くらし情報『猛暑で家計支出が増加⁉ 東京都の家計消費支出について調査』

猛暑で家計支出が増加⁉ 東京都の家計消費支出について調査

・夏休み期間でもあり旅行需要の高まりを感じる(一般旅行)

◇【マイナスのコメント】

・対策はしているが暑すぎて仕事の効率がかなり落ちている(建設)

・熱中症や大気が不安定なことによる豪雨は取引先となる小売業にとってマイナスであり、厳しい状況が見込まれている(包装用品卸売)

■9月も気温は高め傾向で推移予想、家計の購買行動変化に注視

今回、東京都の気温上昇による家計消費支出への影響を分析した結果、猛暑により東京の家計消費支出は飲料や冷菓、冷房器具、旅行などを中心に約390億円増加したとみられることがわかりました。

食品など生活必需品の値上げはやや沈静化の兆しがみられるものの、エネルギー価格の高騰は続いていました。8月には政府による電気・ガス代への補助金が再開されましたが、2年あまり続いた実質賃金の低迷は家計の購買力を奪い、節約志向を強める要因となりました。

こうしたなか、2024年は大企業から中小企業への波及がみられた賃上げやボーナスの増加などもあり、個人消費の押し上げが期待されます。

気温は9月以降も高めで推移するとみられており(気象庁「東京都の季節予報関東甲信地方1ヶ月予報(08/24〜09/23)」

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