三重県・29歳男性)・計算が面倒くさいし頭を使うから(宮城県・29歳女性)・書かなければいけない書類が多すぎて処理に時間がかかるから(千葉県・31歳女性)2.モチベーションに繋がるものは「給料・ボーナス」が最多。男性は「達成感」、女性は「推し活」で男女差も年始の仕事は多くの人のモチベーションを維持できていないことが分かりましたが、普段はどのようなことをモチベーションにして過ごしているのでしょうか。まず、自分のとった行動で自分自身が満足した時と、他人が喜んでくれた時で、どちらの方がモチベーションに繋がりやすいかを聞きました。その結果、約7割が「自分が満足した時(68.4%)」と回答。具体的に日々のモチベーションに繋がっているものを調査すると、男女ともに「給料・ボーナス」が最多でした。「休日」や「趣味」の割合も高く、自分のプライベート時間を確保する意見が多く見られました。次に多かったのは、男性は「達成感(20.0%)」、女性は「推し活(16.0%)」でした。続いて、日々のモチベーションを高めるために行っていることを調べると、男女の差が目立ったのは「美味しいものを食べる」「自分へのご褒美を買う」という回答で、8.8%の差で女性の方が自分へのご褒美をモチベーションにしている人が多いことが分かりました。また、「推し活」や「親しい人に愚痴をはく」という回答も女性の方が多い結果でした。一方、男性は女性と比べて「ジムに通う・運動する」という意見が多く、男女の違いが見て取れました。運動が、やる気成分であるドパミンの放出に繋がっていることは科学的に分かっています※。モチベーション維持のために運動している人は、知らず知らずのうちにやる気成分も出しているのです。男女で方法は違えど、科学的にやる気成分を引き出す方法を実践しているようです。※やる気成分と運動の関係は「フルスルチアミン 疲れLab.」にて紹介中自分へのご褒美は1万円未満が主流先述の調査結果で上位に入っていた「自分へのご褒美」。自分へのご褒美にいくらまで出せるかを聞くと、半数以上が「5,000円未満(35.8%)」「5,000円~10,000円未満(20.2%)」と答え、比較的堅実的な人が多いことが分かりました。一方で、「100,000円以上(3.6%)」の人もわずかながらいました。ささやかな楽しみから大きな楽しみまで、様々な「ご褒美」が自分のモチベーションを保つ秘訣なのかもしれません。3.7割以上が「最近疲れを感じやすくなった」。失敗談も「一桁間違えて発注」「名前を呼び間違えた」モチベーション維持の秘訣や高める方法が明らかになりましたが、モチベーションが下がる原因はどのようなものなのでしょうか。どのような時にモチベーションが下がるかを調べると、「連休明け(48.0%)」が最多でした。楽しい休日から一転、仕事モードに切り替えなくてはいけない連休明けは、どうしてもモチベーションが下がりやすいようです。次に多かったのは「疲れている(42.4%)」、「失敗した(39.8%)」という回答でした。最近、疲れを感じやすくなったかを尋ねると、7割以上が「そう思う(32.2%)」「どちらかというとそう思う(40.2%)」と答えました。例年、年末に仕事が忙しくなる人は約4割を占めており、特に年末年始は疲れが現れやすい時期だと言えます。疲れると起こりやすいのが「仕事の失敗」。疲れによって仕事の失敗が増えると感じる人は、「そう思う(30.8%)」「どちらかというとそう思う(49.0%)」を合わせて約8割に上りました。疲れをうまく解消することで、仕事の失敗を防ぎ、結果的に自分のモチベーションを低下させないようにしたいですね。最後に、疲れが原因で失敗したエピソードを募ったところ、誤字脱字のミスや、桁を間違えた発注ミス、納期の勘違いなど、仕事上の大小様々な失敗談が寄せられました。<疲れが原因で失敗したエピソード>・一日頑張って作ったデータを飛ばしてしまった(千葉県・42歳男性)・誤字脱字だらけの文章を上司に提出してしまった(神奈川県・23歳男性)・効率の良い作業ができず、時間が掛かってしまった(埼玉県・38歳男性)・間違えた書類を大量に送ってしまった(東京都・26歳男性)・個数を一桁間違えて発注してしまった(愛知県・48歳男性)・提出書類の日付を全部間違えた(滋賀県・27歳女性)・メールの見落としが増える(埼玉県・33歳女性)・患者さんの名前を呼び間違えた(茨城県・44歳女性)・後でメモを取ろうとしていたことを忘れました(千葉県・34歳女性)・締め切りを勘違いしていた(東京都・28歳女性)仕事を失敗してしまうことは誰しもあることですが、疲れが溜まればモチベーションも下がってしまうもの。疲れをうまく解消する時間的・金銭的余裕はなかなかなく、何をするにしても大量の選択肢の中から即断・即決しなければならない現代人は、常に集中しっぱなしで心休まる時間が取れないというのが本音ではないでしょうか。そこから更に失敗を重ねてしまえば、疲れも溜まりモチベーションも上がらずますます悪循環に…。やる気をテーマに調査した中で見えてきたのは、大多数が年末年始は仕事に行きたくないというもの。あの手この手でリフレッシュや愉しみを作ったり、時に休んでみたり。普遍的な悩みを乗り切るためのほんのちょっと背中を押してくれる、やる気スイッチを押してくれる、そんなものが現代人には必要です。「フルスルチアミン 疲れLab.」ではそんなお役立ち情報を発信中です。■アリナミン製薬の「フルスルチアミン 疲れLab.」について「フルスルチアミン 疲れLab.」では、現代人を「疲れ」から守ることをポリシーに、目の疲れ・肩や腰の痛みなどの、現代人の疲れの症状に効くフルスルチアミンの効果をご紹介しています。フルスルチアミンはビタミンB1を改良したビタミン誘導体です。ビタミン自体はサプリメントや食品で広く知られていますが、具体的にその働きや意義を伝えるのがこのサイトのミッションです。アリナミン製薬はフルスルチアミンの創生メーカーとして、本サイトを通して、「フルスルチアミン」と「疲れ」を中心に、意外と知られていないメカニズムや、最近の情報、本調査のやる気・モチベーションとフルスルチアミンの関係まで、詳しく紹介中。モチベーションが上がらない、でもいつもお金を遣ったり有給休暇を使うわけにもいかない、という方は是非サイトをチェックしてみてください。「フルスルチアミン 疲れLab.」URL: フルスルチアミンとは?私たち人間は、細胞の中で三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)からエネルギーを生み出し、生命を維持しています。糖質からエネルギーを生み出すために不可欠な栄養素がビタミンB1です。ビタミンB1はアルコールの代謝時やストレスを受けたときにも大量に消費されます。ビタミンB1が不足すると、糖質から十分にエネルギーを生み出すことができなくなり、食欲不振や疲れ、だるさなどの症状が現れるため、身体にとってなくてはならない栄養素です。ただ、ビタミンB1は水溶性で、水に溶けやすく熱にも弱いため、食材からとる場合、調理時の水洗いや加熱などによって失われやすく、また一度にたくさん摂っても腸から吸収できる量に限りがあることが分かっています。そんなビタミンB1の弱点を補い開発されたのが、ビタミンB1の構造を変えて腸から吸収しやすい形(これを誘導体といいます)にした「フルスルチアミン」です。フルスルチアミンは医薬品成分であり、医薬品(医薬部外品含む)にのみ配合が認められています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月20日上手な子は上の学年の試合に同行させてもらえるけど、息子は留守番組。ほんの2~3人留守番させるなら連れてってくれてもいいのに。本人も「自分は下手で出たら負けちゃうから当然だけど、ちょっと悔しい」と。子どもが卑屈になったらどうするの!?「お前は下手だから試合に出れない」と友達に言われたら?どうモチベーションをあげればいい?と悩むお母さんからのご相談。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、悩めるお母さんにアドバイスを送ります。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<月謝を払っているのにスクールコーチが何も教えてくれません問題<サッカーママからのご相談>10歳の子どもがサッカーの少年団に入っています。上手な同級生は上の学年に同行し試合に出してもらってますが、息子は留守番組です。同行している子はパパコーチの子で、少年団以外にもサッカーを習っているので上手なのは当然なのですが、わずか二人くらいを留守番組にしたりするなら、連れて行ってくれてもいいのでは......と思います。息子は「自分は下手なんだし、出たら負けちゃうんだから上手な子が行くのは当然。でもちょっと悔しいかな」と言っています。練習は楽しんで行ってますが、親の私がどんなモチベーションでいたらよいのか、モヤモヤしています。上手な子だけが選ばれる、自分は下手だから、と息子の気持ちがどんどん卑屈になったらどうしようとか、友達から「お前は下手だから試合にでれないって言われたらどうしよう」とか私が悩んでしまってます。子どものモチベーションを下げさせないためにどんな心でいればいいのか、どんな風に声をかければいいのか、などアドバイスをいただければと思います。<島沢さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。短いご相談文の中から推察してお答えするので、若干ずれがあるかもしれません。そこは最初に断っておきますね。そのうえで、結論から申し上げます。このケース、一番の処方箋はお母さんが息子さんのサッカーから距離を置くことです。■問題は子どものモチベーションでなく、自分のモチベーションが下がっていることでは息子さんは「自分は下手なんだし、出たら負けちゃうんだから上手な子が行くのは当然。でもちょっと悔しいかな」と言いつつも、練習は楽しんで通っていると書かれています。「親の私がどんなモチベーションでいたらよいのかモヤモヤする」とありますね。そこを考えると、実は息子さんではなく、お母さんの問題のような気がします。「子どものモチベーションを下げさせないためには?」との相談のようでありながら、実は子どものサッカーに対するご自分のモチベーションが下がっている。それが不安で仕方ないのではありませんか。■子どもは楽しく練習しているのに、起きてもいないことで親が不安になっている状況ご相談文の冒頭で、留守番組の二人だけが置いて行かれることに対し、不満を述べられています。面白くない気持ちはよくわかります。私も息子が小学3年のとき、上の学年に呼ばれて遠征に行ったら1試合も出られず戻ってきたことがあります。試合中に先輩のプレーを見ずに砂に絵を描いていたから「もう出さない」とコーチに言われたそうです。ですが、息子は自分の学年ではないし、大して気にしてもいませんでした。ただ単に「一日中ベンチにいて面白くなかった。自分の学年の練習に行きたかった」と言っただけでした。まあ、そうだろうなと私も思いました。上の学年は人数も多く、下の学年が出て、その学年の子どもは少ししか出られないことが問題になっていました。息子さんは自分の学年の活動があるのだからそれでOKな気がします。だから本人も楽しく練習しているのでしょう。それなのに、お母さんは、彼の気持ちが卑屈になったらどうしようとか、友達から「下手だから試合にでれないって言われたらどうしよう」と、まだ起きてもいないことを心配しています。もしかしたら、他のこともあいまって、お母さん自身の不安感情が高まっているのかもしれません。少し気分を静めて、パートナーと話し合ってみるなどして、ご自分の気持ちの揺れと向き合ってみてはいかがでしょうか。■親に信用されてないと感じると子どもは落ち込むもし本気で息子さんの精神状態が心配でたまらないのならば、もう少し自分の子どもに自信を持ちませんか?この連載でも以前に申し上げましたが、親が「転ばぬ先の杖」を立てようとすると子どもを不安にします。自分は楽しいと言ってるのに、卑屈になったらどうしようとお母さんが心配していることを感じた子どもは、自分が信用されていないことに落ち込みます。つまり「最も近くにいる母親にこんなに心配されてしまうダメな僕」と思ってしまいます。試合に出られない彼の悔しさに「残念だったね。悔しいね。一緒に連れて行ってくれればいいのにね」と共感することは重要です。ただし、子どもの気持ちに親が同化してはいけません。そこでは「いいじゃん。学年の試合があるしね。また頑張ればいいよ。楽しくサッカーできればいいね」と寄り添ってあげてください。しかも冒頭で伝えたように、息子さんは楽しんで通っています。そこを認めてあげましょう。■「試合に出さないなら辞めさせます」親が立腹して子どもの意思を無視するケースも(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)以前、都内で少年サッカーのコーチをしている方が、こんな事例を教えてくれました。4年生が大会に出たら、相手が強くて、二人だけ試合に出せなかったそうです。すると、その日当番だったその子のお母さんが「試合に出ないのなら当番なんかしないほうがよかった。もうやめさせます」と言ってきたそうです。コーチは陳謝し、その子にも「今度はチャンスがあるから」と説得したら、子どものほうはうなずいたそうです。入ってまだ数か月でしたが、サッカーを好きになっていました。ところが、お母さんは聞き入れません。「みんな出られると言われたから入れたのに」と言って、息子さんの手を引っ張って帰ってしまいました。「子どものほうはやめたくなかったと思う。歯を食いしばって泣くのを我慢していました。でも、母親にやめたくないと言えないわけです」歯を食いしばっているのを、お母さんは「ほら、この子もこんなに悔しがっている」と言ったそうです。