くらし情報『追悼特別展「高倉健」東京ステーションギャラリーにて開催、出演作205本全ての映像を抜粋した展示も』

2016年11月24日 19:40

追悼特別展「高倉健」東京ステーションギャラリーにて開催、出演作205本全ての映像を抜粋した展示も

追悼特別展「高倉健」東京ステーションギャラリーにて開催、出演作205本全ての映像を抜粋した展示も

追悼特別展「高倉健」が東京ステーションギャラリーにて、2017年1月15日(日)まで開催される。

本展は高倉健が三回忌を迎えるのを期に、表現者としての彼の姿を回顧するものだ。展示は時代ごとに6つに分けて構成され、東映でデビューして東映任俠映画のスターとなった姿や、実録やくざ映画などで新しい試みを行った時期、独立して出演した話題作、出演作をじっくり選ぶようになった晩年の名作などを、「東映時代初期」・「東映時代中期」・「東映時代後期」・「独立時代前期」・「独立時代中期」・「独立時代後期」という流れのもと紹介する。

最大の見どころは、高倉健が生涯に出演した映画全205本すべてから映像を抜粋して構成した映像展示だ。経年劣化により鑑賞困難となった作品も、フィルムをデジタル修復することで蘇らせた。30台にも及ぶモニターとプロジェクターを駆使し、彼の全仕事を一度に見ることのできる特別な機会が提供される。

ほかにも、横尾忠則と森山大道による高倉健をモチーフにした作品や、高倉健自らが所蔵していた脚本や小道具といった日本映画史を物語る貴重な映画資料も見どころの一つだ。本展は、日時指定の完全予約制となるので、訪れる際は事前にチケットの予約を忘れずに。

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