くらし情報『企画展「北斎師弟対決!」すみだ北斎美術館で - 葛飾北斎とその娘など弟子の作品を比較、約100点集結』

2020年1月25日 13:00

企画展「北斎師弟対決!」すみだ北斎美術館で - 葛飾北斎とその娘など弟子の作品を比較、約100点集結

企画展「北斎師弟対決!」すみだ北斎美術館で - 葛飾北斎とその娘など弟子の作品を比較、約100点集結

企画展「北斎師弟対決!」が、すみだ北斎美術館にて2020年2月4日(火)から4月5日(日)まで開催される。

葛飾北斎とその弟子の作品を比較
「北斎師弟対決!」では、江戸の浮世絵師を代表する葛飾北斎と、その弟子が同じテーマで描いた作品を展示し、両者を比較する中でそれぞれの画風の特徴や影響関係に迫る。会場には、師・北斎と弟子20名の作品が、前後期あわせて約100点集結。また、北斎の研究の中で、弟子が認知されていった軌跡も紹介する。

孫弟子も含めて200人にも及ぶ弟子がいたという北斎。飯島虚心による北斎の伝記『葛飾北斎伝』には、北斎は弟子に自ら教えることは好まず、出版した絵手本で学習させていたことが記されている。北斎は弟子に自らの画道を模索させることでその能力を引き出し、多くの名手を育てたようだ。

うねるような“水の表現”
例えば、川や海、滝といった水の表現に注目。
北斎が川を描いた「冨嶽三十六景 御厩川岸より両国橋夕陽見」では、うねるような曲線で水の動きが表現されている。

弟子の魚屋北溪も、「諸国名所 伊豆手石の弥陀」において曲線で水の流れを表現しているが、川ではなく海を描いた作品のためより大きな水のうねりが描かれているのがわかる。

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