くらし情報『差別化が生んだ市場のドーナツ化。その穴を消費者に食べてもらいたい--「THE」水野学、中川淳、鈴木啓太、米津雄介1/2【INTERVIEW】』

差別化が生んだ市場のドーナツ化。その穴を消費者に食べてもらいたい--「THE」水野学、中川淳、鈴木啓太、米津雄介1/2【INTERVIEW】

「これこそは」と呼べるモノ=THEを生み出す「THE」のメンバー、水野学&中川淳&鈴木啓太&米津雄介

「これこそは」と呼べるモノ=THEを生み出す「THE」のメンバー、水野学&中川淳&鈴木啓太&米津雄介

モノが有り余る時代に生きる私達。本当に欲しいと思えるモノに出合えているだろうか。

「これこそは」と呼べるモノ=THEを生み出していくこと、あらゆるプロダクトのスタンダードを更新し、定番の基準値を引き上げていくことを目指す「THE」の取組みについて、中心メンバーである4人に話を聞きました。

クリエイティブディレクター good design company 代表/水野学。株式会社中川政七商店 代表取締役社長 十三代/中川淳。プロダクトデザイナー PRODUCT DESIGN CENTER代表/鈴木啓太。そして、THE株式会社 代表取締役社長/米津雄介。2011年、「THE」は市場に対するある問いからスタートしたといいます。


■強すぎる差別化が引き起こした「市場のドーナツ化」

――「これこそは」と呼べるもの=THEを始めた理由とは

水野:70年代までは、ものづくりもテクノロジーが優先されていました。80年代以降は、テクノロジーがある一定水準を満たすようになり、そこで「差別化」という言葉に重きが置かれるようになりました。

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