映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』榮倉奈々×安田顕のW主演で人気エッセイを実写化
それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。
ある時はワニに喰われて。ある時は銃で撃たれて。またある時は頭に矢が刺さって…。次第にエスカレートしてゆく「死んだフリ」。最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか―。不思議な行動を繰り返す“ぶっとび妻”といたって普通の“冷静夫”がみせる、新しい夫婦のカタチがチャーミングに描かれる。
榮倉奈々と安田顕のW主演
妻・ちえを演じるのは榮倉奈々。『余命1ヶ月の花嫁』『図書館戦争』などラブストーリーからアクション作品までを幅広くこなしてきた彼女が、不思議な行動を繰り返すぶっとびキャラのちえをどう演じるかが見ものだ。一方、冷静なちえの夫・じゅん役には、演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、これまで硬派な役から個性的な役まで幅広く演じてきた安田顕が抜擢された。
共演には、⼤⾕亮平と野々すみ花。安田顕扮するじゅんの後輩夫婦を演じる。また、本作のメガホンをとるのは、コメディの鬼才・李闘士男監督。これまで松山ケンイチ主演の『デトロイト・メタル・シティ』や堤真一主演の『神様はバリにいる』を手掛けてきた彼が、今度はほんわかラブコメディに挑む。