くらし情報『「ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」広島で、ルーベンスやクラーナハの油彩画など』

2019年5月23日 10:55

「ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展」広島で、ルーベンスやクラーナハの油彩画など

アルプスの雄大な山々を描いた、風景画も登場する。

花を題材にした絵画や作品
ヨーロッパの静物画の中で、特に人気の主題とされていたのは“花”。“花”を描いた静物画は、陶板画や磁器の絵柄として描かれたものも含めて、数多く収蔵されている。鮮やかな色彩で描かれた、フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラーの《磁器の花瓶の花、燭台、銀器》 は、細やかな描写によって様々な質感を描き分けているのが見て取れる。みずみずしく鮮やかな花々、東洋の意匠を感じさせる花瓶、下に置かれた白いジャスミンの花などを印象的に表現している。

華やかな磁器
さらに、中国や日本など、東洋から流入した磁器も登場。東洋風の彩色や模様に、ヨーロッパ人の好みに合わせて金属装飾を施した、華やかな意匠の作品を揃える。さらに、ウィーンの磁器工房で製作された磁器からは、技巧を凝らした優美なデザインを感じ取ることができる。
細やかな装飾を施した、嗅煙草入れ、カップ&ソーサーなどが展示される。

【詳細】
ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展
会期:2020年9月18日(金)~11月29日(日) ※会期中無休
場所:広島県立美術館
住所:広島県広島市中区上幟町2-22
開館時間:9:00~17:00(金曜日は19:00まで)

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