究極の絶対絶滅! 築き上げたものが雪崩のように崩れ落ちる序章【Re:リベンジ-欲望の果てに-第10話】
しかし理事会当日。会場に現れたのは若林ではなく執刀医の岡田(内田慈)。
身重の妻がいる若林は自分の立場が失われることを恐れ、話すことを決断できなかったのでした。当事者である岡田からの「手術に一切のミスはなかった」という、なんの意味もなさない宣言によりなぜかそのまま追求もされない理事会。
正しい医療機関や企業であれば、内部告発があり、その渦中の人物・若林が来れなかったのなら、後日然るべき人間が若林に事情聴取を行い、レントゲン隠滅の事実も調査の上ジャッジするはずです。
しかしながら、「私は医療ミスをしていません!」と当事者である執刀医の証言をそのまま通して完結する、ゆるすぎる裁判によりこの理事会は幕を閉じます。さすが腐った体質の天堂記念病院です。
小学校でも、さすがに花瓶を割った子に対して「花瓶を割りましたか?」「割っていません」「じゃあ割っていませんね」で終わらんだろ。
◼️論点ずらし、責任転嫁と、クソ男に堕ち切った海斗
納得がいかない陽月は海斗に詰め寄ります。しかし、海斗は「そんなに強い口調で迫られたら本当に自分がやったんじゃないかと思い込む!しゃしゃり出ることで院内の足並みは乱れ、プロジェクトにも支障がでて、救えるはずの命も救えなくなる!」