親が子どもをコントロールできると考えないほうがいいです。声掛けとか、何か話をしてやる気が出るものではありません。日ごろから、できるだけ子どもの選択を尊重して任せましょう。「ま、いっか。サッカーをするのは私じゃない。この子なんだし」そのようにぜひ割り切ってください。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2022年02月09日今年も、「JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会」(旧全日本少年サッカー大会/以下全日本U-12)のシーズンとなりました。都道府県大会を勝ち抜いた競合チームが会場の鹿児島県に集まり、優勝を目指して白熱したプレーを繰り広げてくれることでしょう。決勝戦はテレビ放映も予定されています。そこで、同世代の選手たちのプレーを観ることのメリットについて、日本サッカー協会(以下JFA)普及ダイレクターの中山雅雄さんにお話を伺いました。(取材・文:小林博子)■ピッチに立つ選手たちは「憧れ」でなく「目標」動画配信アプリなどで、サッカー動画を好んで観る子どもたちはとても多いもの。ただしそれらの動画のほとんどは、試合の一部を切り取ったダイジェスト動画です。「華々しいゴールシーンや、技が光るきらめいたプレーに魅了されるのは当然のこと。しかしそれだけではなく、試合を通しで観ることにもたくさんの意味があります」と中山さんは話します。<<前編:ダイジェスト映像ではなく1試合見ることでオフザボールの理解が進む理由また、12月29日(水)には、「JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会」の地上波でのテレビ放映が予定されています。サッカー少年の憧れの舞台に立ち、プレーする同世代の選手たちの姿は、子どもたちにとっては「憧れ」だけではありません。都道府県大会に出場し、勝ち進んだとしたら、自分がそのピッチに立っている可能性もあった試合だからです。この日戦う選手たちは、手の届く範囲にいる存在。中山さんは、「これから先、チームメイトや対戦相手になるかもしれない彼らの戦う姿は、叶えることができる『目標』」だといいます。■子どもたちが注目すべき3つのシーン目標として試合を観ることは、試合を「自分ごと化」できます。「自分だったらこうする」という意識が芽生えやすいからです。そのためには、ダイジェストではなく試合を通して観ることがサッカーというスポーツの理解を深めるのに役立つのです。ゴールなど試合の中で盛り上がったシーンは試合全体ではごく一部の瞬間です。ほとんどの選手が試合の中ではボールを持っていない時間が多いのです。ゴールの瞬間以外にも、試合ではさまざまなことが起こりますが、今回はその中でも小学生の子どもたちがとくに観るべき3つのポイントを中山さんが教えてくれました。1.試合の流れ比較的プレー時間が長いにもかかわらず、1つのゴールで勝敗が決まるサッカー。その1点を奪い、守る試合の中には、数々の「流れ」が存在します。その流れを感じられるのは、ダイジェスト動画にはない試合観戦の醍醐味です。また、現代サッカーでは試合の中で戦術が変わるのはよくあること。流れにのりつつ、状況に応じてどう戦術を変えているかなども見どころのひとつです。2.ダイジェストとして切り取られない動きゴールの手前のシーンで、選手たちはどうしているのか。ダイジェスト動画になるスーパーゴールが生まれるためには、パスやドリブルなど、ゴールまでボールを運ぶことに成功した何かがあるはずです。それ以外にも、ミスをした際にどうリカバリーしているか、オフザボールではどう動いているのかなど、シーンを切り取られた動画にはない学べるポイントにも注目しましょう。3.自分のポジションの選手に注目する自分の目線で観たい選手の動きを見られるのも、試合を通しで観る意味のひとつです。これはスタジアムなどで生でみるほうが自由度が高いのですが、テレビでも十分学ことはできます。例えばドリブラーなら、ボールを持ってなぜ前向きになってスタートできたのか。どうやって相手をかわしてチャンスをつくるために何をしているのかを観察するのは、自ら観ようとしないと観ることができません。ダイジェストだと相手をかわしてスタートしたシーンから始まりがちだからです。■テレビで観戦だけのメリットもサッカーの試合を通しで観るのには、生観戦またはテレビやオンラインでの試合中継の2パターンがあります。スタジアムの臨場感や自由度の高い観戦にはテレビ観戦は及びませんが、生観戦にはないメリットもいろいろあります。まずは「解説」があること。試合の展開を即座に言葉にして理解を促してくれるので、子どもたちの学びにもつながります。2つ目は、画面がスイッチされること。生観戦では見える景色が席に依存されますが、テレビではわかりやすい角度や位置に何台もカメラがあり、視聴者にとって最適な距離や角度から、プレーがよりわかるように放送されます。サッカーを熟知したスタッフによるその編集は、とくに小さなサッカー少年たちにとっては「観るべきポイント」がわかりやすくなることでしょう。「JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会」は、12月29日(水)10:30から日本テレビ系31局ネットで放送されます。観るべきポイントをおさえつつ、同世代の選手たちの戦いを観戦してみてはいかがでしょうか。子どもたちの「目標」が1つ増えるかもしれません。【放送予定】TV放送、インターネットライブ配信予定はこちら>>中村憲剛さんのメッセージを含む大会オープニング映像や、ラウンド16までの【フルマッチ】動画も見られるJFATV(YouTubeチャンネル)はこちら>>
2021年12月25日今年も、「JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会」(旧全日本少年サッカー大会/以下全日本U-12)のシーズンとなりました。都道府県大会を勝ち抜いた競合チームが会場の鹿児島県に集まり、優勝を目指して白熱したプレーを繰り広げてくれることでしょう。決勝戦はテレビ放映も予定されています。そこで、同世代の選手たちのプレーを観ることのメリットについて、日本サッカー協会(以下JFA)普及ダイレクターの中山雅雄さんにお話を伺いました。(取材・文:小林博子)■ダイジェストではない「サッカー観戦」を観る機会が減っているデジタルネイティブである今の小中学生たちにとって、動画を観ることは日常のひとつ。国内外の有名選手のスーパープレーや、日本代表チームのゴールシーンなどに釘付けになっている子どもも少なくないようです。その反面で、今の子どもたちは、キックオフから試合終了までを通して観戦することが減っているように感じませんか。代表戦ですらアジア最終予選はアウェイの試合が地上波で中継されなかったり、お住まいによっては地元のプロチームのスタジアムが遠かったりと、さまざまな事情で、サッカーの試合をテレビで観る機会が減っています。とはいえ、ダイジェスト動画だけでサッカーが理解できるのか、試合を観るのも選手として上達につながる大事なことではないのか、と感じている保護者・指導者の方もいるのでは。■1試合を通して試合を観ることの大切さ「ダイジェスト動画を観て、憧れの選手の華やかなスーパープレーにわくわくする気持ちを持つことは大切です。ただしそれだけではなく、試合の流れやオフザボールでの選手の動きも観られる、ダイジェストではない試合を観ることも、子どもたちのサッカー観を養う上ではとても大切なことです」そう話すのは、今回お話を伺ったJFA普及ダイレクターの中山雅雄さんです。どんなスーパープレーでも、その瞬間を生み出すまでに選手は試合の中でどんなふうに動いてそのプレーにつなげているのかなどは、ダイジェストだけでは知ることはできません。サッカーの試合に存在する「流れ」を感じることができるのは、一部を切り取った動画にはないヒントにあふれています。また、ゴールに結びついたり、ドリブルで突破できたりといった成功シーンだけではなく、ミスも観たほうがいいと中山さんは言います。プロ選手ですら試合の中ではミスをするので、そのミスにつながった理由や、どうカバーするかなども試合を通しで観るからこそ観ることができるポイントだそうです。■全少の試合には「手に届く目標」がたくさん発見できる今年の全日本U-12サッカー選手権大会は、12月26日(日)~12月29日(水)の開催に伴い、JFATVで全試合を生配信します。また、準決勝、決勝の様子は日本テレビ系31局ネットにて、決勝戦当日の12月29日(水)10:30より録画中継が行われます(決勝戦のキックオフは9:30を予定)。準決勝の放送予定はこちら>>全少は同世代の選手たちのプレーを観るまたとない機会です。「身近な存在の子どもたちのプレーにも、観るメリットがたくさんありますよ」と、中山さん。最大のメリットは、同世代のトップレベルの選手たちのプレーを観ることにより、自分たちがたどり着きたいレベルを知り、サッカーに対するモチベーションを高めるきっかけになるからということです。プロの選手による華やかな成功シーンは「夢」、「憧れ」です。小学生がすぐにできるかというとそうではないはず。対して同世代の選手たちの姿は、来年、再来年にこうなっていたいという身近な「目標」になり得るからです。実現可能な目標を明確に持つことで、サッカーに対する姿勢にも変化がみられるかもしれません。■まずは親御さんが楽しんで観戦を試合を観ることの大切さを理解すると、ぜひわが子に観戦させたくなるところですが、子どもがすすんで観たいとは言わない可能性もあります。「うちの子はサッカーをするのは好きだけど、観るのはそれほどでもないみたい」そんな声もちらほら聞きますが、それならそれでOKだと中山さんは言います。「サッカーは観るより自分でプレーするほうがもちろん上手くなる」とのこと。それゆえ、興味が持てない状態で無理に観させる必要はないのだそう。「まずは親御さんが楽しく観戦している姿を見せてみては」とのアドバイスもいただきました。「お子さんに観させる」のではなく、まずは大人が楽しむ1時間として決勝戦をテレビ観戦するのもおすすめです。その世代の最高の舞台で、勝利を目指して一生懸命プレーする子どもたちを応援してください。【放送予定】TV放送、インターネットライブ配信予定はこちら>>中村憲剛さんのメッセージを含む大会オープニング映像や、ラウンド16までの【フルマッチ】動画も見られるJFATV(YouTubeチャンネル)はこちら>>
2021年12月24日なんだかモチベーションが下がっているな、と感じるときはありませんか? そんなときは、気分を高めてくれる相手と接してみるといいですよ。 12星座別にあなたを高めてくれる相手を調べてみました!てんびん座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「元気づけてくれる人」です。単に元気な人というよりも、ガサツなところのない機転のきく相手が良さそう。あなたはプライドが高い一面があるので、あからさまな態度の人はしらけてしまってNGです。それよりもユニークな会話や考え方の人と接すると、自分自身の感覚を取り戻せます。さそり座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「的確なアドバイスをくれる人」です。冷静な一面をもつあなたは、普段から信頼できる人かどうかを見極めているようなところがあるでしょう。心を開いて素直にアドバイスを聞き入れられる相手はそう多くないはず。年上や先輩など、あなたのことをよく理解してくれている人にアドバイスを求めると突破口になりますよ。いて座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「失敗を笑い飛ばしてくれる人」です。いて座は何でもとにかくスピードが速いので、あなたの考えについてこられる相手が少ない可能性も。何事も笑い飛ばしてくれるような大らかな人と一緒にいると、あなた自身も深刻にならないでいられます。過去にとらわれず、たとえ苦い経験をしようとも笑ってくれるだけで、いつもの自分を取り戻せるでしょう。やぎ座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「感情表現が豊かな人」です。普段のあなたは、自分自身の感情を言葉にするのが苦手。感性豊かな言い回しで話す相手と一緒にいることで、大きな刺激を受けるでしょう。「そうか!本当は私、悔しかったんだ」などと発見することもありそうです。みずがめ座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「気を使わない人」です。みずがめ座のあなたは、他人にさほど言葉を求めていないようなところがあります。なぜならどれだけモチベーションが下がろうと、答えは自分の中にあるとわかっているから。それより無言でいてもリラックスできるような相手と、ただ一緒に過ごすことの方が大事です。どんな状況でも受け入れてくれるという安心感が、本来の自信を取り戻させて、あなたを高めていってくれますよ。うお座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「あなたに寄り添ってくれる人」です。繊細なうお座の人のやる気が出ないときは、結構わがままになりがちです。心の底で「どうしてわかってくれないの!」と不満を煮えたぎらせることも。そんなあなたの気持ちを汲んで、共感してくれるような相手と一緒にいれば、自然と気分が高まりますよ!記事を参考に対処法!知っておこう!モチベーションが下がることは誰にでもあることです。そんなときにどう対応すればいいかを普段から知っておきましょう!"
