くらし情報『長く守り伝えられてきた“もの”に宿る美、ブランドPR関根千園の骨董コレクション【INTERVIEW】』

長く守り伝えられてきた“もの”に宿る美、ブランドPR関根千園の骨董コレクション【INTERVIEW】

といって、まだ子どもの私にとっては驚くような値段のものでも購入していました。母の買い物を見て、衝撃を受けました。

―女性としては、思わず共感してしまいます。

今では私も非常に共感できますね。小学生の頃には、食事の支度をする母を手伝って料理を盛るお皿を選んだりしていましたが、選んだ食器が料理や他の食器と合っていないと母によく怒られました。そこから母の意図を自分なりに理解しようと考えるようになったのですが、やはり私も骨董やその組み合わせなどに興味があったのでしょうね。こうした母との思い出であったり、骨董の食器が、全てではなくとも、日常の食卓に上がったりしていたことに、大きな影響を受けているのだと思います。

海外のブランドPRを担当して

―ご自身の骨董好きは、お母様からの影響が大きかったのですね。
では、他にはどんな方、あるいはどんなご経験から影響を受けたとお考えですか?

ドリス ヴァン ノッテンやラデュレ、マリー エレーヌ ドゥ タイヤックといったデザイナーやブランドのクリエーターたちとの出会いにも大きな影響を受けていると思います。「ドリス ヴァン ノッテン」では10年以上仕事をしていますが、デザイナーがファッションを生み出す背景に直に接したことで、特に手仕事の素晴らしさついて改めて気づかされました。

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