元本が減って不安でも慌てるなかれ。投資初心者が不安になったときに心掛けるべきこと
このように、「長期・積立・分散」投資をすることで、運用時のさまざまなリスクを軽減させることができます。つまり、評価額がマイナスになったとしても、長期で運用をしているなら、慌てたり落ち込む必要はないのです。
毎月定額を積立投資する場合、商品の価格が高いときは少ない購入量となり、低くなれば購入量は多くなります。これを長期間続けることで、価格変動によるリスクを抑えることができます。これは「ドル・コスト平均法」と言われる投資手法の一つです。
■一度の失敗で投資をあきらめるのはもったいない
「貯蓄から投資へ」と言われているように、お金を蓄える「貯蓄」だけではなく、「投資」でお金に働いてもらう仕組みを作ることがこれからは大切です。「iDeCo」や「NISA」といった自分自身で年金や資産形成を有利にする仕組みもできています。
もちろん投資にはリスクがあり、自己責任で行うことが大切です。
そのためにも一度の失敗であきらめずに、これを機に資産運用の勉強をするといいでしょう。
令和のマネーハック108
投資の基本は「長期・積立・分散」。投資をしていくうえでの不安要素を減らすためには、定期的に投資方針や投資商品の見直しを!
※第60回Ponta消費意識調査2024年6月発表
https://www.loyalty.co.jp/storages/pdf/240627.pdf
(文:丸山晴美、イラスト:itabamoe)
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