くらし情報『黄八丈「八丈島の自然と歴史が刻まれた染織」山下芙美子さん&誉さんに会いに。前編【ENcounter vol.1】』

2015年10月3日 12:00

黄八丈「八丈島の自然と歴史が刻まれた染織」山下芙美子さん&誉さんに会いに。前編【ENcounter vol.1】

台風なんかの影響もありますね。台風が来ると、八丈では海から塩が降るんです。そのくらい激しい。だから、草も塩害で葉が茶色くなってしまうんです。江戸時代は塩害で食べるものが全部なくなってしまって、島にサツマイモが入ってくるまでは餓死することもあったといいます。そのくらい塩の被害は大きかったんです。いまだに飛行機が欠航して、船も欠航するとスーパーは物がカラカラになりますよ。

後編に続く。
色鮮やかな糸を工房で織りあげていく

色鮮やかな糸を工房で織りあげていく

八丈島で黄八丈の工房を営む山下誉さん、芙美子さんご夫妻

八丈島で黄八丈の工房を営む山下誉さん、芙美子さんご夫妻

黄八丈に使う黒染、樺染、黄染の糸

黄八丈に使う黒染、樺染、黄染の糸

工房の庭先で天日干しされる絹

工房の庭先で天日干しされる絹


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