2021年11月23日最近モチベーションが下がってきている、と自覚することはありませんか? そんなときにあなたを高めてくれ、いつもの自分を取り戻させてくれる相手がいます! どんな相手なのか星座別に調べてみました。おひつじ座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「あなたを笑わせてくれる人」です。ひょうひょうとしていて、いつも冗談をいっているような、おもしろいタイプの人がいいでしょう。あなたは周りから頼られる人ですが、自分から相談するタイプではあまりありません。人から気を使われるより、笑い話で盛り上がれる相手が気持ちを整えてくれるはず。おうし座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「話をとことん聞いてくれる人」です。ここで重要なのは、おうし座のペースに合わせてくれる相手だということ。結構あなたは、出会った当初は無口でも、心を開くとおしゃべりになってわがままもいうタイプ。そんなあなたのテンポに寄り添い、急にかけてきた電話を永遠にきいてくれるような相手がいいでしょう。ふたご座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「一緒に大笑いできる人」です。あなたはもともと、悩んでも翌日になるとケロッとしていて、めったに落ち込まないタイプかもしれませんね。そんなあなたでもモチベーションが下がってきたと感じるときは、笑うことが大事。一緒に笑って「悩みなんてたいしたことない!」と受け流してしまえれば、スッと気持ちも楽になるでしょう。かに座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「常に変わらない態度の人」です。あなたはモチベーションがさがっているときには、結構ナイーブになってしまいます。他人のささいな言葉尻や受け答えによって、「嫌われたかもしれない」と落ち込むこともあるでしょう。そんなときにいつも通り接してくれる人と一緒にいると、あなたを安心させて気分を高めてくれますよ。しし座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「冷静な視点の持ち主」です。本当のことをいえば、モチベーションが下がっていること自体を周りに気づかれたくないあなた。そんな中でも冷静な判断ができる相手のことは、一目置いているはずです。会話しているうちに自分も現実的になってきて、本来の自分を取り戻せるでしょう。おとめ座モチベーションが下がってるときにあなたを高めてくれる相手は、「いつも味方でいてくれる人」です。あなたは「あれでよかったのかな」と思い始めると、そればかり気になって頭を離れないタイプ。そのためどんな状況であろうと、あなたに「問題なし!」といってくれる相手がいると心強く感じます。モチベーションが下がっているときも、自信につながりますよ!モチベーションが下がってきたら注意かも?自分を高めてくれる人がわかりましたか?モチベーションが下がってきたら、あなたを高めてくれる相手に連絡してみましょう。"
2021年11月20日ダイエットの最初のうちは頑張っていたものの、時間が経つと「モチベーションが上がらない」「がんばりすぎて疲れてしまった」などという方も少なくないのではないでしょうか。そんな方のために、今回はモチベーションを上げるコツと、モチベーションを保ったままダイエットを続けるためのポイントを解説します。ダイエットのモチベーションを上げるには理想の自分を想像するダイエットを成功させるには、目標体重になった際に何がしたいか、という具体的なイメージを持つことが大切です。ぼんやりと「痩せたいなぁ」と思うよりは、明確なイメージがある方がモチベーションを保ったままダイエットに取り組むことができます。「●㎏になって細身のパンツを履きたい」「●㎏になってスーツを着こなしたい」「●㎏になってカラダを軽くしてマラソン大会で完走したい」などと、自分のしたいことを考えてみましょう。目標を高く持ちすぎない「1か月で5㎏痩せる!」「3か月で10㎏痩せる!」などと大きな目標を持って取り組むこともモチベーションのひとつにはなりますが、リバウンドしやすかったり、達成できなかった際はモチベーションが下がってしまったりと、ダイエットを諦めてしまう一因になりかねません。あすけんでは、3か月で現体重の3~5%以内の減量がリバウンドしにくいとしておすすめしています。無理のない目標を決めることがダイエット成功への第一歩です。例えば、70㎏の方は3か月で2~3.5㎏マイナスを目標として取り組んでみましょう。まずは小さな目標を達成する上記のように、理想のイメージや体重の目標を掲げた後は、小さな目標を考えて、コツコツと取り組んでいきましょう。実現可能な小さな目標をクリアし、成功体験を続けていくことでダイエットを続けやすくなるとされています。この方法は、実際にダイエット指導でも用いられることがあります。ポイントは、体重の数値などを目標にするのではなく、行動に焦点を当てて目標を決めます。例えば「毎日階段を使えた」「食事は必ず野菜から先に食べた」などの目標で、1~2週間程度の短い期間を目標とすると良いでしょう。達成できた際は、自分へのご褒美を考えておくのも良いですね。洋服や化粧品、趣味のものを買ったり、マッサージに行ったりなど、食べ物でないものにしておきましょう。仲間と励ましあう同じ目標を持つ仲間とコミュニケーションをとることもやる気アップにつながります。あすけんでは「みんなの日記」から様々なユーザーさんの様子を知ることができます。また、投稿された日記に対して、コメントや、「がんばって」「いいね!」ボタンで応援しあうことも可能です。ダイエット仲間だからこそ共有できる悩みを相談したり、成功者の体験日記を読んでみたりと、使い方は様々です。ぜひ活用してみてください。ダイエットを継続するために行いたい習慣ダイエットは続けることが大切です。モチベーションを保ちながら、毎日コツコツ取り組める方法を身に付けましょう。体重を測って記録する毎日体重測定・記録することはダイエットには欠かせません。がんばった成果を数字で確認できるのはもちろん、食べ過ぎてしまった際の振り返りにも大切です。体重測定、記録をすることで減量効果がみられるという研究報告は多数あり、ダイエット効果が期待できます。あすけんで体重の記録を続けると、グラフ化した体重を見ることが出来、過去の変化がわかるので楽しくなってきますよ。こまめにカラダを動かす運動によるダイエットはもちろんおすすめできますが、体調不良・忙しさ・寒さ・暑さなどの理由で遠ざかってしまうこともありますよね。運動のハードルを下げて、消費するカロリーはわずかでも、まずは続けることから始めてみましょう。「階段を使う」「一駅分歩く」「1時間に1回はカラダを伸ばす」などと、自分が取り入れやすい方法でOKです。続けられた際は自分を褒めてあげましょう。食べ過ぎた後は気持ちを切り替えるダイエットを長く続けるほど、お付き合いやストレスで食べ過ぎてしまう場面に多く出会ってしまうことも。食べ過ぎて落ち込んでしまうということは、それだけダイエットにがんばっている証拠です。がんばっている自分を認めてあげながら、食べ過ぎた後は気持ちを切り替えて、食べ過ぎた分を調整しましょう。ダイエットを長く続けるためには、時には息抜きも必要です。無理なく続けられる方法を見つけることが、ダイエット成功への第一歩です。モチベーションをうまく保ちながら、ダイエットに取り組みましょう。 【執筆者】広田千尋/管理栄養士これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
2021年10月24日人にはそれぞれ大切なものや譲れない価値観、そしてモチベーションがあると思います。でも意外にも、それを自分で分かっている人は多くはありません。自分が何を着火剤として火がつくのか押さえておけば、やる気スイッチをすぐに押すことも可能になるかも。そこで今回は、誕生月からあなたの「モチベーションの源」についてご紹介いたします。それではさっそく見てみましょう!■ 1月生まれ【決めた目標を果たすため】自分で決めたことを全うする、堅実なタイプが多いです。そのため、自分の決めた目標やタスクを淡々とこなすのを好むところが。同じ目標を持つ人たちからは尊敬され信頼されるため、経験値を積めば積むほど魅力的な人物になれるはず。■ 2月生まれ【お金や人脈を貯めるため】お金を管理をしたり、マネージャーとして人をまとめるのに向いているタイプが多いです。そのため、人前に立って皆を引っ張っていくよりも、陰で臨機応変に対応している自分に満足するところが。またお金を貯めるのも上手く、それを楽しみにする一面も。■ 3月生まれ【人の笑顔を見るため】人を楽しませたり、喜ばせたりするのが得意なタイプが多いです。そのため、フットワーク軽く動き回ったり、自分の足でたくさんの人とつながっていくことが熱量に。「お調子者」と呼ばれることもあるかもしれませんが、そのサービス精神は、多くの人達を感動させるでしょう。■ 4月生まれ【正直に本音を語るため】本音で相手にぶつかっていったり、正直であることを何よりも大切にしている人が多いです。何ごとも即断即決で誠実なので、多くの人たちのカリスマになる資質も秘めています。教育者であったり新規分野の経営者として力量を発揮する傾向が。■ 5月生まれ【好きなものを追求するため】自立心が強い傾向にあり、何事も自分の力で納得するまでやり遂げるのが好きなタイプも多いようです。量よりも質を重視し、自分の満足のために突き詰める探求者だと言えそう。誰も気がつかないような細かなところに着目するのが得意なところもあるため、どんな場所でも重宝されるかも。■ 6月生まれ【コミュニケーションを楽しむため】コミュニケーション能力が高く、人と会話をするのが好きなタイプが多いです。仲の良い人達との会話を通して、刺激的に動き回ることを好む傾向にあるようです。人付き合いがうまく、誰とでも仲良くなれるため刺激的な毎日が送れそう。■ 7月生まれ【相談して頼られるため】人の気持ちに寄り添い共感する能力が高く、相談に乗ったり人の話を聞くことに喜びを感じるタイプが多いです。周囲の「ガス抜き役」とも言える存在でもあるでしょう。周りの不満や心配事の本質を捉えて、みんなのムードメーカーになっていけるはず。■ 8月生まれ【未知のステージを開拓するため】誰も挑戦したことがないような分野に取り組んだり、目標に向かって突き進んでいくことでドキドキするタイプが多いです。そのため、すでに開拓されてある分野や無目的なことにはあまり興味を抱かないかも。先導して新しいステージを拓いていくでしょう。■ 9月生まれ【意義のあることを果たすため】人の役に立てるようなことに取り組んだり、夢を形にしていくことに燃えるタイプが多いです。明確に意義がわかるミッションを好むようですね。周囲に理想を提示しながら、みんなのモチベーションを高めていく立場になりうるでしょう。■ 10月生まれ【オシャレに生きるため】センスを活かすコーディネーターに向いているタイプが多いです。美しいものを好み、オシャレで自分の世界観をファッションに取り入れて生きることに熱中するかも。ファッションだけでなく、美容の分野にも興味を持ちそう。■ 11月生まれ【愛する人を元気づけるため】人の心に熱を与えたり、励ましたり応援するようことに喜びを感じるタイプが多いです。自分の想いを伝えられるタスクを好む傾向にもあるようです。11月生まれの女性にとって、「愛情を傾ける対象」はなくてはならないもの。典型的なマネージャー気質と言えるかも。■ 12月生まれ【創造する喜びのため】クリエイティブな仕事に取り組んだり、自分の好きな分野を突き詰めて作品にするのが好きなタイプが多いです。そのため、決められたことをこなすよりも、好きなことに徹底して創造物を提供することにモチベーションが湧いてくるでしょう。■ モチベーションとうまく付き合おう自分がどんなときに頑張りたいと思うのか把握しておくと、モチベーションを上手に保って物事に取り組めるはず。