2017年9月8日 17:00
映画『プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレード』ドン・ジョヴァンニ初演に着想、華麗なる恋と陰謀の物語
友人ヨゼファ夫人の邸宅に逗留して、「フィガロの結婚」のリハーサルと新作オペラの作曲にいそしむモーツァルト。やがて、彼は、「フィガロの結婚」のケルビーノ役に抜擢された若手オペラ歌手のスザンナと出会い、その美貌と才能に大いに魅了される。一方、スザンナもモーツァルトが妻帯者と知りながら、その天才ぶりに引き付けられずにはいられなかった。急速にその距離を縮める二人。しかし、オペラのパトロンであり、猟色家との噂のあるサロカ男爵もまた、スザンナを狙っていた。そして、三人のトライアングルは、愛と嫉妬と陰謀の渦に引き込まれてゆく。
モーツァルト役に新進俳優アナイリン・バーナード
主演のモーツァルト役を演じるのは、イギリス・ウェールズ出身のアナイリン・バーナード。クリストファー・ノーラン監督映画『ダンケルク』にも出演する、新進気鋭の俳優だ。
そのほか、悲運の歌姫スザンナ役を『高慢と偏見とゾンビ』のモーフィッド・クラーク、悪の男爵サロカ役を『ハイ・ライズ』の名優ジェームズ・ピュアフォイが演じる。プラハ市立フィルハーモニー管弦楽団が音楽を担当
映画の鍵となる傑作オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」