メゾン ヴァレンティノがニューヨークにグローバルリテールコンセプトを反映した新しいフラッグシップストアをオープン
そのドアに取り付けられた彫刻のような大理石のハンドルは、陶芸家マッシミリアーノ・ピポロによる作品をモデルにしたもので、その有機的なシェイプはストアごとに異なります。ストア内でも同じく、マッシミリアーノ・ピポロによる有機的なシェイプのセラミック製ハンドルが使用されています。
中に入ると、7メートルの天井やヴァレンティノ ガラヴァーニの小物用の照明付きディスプレイ棚と交互に配されたむき出しのアイコニックなスチール製の柱、その外周に施されたコンクリートの仕上げなど、堂々たる要素が視界に飛び込んできます。中央に配された印象的なグリーンオニキス製のディスプレイユニットといったカスタムメイドのエレメントや、マーブルカーペットやコンクリートフロアなどの素材や質感の違いによって、空間が機能ごとに仕切られています。
Courtesy of Valentino
ストアを奥へ進むと、アイコニックなロッソ ヴァレンティノにいくつかの再解釈がなされています。シューズエリアのフロアとシーティングには赤い大理石が用いられ、明るいオニキスやコンクリート製の棚とコントラストを描きます。プレタポルテエリアは、コンクリート製の棚によってメインエリアと区切られています。