パリジェンヌと開花した日本人イラストレーター【MY LITTLE PARIS2/2--Kanako】
友達を待っている時間や、ふとしたシーンが、自然に頭にストックされていって、それが私のイラストへとつながっていきます。
――これからもパリに住み続けますか?
はい。ここから離れることは考えられません。夢見た以上の経験をさせてもらっていますから。それに、パリに9年いますが、まだまだフランス人について理解できないことがたくさんあるんです。それが分からないうちは、次への結論が出せませんね。
【Kanako プロフィール】
多摩美術大学で学んだ後、イラストレーターとして活躍。2005年に渡仏。
2008年にファニー&アマンディーヌ・ペショダ姉妹と知り合い、意気投合して3人でMY LITTLE PARISをスタート。その後イラストのすべてを手掛ける。パリで人気のイラストレーターの一人として知られ、2013年8月には、パリ市との共同企画「レ・パリジャン(LES PARISIENS)」で、パリ市内の約1,000ヶ所に彼女のイラストが展示された。Youtubeでは、彼女の生い立ちを自身のイラストと共に綴った動画が公開されている。
オフィスの壁に絵を描くKanakoさん
チームワークによって、MY LITTLE PARISの世界観が創り上げられていく
Kanakoさんが描いたスタッフの似顔絵入りマグカップ
ミーティングスペースにもKanakoさんのイラストが
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