堂本剛、27年ぶりの単独主演映画に込める思いを語る。『まる』公開記念舞台挨拶レポ
普段自分が制作している音楽とは違ういろいろな学びが非常にありましたので、本当に貴重な経験させていただけました」と喜びを滲ませました。
作中で好きなシーンについて話が上ると、堂本は劇中の“売れないアーティストに勝ちなんてない”というセリフについて、「あれは結構いろいろ僕は考えてしまいましたね」と本音を吐露。
「アーティストのお仕事もさせていただいてるので、すごくいろんな考えが巡ったシーンだった。いつまでも純粋にいることがあるとか、そのシーンでいろいろ問われたことというか、投げかけられたことというのは、アーティストの方じゃなかったとしても、いろんな気持ちになるシーンなんじゃないかなってちょっと思いました」と自身のアーティストとしての活動と重ねて考えさせられたことを明かします。
さらに、アーティストの沢田ではなく、コンビニ店員の沢田と接するミャンマー人の青年・モー役を演じる森崎さんは「今日僕を初めて見た方はこんな日本語喋るんだってびっくりされたり思うんですけど」と会場を笑わせ、好きなシーンについて“人間丸くないと”というセリフを紹介。
「僕自身も10歳でミャンマーから日本に来て、丸いっていう丸って言葉って、言葉角を立たないとか、優しいとかっていうイメージもありますけど、“生き延びるための心のための◯”っていう意味もすごく僕の中には感じて」