今回ご紹介した内容を参考に、ふだんのお仕事や勉強などのやる気を保ってみてはいかがでしょうか。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年09月24日練習はダラダラ、おしゃべりしたりやる気が感じられない。試合で負けてもヘラヘラ。目標を立てても口だけ。まるで小学生のような高校生たちに、もっと真剣にサッカーをしてほしいがどうすればいい?というご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんがアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<柔らかく「止める」技術を身につけさせたい。お勧めの練習メニューを教えて<お父さんコーチからのご質問>池上さんこんにちは。指導年代は高校生なのですが、まるで小学生なのでご相談したく投稿しました。今年の春から、高校の部活に外部指導員としてかかわっています。私が指導しているチームは、これまで指導者がいませんでした。今もその名残で練習もダラダラとしてしまいます。また、集中力もなく練習中おしゃべりしたりふざけ始める子が多く、小学生を見ているような感じです。試合に関しても、負けても笑っていたりヘラヘラしています。個人の目標も定期的に立てているのですが、ほとんど口だけの目標になり、どのようにすればいいか困ってます。県大会優勝やインターハイ、選手権などを目指すチームではありません(学校からも何も言われていません)が、もう少し真剣にサッカーに取り組んでほしいと思っています。小学生年代の指導の悩みでなくてすみませんが、選手たちの意識を変えるために何かいいアドバイスがあれば教えてください。<池上さんのアドバイス>指導者はもっと真剣に取り組んでほしい。でも、生徒はそうでもない。温度差が生まれると、高いほうも低いほうもお互いしんどいですね。そこを解決するためには、まず生徒がどんな部活動を望んでいるのかを尋ねてみてはいかがでしょうか。■生徒たちが何を目指すのか、を根底に置くこのケースは、指導者のほうがうまくならないといけない、強くならないといけないと感じています。では、生徒たちは何を目指すのか。そこを共有するために「君たちが何を望んでいるのかな?」と尋ねて話し合います。別段強くならなくてもいいんだと思っているのであれば、みんなが楽しくなるサッカーを指向すればいいのです。スポーツをすることは健康につながります。学校の勉強をしながら、運動不足を解消し健康的な生活を送ることができます。そこを大人が「俺らの時はもっと部活を真剣にやっていた」とか「スポーツは勝つためにやるものだ」といった具合に、ひとりで突っ走ってしまうとすれ違ってしまいます。そうならないようにするためには、指導者が生徒をどう見るかを大切にしてください。当然、スポーツをする意味などを知っておいたうえで、指導対象となる生徒が「強くなりたい」「勝ちたい」と言うのなら、「だったら、こういう練習をしたほうがいいよ」と提供できます。■問いかけをしながら主体性を刺激してみようしかしながら、勝ちたいから頑張りますと言っても、まだ高校生なのでうまくいかないこともあります。そのたびに指導者は何度も「どうなりたいんだっけ?」と彼らを初心に帰らせたり、「自分たちが決めた目標は何だったかな?」と問いかけながら、主体性を刺激します。そういったことを続けたうえで、負けたり勝ったりしながら何年やっていくと、それが伝統になるわけです。つまり、かかわった子どもたちが何を望むかで部活動の姿は変貌します。では、一番幸せな姿は、何なのか。そこを考えると、自分たちで考えながら楽しくサッカーができ、なおかつそれなりの成績がついてくる。そんなものではないでしょうか。周りからも「あの学校のサッカー部に入ると、自分たちでやれるからいいよ」「やりがいがあるよ」といった評価が出てきたりする。そういう場所には、必ず良い指導者がいます。ご相談者様にも、そんな指導者を目指してほしいと思います。■日本の子どもたちが幼く自立できていないのは大人のせいでもあるおっしゃるように、今の高校生はまだまだ子どものような言動をすることがあります。ただ、そこには理由があります。例えば先日、確か10か国くらいの世界各国で実施された18歳未満の子どもたちの意識調査の結果が報じられていました。(出典:日本財団の18歳意識調査「国や社会に対する意識」要約版)「自分は社会にとって、有益か?」とか「どんな立場か?」といった自己肯定感の高さ低さを探る質問において、日本はすべての結果で最低でした。この結果は、今の日本を物語っていると思えます。子どもたちは総じて自信がなく、自立できていません。その部分を国は真剣に考えているのかどうか、非常に疑問です。日本の学校では、生徒が先生の言うことを聞いて当たり前。指示命令を聞くのは当然で、そこに意見や思いを求められることはまずありません。そのため自分で考えて発言したり、創造したりする場がない。そういった機会を奪われているのです。高校生が小学生のままでもあっても、不思議ではありません。そうなるように育てられている部分もある。すべてが彼らのせいではないと私は思っています。私は、スポーツが彼らを育てるための場になればいいと思っています。そう考えて、ご相談者様も選手たちとよく話し合ってほしいと思います。「いや、僕たちは、サッカーが楽しかったらそれでいいんです」と言えば、そうしてあげればいい。その際、「だったら、自分は指導しません」という選択をしてもいいかと思います。■「真剣にやれ」ではなく「こう変われるかもしれない」と提案する形で言ってみる彼らの意見を聞いたら、次は、指導者自身が「自分はどんな指導をしたいのか?」ということを考える番です。もう少し真剣にサッカーに取り組んでほしいとお考えのようなので、例えば弱いチームを強くしたいと考えているとすれば、サッカーを楽しみたい生徒たちとは少し目標に乖離が生まれます。指導者がそこを埋めたいのであれば、力づくで「頑張れ」「真剣にやれ」と命じてもうまくはいかないでしょう。話し合いの中で、指導者が「君たちがこんなふうにやると、こう変わるかもしれない」「こう変われるよ」という提案をすればいいのです。そこに生徒が食いついてきたら、彼らの姿は少しずつ変わっていくでしょう。選手が求めているものを提供してあげてください。一方で、食いついてこなければ、自分は指導者としてどうしたいかを考えればいいと思います。選手が求めているものと、ご自分が指導者として「提供したい」ものが余りに違っている。こうしてみては?という提案にも食いついてこない。そこを許容できないのであれば、上述したように違うチームで指導すればいいかと思います。池上正さんの指導を動画で見る>>■勝ち負けだけでなく、大人になっても良い仲間でいられるのもスポーツの魅力の一つ(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)ひとつ、私の親としての経験を話しましょう。すでに成人した娘は、高校時代までクラブチームでサッカーをしていました。少しずつチームは強くなり、上手な子の中には「もっと強くなりたい」という子も出てきました。しかし、勝つためにサッカーをするとなると、ずっと同じ子が試合に出てしまい、楽しくサッカーをしたい子たちは不満を感じ始めました。そうなると、クラブとして方針を明確にしなくてはなりません。楽しくやるのか、もっと強くなりたいのか。そこを決める必要性が出てきました。強くなりたいなら、上手くない子は出られない日が続きます。すると、一緒にやってきたその子たちはクラブをやめてしまいます。反対に「楽しくやる」を選べば、上手い選手たちがやめてしまいます。選手たちは悩みましたが、しばらく混在したまま続けることにしました。そして、結果的には「楽しいほうがいい」ということになり、上手な選手たちは違うチームに移りました。クラブに残った選手だけでは負けることも多かったけれど、大人になった今もとてもいい仲間でいます。これはひとつのスポーツの姿だと言えます。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年09月10日何かを頑張るときには、人それぞれのモチベーションとなるものがあると思います。モチベーションを維持し続けることは難しいものですが、自分が何を着火剤として火がつくのか押さえておけば、やる気スイッチをすぐに押すことも可能になるかも。そこで今回は、誕生月からあなたの「モチベーションの源」についてご紹介いたします。前編に引き続き、後編として、7月生まれから12月生まれのご紹介です。■ 7月生まれ【相談して頼られるため】人の気持ちに寄り添い共感する能力が高く、相談に乗ったり人の話を聞くことに喜びを感じるタイプが多い7月生まれの女性。周りの不満や心配事の本質を捉えることができるので、周囲の「ガス抜き役」といえる存在でもあるでしょう。■ 8月生まれ【未知のステージを開拓するため】誰も挑戦したことがないような分野に取り組んだり、目標に向かって突き進んでいくことでドキドキするタイプが多い8月生まれの女性。すでに開拓されている分野や無目的なことにはあまり興味を抱かないかもしれないので、先導して新しいステージを拓いていくでしょう。■ 9月生まれ【意義のあることを果たすため】人の役に立てるようなことに取り組んだり、夢を形にしていくことに燃えるタイプが多い9月生まれの女性。明確に意義がわかるミッションを好むようなので、周囲に理想を提示しながら、みんなのモチベーションを高めていく立場になりうるでしょう。■ 10月生まれ【オシャレに生きるため】センスを活かすコーディネーターに向いているタイプが多い10月生まれの女性。ファッションだけでなく、美容の分野を含め美しいものや、自分の世界観を周りに広めることに熱意を持って取り組めそう。■ 11月生まれ【愛する人を元気づけるため】人の心に熱を与えたり、励ましたり応援するようことに喜びを感じるタイプが多い11月生まれの女性。自分の想いを伝えられるタスクを好む傾向にもあるようです。「愛情を傾ける対象」はなくてはならないので、典型的なマネージャー気質と言えるかも。■ 12月生まれ【創造する喜びのため】クリエイティブな仕事に取り組んだり、自分の好きな分野を突き詰めて作品にするのが好きなタイプが多い12月生まれの女性。決められたことをこなすよりも、好きなことに徹底して創造物を提供することにモチベーションが湧いてくるでしょう。■ モチベーションをうまく利用しよう自分がどんなときに頑張る気持ちになるのか把握しておくと、モチベーションを上手に保って物事に取り組めるはず。今回ご紹介した内容を、ぜひふだんのお仕事や勉強などに役立ててみてくださいね。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年09月07日人にはそれぞれ何かを頑張る際のモチベーションがあると思います。でも意外にも、何が自分にとって一番のモチベーションになるのか分かっている人は多くはありません。自分が何を着火剤としたとき火がつくのか押さえておけば、やる気スイッチをすぐに押すことも可能になるかも。そこで今回は、誕生月からあなたの「モチベーションの源」についてご紹介いたします。まずは前編として、1月生まれから6月生まれをご紹介します。■ 1月生まれ【決めた目標を果たすため】自分で決めたことを全うする、堅実なタイプが多い1月生まれの女性。そのため、自分の決めた目標やタスクを淡々とこなそうとするとき、力が発揮されやすいかも。同じ目標を持つ人たちからは尊敬され信頼されるため、経験値を積めば積むほど魅力的な人物になれるはず。■ 2月生まれ【お金や人脈を集めるため】お金を管理をしたり、マネージャーとして人をまとめるのに向いているタイプが多い2月生まれの女性。そのため、人前に立って皆を引っ張っていくよりも、陰で臨機応変に対応していくことに満足を得やすいでしょう。またお金を貯めるのも上手く、それを楽しみにする一面もありそう。■ 3月生まれ【人の笑顔を見るため】人を楽しませたり、喜ばせたりするのが得意なタイプが多い3月生まれの女性。フットワーク軽く動き回ったり、自分の足でたくさんの人とつながっていくことが熱量になるかも。「お調子者」と呼ばれることもあるかもしれませんが、そのサービス精神は、多くの人達を感動させるでしょう。■ 4月生まれ【正直に本音を語るため】本音で相手にぶつかり、正直であることを何よりも大切にしている人が多い4月生まれの女性。何ごとも即断即決で誠実なので、多くの人たちのカリスマになる資質も秘めています。教育者であったり新規分野の経営者として力量を発揮する傾向があります。■ 5月生まれ【好きなものを追求するため】自立心が強い傾向にあり、何事も自分の力で納得するまでやり遂げるのが好きなタイプも多い5月生まれの女性。量よりも質を重視し、自分の満足のために突き詰めることにやりがいを見出しそう。誰も気がつかないような細かなところに着目するのが得意なところもあるため、どんな場所でも重宝されるかも。■ 6月生まれ【コミュニケーションを楽しむため】コミュニケーション能力が高く、人と会話をするのが好きなタイプが多い6月生まれの女性。仲の良い人達との会話を通して、刺激的に動き回ることを好む傾向にあるようです。人付き合いがうまく、誰とでも仲良くなれるため刺激的な毎日が送れそう。■ 自分のモチベーションを知ろう自分がどんなときに頑張りたいと思うのか把握しておくと、モチベーションを上手に保って物事に取り組めるはず。今回ご紹介した内容を参考に、ふだんのお仕事や勉強などのやる気を保ってみてくださいね。(脇田尚揮/占い・心理テストクリエーター)(愛カツ編集部)●7月~12月生まれのモチベーションの源は?presented by愛カツ ()
