2017年2月10日 19:00
メルシーバイヤーが手掛けたパリで注目のストア「アンプラント」。フランスの工芸作品を集め、アートがある日常を提案
(c) claude weber
フランスのクラフトマンシップや前衛的な作品に触れられる新たなコンセプトストア「アンプラント(EMPREINTES)」がパリ、マレ地区にオープンした。4階建て600平米の広い空間には、フランスの工芸作家の作品1,000以上が展示販売されている他、カフェやミニライブラリー、上映室も併設。ハンドメイドが放つ魅力とパワーを再発見できるとして、パリジャンや観光客で毎日賑わいを見せている。アンプラントは1868年に創設されたフランス最大の工芸家組合「アトリエ・ダート・デ・フランス(Ateliers d’Art de France)」に所属する作家たちのクリエーションを見て触れて、日常的に楽しんでもらいたいという想いから発足されたコンセプトストア。敏腕プロデューサーとして知られるエルザベット・ルロッシュ(Elizabeth Leriche)と、「メルシー(Merci)」の名物バイヤーであるジャン・リュック・コロナ(Jean Luc Colonna)が二人三脚で取り組んだとあって、2016年9月のオープン時から大きな話題となった。店内はフロアごとに異なるコンセプトで成り立つ。