バーバリー ケープの展覧会が東京・表参道へ - ロンドンショーに登場したオートクチュールピースを展示
奥へ進むと、ヘンリー・ムーアから着想を得た白いケープが現れる。大きくなフォルム、滑らかな曲線を特徴とした作品を多く生み出すヘンリー。彼の作品は、50個以上のポンポンを並べた「THE POM POM」や、花びらのようにコットンテープを並べた「THE RAFFLE」などへと生まれ代わりモダンに蘇る。
1F:ファッションの歴史&英国の伝統を学ぶ
また、シーズンムードだけでなく、ケープを通してバーバリー、そしてファッションの歴史を学べるのも嬉しいポイント。かつてファッション界を引っ張っていたコーネリーミシンからヒントを得て、礼装品用のデコラティブテープ100mで刺繍したピース。そして、英国の伝統的なペイズリー柄をあしらったエリザベスカラー付きのケープや、イギリスに長きに渡って受け継がれるノッティンガムレースにプリーツ加工をしたケープなど、英国ブランドならではの作品も紹介されている。
2階:ファッションの豊さを感じる
階段を上ると、陽の光が差し込む大きな空間が広がる。ここでは、1階では見られなかったフリンジやフェルトなど、より幅広いファブリックで構成されたピースが揃う。
「THE ALAN」