くらし情報『日本民藝館で「棟方志功と柳宗悦」展を開催、記念対談やギャラリートークも』

2017年12月31日 19:00

日本民藝館で「棟方志功と柳宗悦」展を開催、記念対談やギャラリートークも

東京・駒場にある日本民藝館では、「棟方志功と柳宗悦」を2018年1月11日から3月25日まで開催する。
日本民藝館で「棟方志功と柳宗悦」展を開催、記念対談やギャラリートークも
観音経曼荼羅「阿修羅の柵」 1938年 41.5×50.5㎝
青森県青森市生まれの版画家・棟方志功は画家を目指して上京、やがて版画を生涯の仕事と定める。日本民藝館創設者の柳宗悦と棟方志功の出会いは、1936年4月の国画会会場。柳は棟方の「大和し美し」の買い上げを即決、以来作品の指導監修にあたる。半年後、同館の開館時には新作「華厳譜」が大広間の壁一面を飾った。

棟方志功は柳宗悦を生涯の師として仰ぎ、作品が仕上がるたびに持参して意見を求め、彫り直しを命じられても粛々と応えた。一方の柳宗悦は棟方志功の作品を活かすべく、表具の考案に熱心に取り組んだ。 こうしたやり取りは二人の間に交わされた書簡にも残されており、深い信頼で結ばれた師弟関係を垣間見ることができる。


日本民藝館で「棟方志功と柳宗悦」展を開催、記念対談やギャラリートークも
倭画「曇雨御鯉魚」 1939年 32.0×58.0㎝
本展では、出会いから柳宗悦が没するまでの25年間、彼の眼に叶った棟方志功の代表的作品を展観、数十年ぶりの出品となる「海山の柵」「般若心経経文 板画柵」

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