2021年08月05日気になる男性がいるけれど、どうやら彼は恋愛には淡白なタイプみたい。そこで今回は、奥手男性の恋愛モチベーションを上げる方法をご紹介します。■ あなたがリードする恋愛への興味が薄く見える奥手男性は、恥をかくことを悲観してデートへと進めません。なので、彼の方からデートに誘ってくれることは期待薄です。つまり、あなたが動けば良いとも言えます。面倒くさがりや不器用な彼の代わりに女性側が綿密なデートプランを立ててあげれば、彼は気負わずに済むし、失敗を恐れることもないでしょう。彼が初めてのデートを楽しんでくれたり、失敗なく満喫することができたら、次のデートも積極的になってくれるかも。■ たくさん褒める奥手男性が恋愛に積極的になれない理由は、自分に自信がないから。「彼女を幸せにする自信がない」「ふられるのが怖い」なんて思って、なかなか恋愛の一歩を踏み出せずにいます。そんなとき、あなたから、「○○君のそうした優しさで癒されるよ」とか「○○君がいてくれるようになったら、なんだか毎日ハッピーだよ」など自信を持たせる一言があると、彼のハートに火をつけてあげられるでしょう。また、一緒にショッピングをしてコーディネートしてあげるのもオススメです。試着室から出てきた彼に「○○君、すごくカッコいいよ!惚れ直しちゃった!」「その服でデートしよ」なんて声をかけると、自信をつけさせると共に、オシャレ心と恋愛心も燃え上がるかも。■ 恋愛下手な女性を演じる繊細な彼のハートを射止めるには、恋愛至上主義は捨てて、積極的にはなりすぎないこと。清楚さアピールも効果的ですね。露出度の少ない衣服を着用したり、ナチュラルなメイクを意識してみましょう。相手が自分より恋愛偏差値が低いとなれば、リードするべくモチベーションを上げてくるはずですよ。■ うまくリードしてあげて奥手男性は一見、恋愛に興味がなさそうですが面倒くさがっているだけだったり、恋愛至上主義ではないだけだったりします。その気になれば恋愛もちゃんとします。また、自分に自信がないために恋愛を避けている傾向があり、本当は女性とお付き合いしたいと願っているのだとか。女性側の程よいリードや上手なホメ言葉で、彼らの恋愛モチベーションを上げ、恋愛成就させてくださいね。(森山まなみ/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2021年07月23日「うちの子やる気が見えなくて」「どうしたらやる気スイッチを押せるの」「やる気がないならサッカーやめな」など、保護者の皆さん一度は思ったり、実際にわが子に言ったことがある方もいるのではないでしょうか。兄弟なのに上と下でやる気が全然違う、というご家庭もあるのでは。実はやる気には種類があって、自分自身とやる気の種類・出し方が違うと相手に「やる気」がないように感じてしまうのだそう。お子さんのやる気の出し方が親御さん自身の出し方と違うだけで、じつは意欲があることも。今回は「やる気」の種類についてご紹介します。(文:筒井香)1.「やる気」の種類「やる気が出ない」「やる気を維持したい」という言葉をよく耳にします。ここで言う「やる気」とはいったい何のことを意味しているのでしょうか?実はやる気は一種類ではなく、たくさんの種類があると心理学では考えられています。「A」というやる気がないだけで、「B」というやる気はあるかもしれません。また、「A」だけを維持しようとするから難しいのであって、他のやる気を生み出すことで、結果的にはやる気を維持できると考えられます。今年は新型コロナウイルスの影響で大会が中止になり、「やる気が出ない」と訴える選手にも出会いましたが、「"試合前に持つ種類のやる気"は捨てる勇気が必要」というお話をさせていただいたこともあります。例えば、やる気の種類には、以下のようなものがあります。・新しいことを知りたい・能力を発揮したい・勝ちたい・認められたい・褒められたい・仲間を作りたい・金メダルを獲得したい・賞金を獲得したい2.「やる気」の出し方「やる気がある」「やる気がない」とわが子に対して感じることはないでしょうか?しかし、本当にやる気がないかは判断が難しいものです。なぜなら、やる気に種類があるように、やる気の出し方にも種類があるからです。例えば、やる気がある時に「大きな声を出す」というタイプの人は、「大きな声を出す」人を見て、「やる気がある」と感じますし、「声が小さい」人を見て、「やる気がない」と感じやすいと思います。でも、黙々と取り組んでいても、やる気がある人もいますね。自分と同じタイプの人のことはわかりやすいかもしれませんが、異なるタイプの人のことは間違った解釈をしてしまう可能性があるということです。でも、「やる気」は目に見えないのでそれも当然ですね。「間違った解釈をしてしまう可能性がある」ということをわかっていることが大切だと思います。3.イライラを鎮めるための3つのポイント「うちの子はやる気がない」と感じた時に、イライラしてしまう、といったことはないでしょうか?そのような時には、以下の3つのポイントを意識することがオススメです。①子どもに期待しているやる気の種類(例:勝ちたい)と、子どものやる気の種類(例:仲間と楽しむ)が異なっていることから生じている可能性を考える。②ご自身のやる気がある時の様子や行動(例:声が大きく、テキパキしている)と、子どものやる気がある時の様子や行動(例:何も言わず、のんびりしている)が異なっていることから生じている可能性を考える。③子どもに「やる気を出して頑張って欲しい」「良いパフォーマンスを出して欲しい」と願う気持ちがイライラに繋がる。イライラしたら、「今日も親として頑張る私がいる」と受け止めてみる。このようにご自身のイライラの理由と向き合い、わが子のやる気の種類や、やる気の出し方に目を向けることが大切になると思います。「やる気がある」とは、「今日、自分が行動を起こす理由がわかっている」という状態のことです。学校や練習に行く前に子どもと「今日のやる気」についてお話をして、一日を始めてみてはいかがでしょうか。今日のやる気を生み出し続けることが、結果的に「やる気の維持」に繋がります。筒井香(つつい・かおり)株式会社BorderLeSS代表取締役博士(学術)日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング指導士大学・大学院時代に人間行動学、臨床発達心理学、スポーツ心理学などの心理学から「人間の特性」を広範に学び、また、博士論文では、「個別性を重んじたポジティブシンキングの多様性」に関する理論を構築。現在はオリンピック、パラリンピック選手のメンタルトレーニングのほか、スポーツを頑張る親の学び舎「スポスタ」の講師として、スポーツを(アスリートとして)頑張っている子どもの保護者に向けて、人としてのキャリアのなかにアスリートとしてのキャリアも含めた、包括的な人生設計に重要な理論と実践方法を伝え、子どもの「キャリア=人生育て」を心理学の視点からサポートしている。株式会社BorderLeSSスポスタ
2021年01月19日どんな練習をしても楽しそうじゃない子。練習強度に物足りなさを感じているわけでもなさそう。練習についてこれなくてツライ、という感じでもない。頼まれて昨年からコーチを引き受けたばかりで、どんな対策をしたらその子たちのテンションを上げられるのかわからなくて......。楽しくボールを蹴ってほしいけど、どうすればいい?とお悩みのお父さんコーチ。みなさんならどうしますか?これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、楽しんでできる練習メニュー例や楽しめてない子への個々のアプローチをアドバイスします。参考にしてください。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<相手にボールを奪われると取り返しに行けない子、ボールの奪い方をどう理解させたらいい?<お父さんコーチからの質問>初めまして。これまで池上さんの本を何冊か読み、とても勉強になりました。ありがとうございます。私は10歳の息子をもつ父で、昨年から少年団のコーチを頼まれてチームに関わっていますが、指導方法で悩みがあります。私は細かい技術指導と言うよりも、楽しく、これから先ずっとサッカーを続けて欲しいと願い、子どもたちと一緒になってボールを追いかけてサッカーを楽しんでいます。ですが、1、2名全然楽しそうでない子がいます。ハッキリ言ってうまい子たちという訳でもないので、練習強度に物足りなさを感じているわけではないと思います。なので、練習内容のレベルを下げてみても楽しそうにボールを蹴ってくれません。そういった選手のテンションの上げ方や、楽しめる練習方法などアドバイスを貰えたらと思います。お忙しいところ恐れ入りますがよろしくお願いします。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。小学生は、いかにサッカーに興味をもってもらうか。そこが、その後も長く競技を続けてもらえる入り口だと考えます。その点から、ご相談者さまが、ひとりか二人の子どもについて「どうも楽しそうじゃないぞ」と気づいてくださり、そこをご自分で考えた末に私に相談してくださったことをうれしく思います。■一人ひとりがサッカーを始めたきっかけを知ることが大事子どもたちがサッカーを始めるきっかけは、さまざまです。自分から興味を持つ場合もあるし、友達に誘われたり。サッカー経験者やサッカーファンの親御さんから勧められることも多いです。ただし、親に連れてこられたから難しい、というわけではありません。入り口はそうだったとしても、そこからその子自身にサッカーを心から好きになってもらえるかどうか。そこがジュニアの指導者の腕の見せどころです。その点から言うと、コーチは子ども一人ひとりがどんなきっかけでサッカーを始めたのか、また、自分たちのチームを選んだのかを知っておく必要があるでしょう。■最初はシュート練習など初心者が楽しめるものをそのうえで、子どもたちの状況を踏まえながら、サッカーがどんなものなのかを伝えていきます。最初は鬼ごっこをしたり、ドリブル競争をしたりと、ボールを扱って遊ぶことを楽しんでもらう。そういったプログラムから入ってください。最初から技術練習から入ると、楽しくありません。初心者がサッカーをして、まず最初に「楽しい!」と感じられるのは、シュートが決まった瞬間だと思います。したがって、ボールをもらってシュートするような場面がたくさん出てくる練習をやらせてあげてください。ゴールを決めると楽しくなり、もっとサッカーをしたい、うまくなりたいと思うものです。