ロンドンの美味しいスイーツ事情。ビスポークケーキの生みの親リリー・ジョーンズ【Our Favorite LONDON vol.4】
もちろん予算にも応じます。お金のためだけにケーキを作っているわけではないですから。ウエディングもバースデーも、いろいろなタイプのケーキを作る機会ができて楽しいです。もちろん、クリエイティブなブランド、アーティスト、デザイナーなどと仕事ができるのはとても魅力的です。彼らから出されるテーマは、いつもユニークなんですよ。あと、一度うちを使ってくれたクライアントは、また使ってくれることがほとんどなんです。その時々で、私がまったく異なるケーキを提供するということを理解してくれているんだと思います。ーー目下はどのような仕事に取り組まれているんですか?たとえば今週は、ジェイミー・オリバー(Jamie Oliver)が出す本のために、カラフルな野菜を使ったケーキを焼く予定です。
ハウス・オブ・ハックニー(House of Hackney)ともコラボレーションをしているんですけど、彼らのインテリアデザインを取り入れた、大きなビスポークケーキを作る予定もあります。あとは、これまでと違う大きなプロジェクトで、スーパーマーケットとコラボレーションした商品を販売する計画を進めています。家庭でクレイジーなケーキを作るキットのようなプロダクトです。