2016年6月13日 20:00
とびきり美味しいに出会う台湾旅!東洋と西洋をミックスした独創料理に、片田舎で見つけた芋のスイーツ【YOU BOX in 台湾--1/2】
「I’m a Pingtung guy」だと。あまりに誇らしげだから、一体どんなとこだと彼の故郷・屏東(Pingtung)へ。高雄から車で2時間程度の距離だけれど、NatoとTristaも「屏東は私たち(都会っこ)にとっても未開の地っていうか、不思議がいっぱいなのよね~(笑)」と冗談めかして言う。屏東で出会ったのはWilsonの友達でOrganic farmを営むBill。「今はあんまり種類がないんだけど」と案内された畑では、小島シェフはお花に夢中だし(しかも彼のまわりを蝶々がひらひら舞う)、私とTristaは妙な食べられる雑草をつまみ食いしながら集めることに夢中になってしまったのだけれど……。「家族のような友人の大事な友人は、これまた家族と一緒」というポリシーで、Billが色んな場所を案内してくれる。その中のひとつがこのアウトドアキッチンとお庭がこじゃれたお店。地方に行くと、すっこーんと明るくて、世の中に悪い人なんてひとりもいないと思わせてくれるような人に出会うことがあるけど、このお店のオーナー黄英妹さんも、そのひとり。
米粉と水とタロ芋を使ってつくったドウに豚挽肉と桜えび、フライドエシャロットを入れて醤油や砂糖などで味付けをしたものを入れて蒸してできあがったのは、「芋米菓」