ブレゲからパーペチュアルカレンダーに新たなアレンジを加えた2種類のゴールド製モデルが登場
そのため、このモデルを生かすために294個もの部品が必要になります。
Courtesy of Breguet
ブレゲの主要な目的のひとつはまた、軽くて着け心地が快適な時計を提供することにありました。そこで選ばれたのがカレンダー機構を加えたキャリバー502です。厚さがわずか4.5mmのキャリバー502.3.Pは、ブレゲでは最も薄いムーブメントのひとつですが、その薄さにもかかわらず、高性能を発揮するように設計されています。蓋のない香箱は、薄さに役立つ一方で、安定した動力と十分なパワーリザーブを蓄えます。ゴールド製ローターは、ムーブメントのメインプレートの中で最大のスペースを占めるようにオフセンター配置され、厚みが最少になるように組み込まれています。
Courtesy of Breguet
ロジウムメッキ仕上げの自動巻ムーブメントは、テンプ振動数3Hzで、45時間のパワーリザーブが備わります。ムーブメントはまた、ひらひげゼンマイとインバーテッド・ストレートライン脱進機のホーンにシリコンが用いられています。このシリコン素材には、腐食や損耗への耐性に加え、磁場の影響を受けないなど、数多くの優れた性質があり、時計の精度向上に貢献します。