フットサル日本代表元監督で、ジュニアの指導にも詳しいミゲル・ロドリゴさんと何度か話す機会があったのですが、彼は「ジュニアには、一日の練習で必ず全員が得点する状況をつくってほしい」と話していました。■楽しんでできる練習メニュー例いただいたご相談の中で「楽しめる練習方法などアドバイスを」とあります。実際にそのチームの練習を見ないとわかりませんし、こんな練習が楽しいですよと言っても、そこにいる子どもたちに合うかどうかわからないのが悩ましいところです。そのことを踏まえて、以下のメニューを参考にしてみてください。1.二人でドリブル競争・シュートゲーム皆さんにいつもお話ししていることですが、私の経験上、競争のあるメニューにすると子どもが楽しく取り組めると考えています。2.フニーニョドイツが育成段階でやろうとしている3対3。ゴールが4つあり、ボールを触る回数、シュートを打つ回数も増える。サッカー強国ドイツが導入を決めた3vs3のミニゲーム「フニーニョ」とは■子どもたちがサッカーを好きになるような指導を心がけましょう繰り返しになりますが、ご相談者さまが考える「子どもを楽しませる指導」はとても重要です。一国のサッカーを強くしたいと考えたら、プロや日本代表といったトップだけを鍛えようとしても実現しないでしょう。サッカーに出会う子たちが、いかにサッカーを好きになってくれるか。ファンをつくらなくてはいけません。そう考えると、ドイツのようなすでに4回もW杯を手にした(西ドイツ時代を含め)強豪国でも、子どもたちがより楽しくなる方法を模索しつつ普及への努力を惜しまない。その姿を見ていると、子どもたちみんなが上手くなること、底上げがいかに重要なのかがよくわかります。対する日本は、1993年にプロ化したばかりで、W杯も最初の出場は98年フランス大会からというサッカー後進国です。私たち指導者は、多くの子どもたちがサッカーを大好きになってくれるようにもっと努力しなくてはいけないと思います。もっと他のメニューや、詳しいやり方や他のメニューを知りたい場合は、手前みそではありますが、私の本を手に取ってみてください。練習方法に触れているものとしては、『池上正の子どもが伸びるサッカーの練習 』(池田書店)『「蹴る・運ぶ・繋がる」を体系的に学ぶ ジュニアサッカートレーニング』(カンゼン)の2冊があります。無論ですが、ネットその他でも情報は得られるはずです。■楽しそうじゃない子たちから好みの練習を聞きだすしつもん次に、子どもたち個々への接し方についてお話しします。私は基本的に、楽しくやっている子、集中できている子にはあまり声をかけません。その部類の子どもたちは、自分で勝手に上手くなっていく要素がすでにあります。したがって、楽しそうじゃない子や、難しい顔つき、困ったような様子の子どもに積極的に話しかけます。例えば、「こうしてみたら?」「こんなことはどう?」とかかわります。彼らとの時間を増やします。「こんな練習はどう?」「どんな練習が好き?」と彼らの好みや気持ちを聞きます。そうやって手厚いサポートをしてあげてほしいと思います。決して、「これは楽しい(はずだ)からやってごらん」と一方的に押し付けたり、「これができるようにならないと」など抑圧的にふるまってはいけません。■子どもたちのテンションの上げ方は......(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)技術面も丁寧に指導します。例えばキックが上手いけれどドリブルが下手な子には、ドリブル練習の時は一緒についてあげます。でも、キックが多く出てくる練習の時は、その子は得意なわけなので構わなくていい。キックが上手く蹴られない子のところに言って、一緒にどうやったらうまくできるかを考えます。最後に、選手のテンションの上げ方は?という質問ですが、周りがワイワイ言っても子どものテンションは上がりません。練習メニューを試しては、探っていくしか方法はないのです指導者は、子どもたちがハマりそうなメニューを見つけるためにも、たくさん引き出しをもてるよう勉強してもらえるとうれしいです。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年01月15日彼氏のやる気をアップさせ、仕事を成功に導くあげまん彼女になれば、男性はその人のことを手放せなくなってしまうでしょう。今回は、男性のモチベーションを上げる彼女のエールの送り方を紹介します。LINEで朝に「今日も一日がんばろう! 」と送る仕事に行く前というのは、何かと気分が憂鬱になりがち。そんな時、彼女から「おはよう!今日もお互い仕事頑張ろうね」とLINEが入っていれば、男性も朝から明るい気持ちになることができます。毎日メッセージを送っていれば、彼が仕事が上手く行った時、「今日頑張れたのは彼女のおかげだ」というふうに考えるようになるでしょう。朝連絡を取ることを習慣化させることで、「明日はどんなメッセージが届くかな」と、夜寝る前に彼があなたのことを思い出すきっかけにもなります。朝から彼に気の利いた言葉や、優しい言葉をかけてあげれば、彼のやる気はグーンとアップするでしょう。褒めてやる気をアップさせる褒められたことがきっかけで恋に落ちてしまうこともあるぐらい、人は褒められるのが大好きです。男性が褒められて一番嬉しい相手は、もちろん好きな人です。彼女が彼を上手に褒めてあげることで、「ああもうたまらない」と、気分上々になってしまうでしょう。仕事を頑張ってもらいたい時は、「あなたの仕事している姿すごくカッコイイ」「○○君の仕事熱心な所、尊敬しちゃうな」と伝えてみましょう。そうすることで、男性は「彼女にもっと褒めてもらいたい」「カッコいい所を見せたい」と、仕事にいつも以上に精を出してくれるはずです。褒めてあげることで彼が自分に自信がもてるようになれば、行動力がつき、それが仕事を成功へ導くきっかけになるかもしれません。疲れている彼を癒してあげる仕事で疲れがたまっていたり、悩みがあったりすると、そのことがネックになって仕事で十分な力を発揮することが難しくなります。女性が聞き上手になって彼の悩みを聞いてあげたり、優しい言葉をかけてあげたりすれば、彼の心の重荷はスーッと軽くなっていくでしょう。「諦めないで、あなたなら大丈夫」「どんなことがあっても私がそばにいるから、チャレンジしてみようよ」と、笑顔で前向きな言葉をかけてあげましょう。彼女が悩みやストレスを吹き飛ばしてあげることで、男性は今の仕事に全力で打ち込めるようになります。大好きな彼の応援団長になろうあげまんやさげまんという言葉がある通り、女性は男性に対して大きな影響を与えます。女性の行動によって、彼の仕事へのやる気や、運気がアップしたりするのは間違いないでしょう。「君がいないとダメなんだ」「絶対に手放したくない」と思ってもらえるように、男性のモチベーションをあげられる彼女になりましょう。
2020年12月11日素敵な彼氏だったはずなのに気が付けばヒモ同然のダメ男になっている、そんな恋愛が続いている女性は、男性のやる気を削いでいるのかもしれません。そこでヒモ製造機になりがちな女性に共通する特徴をお伝えします。すぐにお金を出す女性レストランの食事代や、映画のチケット代を進んで払ってしまう女性は、男性が男性らしく振舞おうとするモチベーションを削いでいるかもしれません。男性の多くは、限られた予算をやりくりして、彼女とデートや食事をしています。いわばぎりぎりの状態で、生活と恋愛を両立させている人もいるため、女性がすすんでお金を出してくれたら助かるはずです。しかし、はじめはお金を代わりに出してくれて助かったと思うだけかもしれませんが、次第に彼女の経済力をあてにしてしまい、ヒモのような状態になってしまう可能性があります。女性は経済的に余裕があったとしても、男性の経済的な自立を促すよう、何でもかんでもお金を出すようなことは避けましょう。すぐにお金を貸してしまう女性男性がお金に困ったときに、すぐにお金を貸してしまう女性は、男性をヒモ化させてしまっているかもしれません。付き合っている女性に対して「お金がない」「お金を貸してほしい」と言い出している時点で、その男性にはヒモの要素がありますが、簡単にお金を貸してしまうとその素養に拍車がかかってしまうでしょう。お金の貸し借りは、親しい仲でもしてはいけないという社会常識を守り、簡単にお金を貸さないようにしましょう。お金を貸してしまった場合は、彼が返済するまでしつこく返済を迫るようにしましょう。家に住まわせてしまう女性付き合っている彼氏が、いつの間にか部屋に転がり込み、同棲生活が始まっていた、そんな経験がある女性は要注意です。彼女の家に上がり込めば、家賃を支払わずに済みます。女性が食事の用意をしてくれた場合は食費も浮きますし、光熱費も生活雑貨を購入するお金も必要なくなります。生活にお金がかからなくなれば、「働かなくてもいい」と思う男性がいるかもしれません。結果的に、本格的なヒモになってしまいます。このような事態を避けるため、なんとなく同棲するのを避けるようにしましょう。もし同棲するなら、家賃を折半するなど、お金の面できちんとしたルールを作るようにするといいでしょう。経済力がある女性は注意が必要!付き合っている彼氏がヒモ同然になってしまうのは、偶然ではなく彼女の接し方に問題がある場合があります。たとえ経済力があっても、彼氏の代わりにお金を出したり、お金を貸してあげたり、同棲して生活費を負担してあげるような行為は避けたほうがいいでしょう。彼氏の自立を促すような付き合い方が大切です。
2020年11月11日彼氏に会えない時間が続くととても寂しくなりますよね。しかし、会えないからこそできることもあります。チャンスだと捉えましょう。そこで、彼氏に会えないときにモチベーションを保つコツを3つ紹介します。電話して声を聞く会えないときでも、せめて彼氏の声は聞きたいですよね。そんな時は、電話しましょう。電話は耳の近くで声を聞くことができるので、いつもより近くに感じられるでしょう。入ってくる情報が声だけなので、感情も伝わりやすいですよ。面と向かっては恥ずかしくて言えない感謝の言葉や自分の気持ちを言ってみてもいいかもしれません。電話は顔が見えなくてさみしいという方には、テレビ電話をおすすめします。LINEなどで気軽にできるので、彼氏を誘いやすいでしょう。会えなくても顔を見ることができれば安心できますよね。もしも話す内容に困ったら、オンライン飲み会をしても楽しいでしょう。彼氏の新たな一面を見ることができるかもしれませんよ。会えないからこそ自分磨き!会えない時間は、自分を磨くチャンスです。会えないからってスキンケアやボディケアを怠ってはいけません。次会ったとき、前よりもかわいくなったと思ってもらえるように頑張りましょう。いつもよりちょっと高い化粧水を使ってみたりフェイスパックをしてみたりすると、自分のテンションも上がります。また、触りたいと思ってもらえるようにボディケアにも力を入れましょう。いつもはケアしていない部分にもクリームを塗って、スベスベな肌を目指してくださいね。さらに、気分を変えるために髪型を変えるのもおすすめです。彼氏に内緒でイメチェンして、会ったときに驚かせましょう。新鮮な気持ちで褒めてくれるかもしれません。内面も磨いて素敵な女性に外見はもちろん、会えない時だからこそ内面も磨きましょう。読もうと思って読めていなかった本を読んだり、資格の勉強をしたりするのがおすすめです。次に会ったときに、ワンランクアップした姿を見せることができます。自分の自信にも繋がって、よりキラキラと内面から輝く女性になれるでしょう。知識が付けば話も広がって、彼氏との会話がもっと楽しくなるかもしれません。いっしょにいて飽きない知的な女性を目指しましょう。会えないときに自分を高めよう会えないときだからこそできることはたくさんあります。電話をして声を聞いて、愛を深めましょう。また、自分磨きをする絶好のチャンスです。次に彼氏と会ったときに、前よりも魅力を感じてもらうために頑張りましょう。自然と自分のテンションも上がってモチベーションもアップするでしょう。
