2018年4月30日 12:05
TASAKIから新作パールジュエリー、織物のようなネックレス&小花モチーフのピアス
とメラニーが語るフローレットは、できるだけ金属を使用せず軽量に仕上げた。ホワイトゴールドの葉の上に輝くダイヤモンドがポイントとなっている。
メラニーのポイント:
リングは、通常指の中央に来るモチーフをあえて離して配置。指と指の間にパールを登場させることで「どうなっているんだろう?」というサプライズを与えた。
日本展開に先駆け、「M/G TASAKI」デザイナーのメラニー・ジョージャコプロスが来日。ジュエリーデザインの醍醐味やパールの魅力について話を聞いた。
Q.あなたにとってパールとはどのような存在ですか。
パールは、生物の中で培われるというところが特別なところだと思います。
そして、有機的なものだと捉えています。
私にとってゴールドなどの金属は、パールを引き立てるための存在であり、ツールだと考えていて。金属は人がいろいろと変形させることができ、言ってみればその形を支配できる。でも、パールは海の中で育てられ、1粒出来上がるのに3年もかかる。忘れられがちですが、時間と労力をたくさんかけても、形をコントロールすることが不可能な貴重なものなんです。
といいつつも、パールジュエリーのデザインにおいて、最も素晴らしいと思えるところは、パールとメタルがお互いになくてはならない存在であるということ。