くらし情報『瀬戸内、デニムの聖地で生まれた三越伊勢丹の物づくり--1/2【JAPAN SENSES~find,SETOUCHI BLUE~】』

2016年3月29日 22:00

瀬戸内、デニムの聖地で生まれた三越伊勢丹の物づくり--1/2【JAPAN SENSES~find,SETOUCHI BLUE~】

と三越伊勢丹の婦人・子供統括部マネージャー・池田和史さん。今年で5年目を迎えるJAPAN SENSESを成功させるため、担当バイヤーが一丸となり瀬戸内プロジェクトがはじまった。■国内トップのデニムミル「カイハラ」へ駅前から天守閣がのぞめる福山城があり、江戸時代から備後地方最大の町として知られている広島、福山市。この町にある、国内トップのデニムミル「カイハラ」へ。ロープ状に束ねられた原糸が何度も液槽をくぐり藍色へと変化する染色工程や生地と織り上げる織布と呼ばれる工程を視察。大規模な場内には、何百台もの織機が轟音をあげて、デニム生地を織り上げていく。よく見ると、最先端織機でつくる量産生地がある一方、古いシャトル織機を駆使して熟練職人が織りあげるヴィンテージ風合いの生地もある。毎年、800種類以上のデニム生地を開発するカイハラだが、日本伝統の染め織り物である備後絣の製造からはじまった。
その高い技術力をかわれて60年代にデニム製造へ事業転換。それから半世紀、名だたるジーンズメーカーやトップブランドがそのクオリティを絶賛するデニム生地を生産しつづけている。染色や織布という、初めて見る光景に圧倒されながらも、早速カイハラの生地だと何ができるかを相談しはじめるバイヤーたちの姿があった。

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