2020年10月24日帯同するコーチによって下の学年の起用機会、頻度が変わるチーム。積極的に起用してくれるコーチばかりなら経験を積めるけど、起用してくれないコーチの帯同が続くと試合に出られない。これが続くと、試合に出られる学年と出してもらえない学年の子たちで技術にもモチベーションにも差がつく。小学生年代なら均等に出場機会を与えてくれてもいいのでは?と悩むお母さんからのご相談です。出場機会の問題にモヤモヤしたり悩んでいる保護者の方も多いですよね。今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、取材で得た知見をもとにアドバイスを授けますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<試合多すぎ!なのに上手な子ばかりが延々試合に出続ける不条理を何とかしてほしい問題<サッカーママからのご相談>こんにちは。息子(11歳)のチームの指導者についてご意見を聞かせて下さい。チームには10人以上コーチがいるのですが、監督がいません。コーチは、卒業生のお父さんや、在籍中の子の父親などのボランティアコーチです。子どもたちの人数が多くないので2学年で試合に行くことが多いのですが、下の学年の選手起用機会、頻度が試合に帯同するコーチによって違います。積極的に下の学年を起用するコーチだと、上の学年の試合でも必ず一度は出場させてもらえたりしますが、そうでない方だと、上の学年の試合ではベンチにいるだけ。練習試合でも、数分の出場のみ......ということもあり、試合当日のコーチが誰になるかによって考え方が変わる為、不公平が生じています。それが在籍中何年も続くとたくさん試合経験をした子(学年)と、そうでもない子(学年)に分かれてしまうのです。下の学年の起用に積極的なコーチが担当する学年の子たちはいつも楽しそうですし、たくさん試合経験を積めて上手くなっていますが、そうでないコーチが担当する学年の子たち(息子含む)は、モチベーションが上がらないようで淡々としていますし、出場機会の多い子たちに比べると上手くないです。機会の不公平さに、親の方も何だかモヤモヤした気持ちを抱えてしまいます。監督をたてない方針は構わないのですが、コーチたち全員のまとまった方針がないので育成の面で矛盾が生じていると思っています。まだ小学生なので、出場機会は均等にしてくれてもいいのでは。と感じているのですが、このような状態でも親は黙ってみているべきでしょうか。<島沢さんのアドバイス>ご相談のメールをいただき、ありがとうございます。毎回ご相談のメールだけでは判断が難しいものですが、今回は特に難解な事案ではあります。下の学年の選手を起用する機会や頻度が試合に帯同するコーチによって違っていて、試合当日のコーチが誰になるかによって変わる――という理解を私はしました。そうすると、下の学年の選手もたくさん出場させる人と、そうでない人が入れ代わり立ち代わり現れるわけで、均(なら)せば均等ではないかと感じます。違うのでしょうか。■黙って見守ることがマストではない。何をどう伝えるかがポイントいただいたご相談文だと、息子さんは現在「下の学年」ですね。そして、コーチは息子さんら下の学年を試合に出さないということですね。しかし、その方は今度は息子さんが「上の学年」になったときは、息子さんたちを出場させるということになります。例えば2年間くらいのスパンで言えば、試合の出場時間は同じになりそうな気もします。もちろん、このやり方がいいとは言いません。「小学生なので、出場機会は均等にしてくれてもいいのではと感じている」というお母様のご意見、もっともです。そして、親が黙ってみているべきか?という質問については、黙って見守ることがマストだとは私は思いません。このお母さんのケースでは、誰に対し、何を、どのように伝えるかが課題だと思います。クラブ(もしくは少年団)側が、例えば「みんなで作る、みんなのクラブ」をモットーにして、「みんなで意見を出し合っていいクラブにしましょう」と呼びかけているようであれば、意見はしやすい。しかし、息子さんが所属するクラブは、そんな感じでもなさそうです。では、どうするか。■一人で悩まず同じ意見を持つ保護者を集めようまずは、仲間を作りましょう。同じように、子どもたち全員に試合の出場機会を与えてほしいと考えている保護者を集めるのです。ひとつの要望として「こんなふうに考えてほしい」と話をまとめることが先決です。息子さん個人のことでとどまらないよう、チームの課題として考えてもらわなくてはいけません。次に、クラブの代表の方に要望を伝えましょう。監督は置かない慣習のようですが、ひとつの任意の集団なので一番上に立つ代表格の方はいらっしゃるかと思います。徒党を組むというイメージではなく、あくまでもひとり一人の子どもが楽しくサッカーをするために考えてほしいと伝えるのです。この連載の前回(91)で、『上手な子ばかりが延々試合に出続ける不条理を何とかしてほしい問題』を書いています。お母さんと同じように、子どもが試合に出られない不条理を訴えられています。私はこの記事の文中、「日本の少年サッカーの全員出場させない悪しき慣習には、四つのマイナス面がある」と書き、それを説明しました。サカイクのサイトからこの部分をコピーして渡してもよいかと思います。その際、絶対に感情的になってはいけません。まずは、日ごろボランティアでコーチを務めてくださることに感謝の意を伝え、できれば笑顔で主旨を伝えます。その際、当方の記事以外に、サカイクなどで報じられている他クラブや少年団の実践例や、池上正コーチの本なども添えて渡してもよいかと思います。そのように苦心されても、代表の方やコーチの方々からまったく話を受け付けず「クラブのことはクラブに任せて」と言われる可能性は高いでしょう。そもそも、日本サッカー協会のキッズ指導や、ライセンス取得の際に「試合に全員出場させる」ことは規定化されていません。ルールもなく、罰則もないので、コーチたちは技術が秀でた子どもの出場時間が長くなる傾向があります。したがって、全員を出場させるメリットや、逆に全員をプレーさせないリスクが伝えられていません。このため、多くのクラブにおいて、個人の育成やサッカーの普及、チームの底上げよりも、一つ一つの試合を勝つことにベクトルが向いているのが実情です。でも、だからといって、お子さんを他のクラブに移籍させるとか、サッカーをやめさせたりしないでください。■中学に入るまではなるべく楽しめるようにサポートしてあげること(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)11歳なのですでに上級生です。サッカーを遊びだととらえて、息子さんが中学生になるまでなるべく楽しめるようサポートしてあげてください。ゲーム形式の練習をたくさん行うスクールに通うことも一考です。国内でも海外でも、好きなチームの試合を親子でオンラインやテレビで一緒に観てもいいでしょう。試合に出られないことが、ダメだ、情けない。試合に出られないから上達しない。そんなネガティブな事柄を発信しないほうがいいです。試合に出られず一番残念なのも、焦っているのも息子さん本人です。子どもは親が思っている以上に、いろんなことを感じているし考えてもいます。試合以外の練習でサッカーを楽しむ。ミニゲームや紅白戦を目いっぱい楽しむ。そんな姿がお母さんはとても誇らしい。そんなことを伝えましょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2020年08月19日強豪校へ行った兄にようになることがモチベーションの次男。楽しそうにサッカーしているけど、チームメイトとのレベル差もあり、最近ではスクールを辞めたいようなことを口にすることも。運動神経あまりよくなく、兄のように強豪校へ進む進路は無理そうだけど、進路についてどう話せばいい?前向きにさせるか、違うことにモチベーションを持たせるか......。と悩むお母さんよりご相談をいただきました。みなさんならどうしますか?今回もスポーツと教育のジャーナリストであり、先輩サッカーママでもある島沢優子さんが、取材で得た知見をもとにお母さんへ3つのアドバイスを送りますので参考にしてください。(文:島沢優子)(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)<<グローブがなく素手でGKを務めた息子。Bチームは面倒見てもらえないのか問題<サッカーママからのご相談>10歳の息子ですが、強豪校に行った兄を目指し、週1だけクラブチーム下部組織のスクールに通い始めました。最初はモジモジしていましたが段々と意欲的になり、今では早く行ってグランドの端っこで仲間とアップしています。楽しそうにしているのですが、たまに「今日は3人に突っ込まれ削られた」など不満を口にします。チームメイトとレベルがかなり違う(息子が下手)のは親もわかっているので、プレーがうまくいかなかったことは仕方ないと思うのですが、息子にとってはスクールでの不満が帰宅してから寝るまで続いている感じです。それに対して私は「サッカーの中での事はサッカーで解決しなさい!」とか「仕方ないよ」としか言えなくて。最近は「所属チームだけでいいかな?」と、スクールを辞めたい様な事も口にします。前向きにさせる様にするには親はどうしたらいいのか悩んでいます。兄は6年時にJrユース合格の為準備としてスクールに通い始めましたが、兄弟で運動神経は全く違う(今回相談している弟は鈍い)ので下部ジュニアユース→他県強豪校という進路は無理そうに思います。ですが、兄の様になる事だけがモチベーションの子に、どうやって進路を話したら良いかも不安がありご相談しました。息子を前向きにさせる方向がいいのでしょうか、それとも違うモチベーションを持たせるのがいいのでしょうか。アドバイスよろしくお願いします。<島沢さんのアドバイス>ご相談いただき、ありがとうございます。お母さんからのメールには、以下のような問いがありました。前向きにさせる様にするには親はどうしたらいいのか。息子を前向きにさせる方向がいいのでしょうか。それとも違うモチベーションを持たせるのがいいでしょうか。いずれも「○○させる」が並んでいます。まずは、お母さんの中から、この「○○させなくては」「○○させるべき」「○○させたい」という欲求を追い出してください。■子どもが自分から頑張るために、親はどうすればいいか私も長男が小学校低学年のころはそんな言葉ばかりを頭に思い浮かべていました。「宿題をやらせるのはどうしたらいいか」「サッカーの自主練をやらせるにはどんな方法があるだろう」ところが、親が「こうさせるぞ!」と頑張れば、頑張るほど、うまくいきません。子どもから「嫌だ!」と反発されたり、渋々取り組んだとしても、しょせん親(他者)から言われてやることなので成果が上がりませんでした。では、どのようにしたか。何十万人もの子どもにサッカーを教えながらコーチたちを導いてきた池上正さんや、脳科学の専門家、成果を上げている教育現場の人たちの話を参考にしました。すべての人が口をそろえておっしゃったのは「放っておけばいい」でした。そして、実際に放っておくと勝手に自分で自分の道を選び、そこに向かって努力を始めました。つまり、成長が始まったのです。したがって、お母さんも次男さんを、まずはほったらかしにしましょう。こうさせたい、などと考える。それはいわゆるコントロールしようとする行為です。前向きにサッカーに取り組んでほしいなら「いつでも応援しているよ。できることがあったら言ってね」とひとこと言ってあとは黙っていればいいことです。「私が干渉したままでは、息子は成長しない」ぜひそのように考えてください。■兄弟であっても違う個体なので、上の子の経験に縛られないようにしようそもそも第一子は、兄姉がないぶん可視化できる見本はないし、親も最初の子どもなので知見、経験がない。それは一見ディスアドバンテージに映ります。が、その実、子どもも親も何かの前例や価値観に縛られることなく、その子らしい道を自由に模索できるアドバンテージでもあると思います。第二子は兄や姉の姿が良くも悪くも見本になり、親のほうも、上の子の経験に良くも悪くも縛られがちです。要するに、比べてしまう。これはストレス以外の何物にもなりません。日本の子育てには「切磋琢磨する」とか「きょうだいで競い合って」という表現がありますが、そうしたいかどうかは子どもが決めることです。ご相談文を読んだだけなので想像の域ですが、ご長男は、おそらく小さいころからサッカーが得意で自分からどんどん取り組んで強豪校への道も自分で選んだのだと思います。したがって、親のほうもただ見守っていればよかったでしょう。ところが、次男は長男とは違う個体です。違っていて当然。でも、親は迷う。お母さんはいままさに「子育ての森」で迷子になっています。■子どもをコントロールしないで見守ることでは、どうするか。以下の三つを参考にしてください。1.コントロールしようとしない。冒頭でも伝えましたが「○○させる」とは考えないこと。「この子、どんな大人になるかなあ」とゆったり構えてください。子育ては、飯の食える一人前の大人に育てることが第一目標です。サッカーで強豪校に行く、名門のジュニアユースクラブに行く。これはプロセスにおける名誉かもしれませんが、実際はあまり重要なことではありません。例えば、本人が生きがいを見つけて気持ち良く人生を歩む。そんな姿を思い浮かべると、サッカーで試合に出られようが出られまいが大したことではない――親はそう思って見守ったほうがいいと思います。子どもはこのことに懸命になるでしょうけれど、親はそのカオスに巻き込まれることなく離れて見守ったほうがいいのです。子どもは必ずや、のちにお母さんがそのような達観した姿勢で置いてくれたことに感謝するはずです。「いろいろうるさくいわずに放っておいてくれて助かったよ」と。2.「言わなきゃ」よりも「聴かなきゃ」「サッカーの中での事はサッカーで解決しなさい!」とか「仕方ないよ」としか言えなくて。とあります。お母さんがおっしゃっているように、どちらの言葉も意味がありませんね。お母さんだけじゃないです。みなさん「親だからきちんといいアドバイスをしよう!」と思い込んで、空回りしがちです。そうではなく、お子さんの話を聴いてあげてください。別にじっくりじゃなくてもいい。「どんな気持ちだったの?」「どう?大丈夫?サッカー、楽しい?」質問をすると、次男君が自分の気持ちと向き合える機会が作れるかもしれません。■子どもの気持ちを親が決めつけていませんか(写真はご質問者様及びご質問内容とは関係ありません)3.兄弟を比べない自分の中で比べたくなります。でも、比べないこと。比べるのなら、いいところを必ず探してあげましょう。お母さんだって、よそのお母さんと比べられると嫌ですよね?子育てがうまく行ってない人の99%が、きょうだいで比べたり、よその子とわが子をよく比べます。「うちはこんなんだよ。Aさんちの息子さんはいいなあ」と。お母さんの言うように「兄の様になる事だけがモチベーション」だとしたら、もしかしたら親御さんの態度も関係しているかもしれません。「サッカー、楽しい?楽しいなら続ければいいと思うし、そう思えないなら違うことをしてもいいよね」と伝えてください。子どもの気持ちを決めつけていないか?子どもの力を信じているか?ご自分の子育てを、少しとらえなおしてみましょう。島沢優子(しまざわ・ゆうこ)スポーツ・教育ジャーナリスト。日本文藝家協会会員(理事推薦)1男1女の母。筑波大学卒業後、英国留学など経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1998年よりフリー。『AERA』や『東洋経済オンライン』などで、スポーツ、教育関係等をフィールドに執筆。主に、サッカーを始めスポーツの育成に詳しい。『桜宮高校バスケット部体罰事件の真実そして少年は死ぬことに決めた』(朝日新聞出版)『左手一本のシュート夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活』『王者の食ノート~スポーツ栄養士虎石真弥、勝利への挑戦』など著書多数。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』(池上正著/いずれも小学館)ブラック部活の問題を提起した『部活があぶない』(講談社現代新書)、錦織圭を育てたコーチの育成術を記した『戦略脳を育てるテニス・グランドスラムへの翼』(柏井正樹著/大修館書店)など企画構成も担当。指導者や保護者向けの講演も多い。最新刊は『世界を獲るノートアスリートのインテリジェンス』(カンゼン)。
2020年06月11日新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、お友達と会えない時期が続いています。サッカーもチーム活動が停止中で、予定していた試合がなくなったり、子どもたちはこの状況を理解しつつもがっかりしている気持ちもあるのではないでしょうか。早く思いっきりサッカーをさせてあげたいけど......と不安に思うお父さんお母さんもいらっしゃるでしょう。もちろんお子さんたちにも不安な心があると思います。そこで今回は、日ごろオリンピック・パラリンピックを目指すアスリートのメンタルトレーニングに携わり、一方でスポーツを頑張る子の親の学び舎「スポスタ」で保護者の皆さんに心理学的な観点から子どもの人生と向き合う習慣づくりをサポートしている筒井香さんに、今不安に思っているみなさんに、心を少し軽くするアドバイスをいただきました。家にいる時間が増えて子どものテレビ視聴やゲームの時間が長くなってイライラしている保護者の方へのアドバイスもいただきましたのでご覧ください。(文:筒井香)サッカー活動も休止中でがっかりしている子どもも多い今、気持ちを和らげるためにできることとは■不安や苛立ち、今の気持ちに素直になろう新型コロナウイルスの感染拡大防止の影響が相次ぐ中、日本でも緊急事態宣言が出されました。休校延長が続いたり、サッカーの活動も休止中の人が多いと思います。皆様もご存知の通り、2020東京オリンピック・パラリンピックも1年延期されることが決まりました。私は日頃、2020を目指すアスリートの皆さんのメンタルトレーニングに携わっております。大会が延期されることが決まった後にも、それぞれの選手とトレーニングを行いました。こうした経験を踏まえて、そしてスポーツ心理学者として、今こそ皆様にお伝えしたいことがあります。お子様と一緒にお読みいただくか、お読みいただいた内容について子どもと一緒にお話しするなど、ご活用いただけたらと思います。これまでの練習の成果を発揮しようと心待ちにしていたサッカー大会が、中止や延期になったり、そして新生活を楽しみにしていたのに学校が休校になったり、予定外のことが次々と起こっていると思います。普段の休みと違って、サッカーの練習もできないし、友達と遊ぶこともできない日々が続いている今、どんな気持ち(感情)でしょうか?ガッカリしたり、イライラしたり、不安で落ち着かない、そんな気持ちになることも多いのではないでしょうか?子どもだけではなく、今の先の見えない状況に、大人も強い不安や苛立ちを感じていることと思います。そんな皆様に、今、お伝えしたいことは、「どうか自分の今の自分の気持ちに素直になってください」ということです。なぜなら、「ガッカリしていても大会がないことは変わらないから意味がない」「誰のせいでもないのにこんなことでイライラする自分はダメだ」などと、自分の気持ちを否定することは、最大のストレスになります。同様に、子どもを励ましたいという想いから、「残念だけど気持ちを切り替えよう!」などと声をかけたくなることがあると思いますが、実はこれも「自分の気持ちを否定された」という感覚を与えてしまい、ストレスになることもあります。■感情を言語化することで整理され、落ち着いて行動できるでは、周りの大人は子どもにどう接すれば良いのでしょうか?それはまず、子どもに「どんな気持ち?」と尋ねることで、子ども自身が自分の気持ちを言葉にする機会を持てるようにすることです。そして、「なぜ、そんな気持ちになったのかな?」とさらに理由を尋ねてみてください。子どもが、大会に向けて一生懸命練習をしてきたからこそ、好きなサッカーができないからこそ、ガッカリすることもできれば、イライラする気持ちを持つこともできるのです。これらは、子どもの"本気の想いがあったからこそ生じる感情"、つまり"本気の証"なのです。子どもにこのことに気づいてもらうことためにも、保護者の皆様との会話が大切だと思います。感情は私たちに大事なことをお知らせする機能を持っています。感情からのメッセージに耳を傾けることがとても大切です。イラつきは、例えば、何か自分に正論があって、それに相反する出来事が起こっていることを知らせています。焦りや緊張は、例えば、それだけ自分にとって大切な出来事であることを知らせてくれています。そして、落ち込みや悲しみは、例えば、失ったものがどれだけ大事なものであったかを知らせてくれているのです。このような感情は、とても大きなエネルギーを持っているので、簡単に抑え込むことはできないものです。無理に抑え込もうとすれば、誰にこの想い(エネルギー)をぶつけていいのかわからず、もっとガッカリしたり、最初のイライラとは関係のないイライラまで抱えることにもなりかねません。自分の感情を無視して抑え込もうとするのではなく、その感情になった理由を考えてみること、そして、本気だった自分を認めてあげることが、今はまず大事になります。ご家庭で、次のことをしながら時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。1.今の感情と、その感情になった理由をノートに書き出してみる。2.今のような日常とは違うことへの漠然とした不安を感じる場合にも、漠然としたままでは、実態よりも不安が膨れ上がってしまうので、過去、現在、未来の気になることに分けて考えて書き出してみる。3.今は会えないけれど電話やメールでもいいので友達、そして家族とお互いの感情について語り合う。このように感情を言語化することで、感情を客観的にみつめ、整理する力が養われて、感情を制御する力がつくと言われています。本当の意味での「気持ちの切り替え」はそこから始まると思います。ガッカリやイライラした感情エネルギーを、今から自分の行動にどのように使うかを考えることもできるようになります。「活動再開をしたら、もっと練習したい!」、そのために、今、時間のある間に、勉強をやっておく大切さに気づけるかもしれません。■考え方しだいでテレビやゲームも勉強やスポーツでの考える力をつける習慣作りにもなる最後に、保護者の皆様のなかには、子どものテレビやゲームの時間が長くなり、イライラを感じている方もいらっしゃるかと思います。もちろん時間を決めて、勉強する時間も作ることは大切ですが、それに加えて、「テレビやゲームも学びの時間と決めてやる!」というのも一つの方法かと思います。テレビを見て気づいたことは何か?今日より明日ゲームが上手くなるにはどうすればいいか?とお子様と話し合ってみてはいかがでしょうか。こうした力は勉強やスポーツに通ずるものです。また、そのイライラは、元の生活に戻れるのだろうか?この時間は取り戻せるのだろうか?といった、子どもの将来を想うからこそのイライラでもあると考えられます。それに改めて気づくことは、保護者の皆様ご自身の心の健康に繋がるものだと思います。ぜひ、感情からのメッセージを受け取ってみてください。感情エネルギーを有効活用することで、今よりももっと行動の質を高めることができるのです。筒井香(つつい・かおり)株式会社BorderLeSS代表取締役博士(学術)日本スポーツ心理学会認定スポーツメンタルトレーニング指導士大学・大学院時代に人間行動学、臨床発達心理学、スポーツ心理学などの心理学から「人間の特性」を広範に学び、また、博士論文では、「個別性を重んじたポジティブシンキングの多様性」に関する理論を構築。現在はオリンピック、パラリンピック選手のメンタルトレーニングのほか、スポーツを頑張る親の学び舎「スポスタ」の講師として、スポーツを(アスリートとして)頑張っている子どもの保護者に向けて、人としてのキャリアのなかにアスリートとしてのキャリアも含めた、包括的な人生設計に重要な理論と実践方法を伝え、子どもの「キャリア=人生育て」を心理学の視点からサポートしている。株式会社BorderLeSSスポスタ
2020年04月21日