くらし情報『映画『ペイン・アンド・グローリー』ペドロ・アルモドバル監督の過去の悲しみや輝き、その記憶を辿る』

2020年1月20日 17:00

映画『ペイン・アンド・グローリー』ペドロ・アルモドバル監督の過去の悲しみや輝き、その記憶を辿る

第92回アカデミー賞では、主演男優賞にノミネートされている。

マロの母親ジャシンタ(ペネロペ・クルス)
スペインの日差しの下で献身的に息子を育て、家族を明るく支える母親。演じるペネロペ・クルスはアルモドバル監督の『ボルベール<帰郷>』では、セクシーでたくましい母親を演じた。『ペイン・アンド・グローリー』ではそれとは異なった母親像を表現する。

“自然と出来上がった”3部作
なお監督を務めたアルモドバル監督からのコメントも到着。「意図したことではなかったが、この作品は3部作の第3章にあたります。『欲望の法則』(87)、『バッド・エデュケーション』(04)、そし て『ペイン・アンド・グローリー』です。自然と出来上がったこの3部作は完成 するまでに32年を要しました。
すべて主人公は男性で映画監督。そして、 どれも〝欲望と映画“を題材としたフィクションが物語の柱となっていて、そ のフィクションにはそれぞれの作品によって異なる現実が垣間見えてきます。 フィクションと人生は表裏一体。人生には常に痛みと欲望が伴うのです。」 と、作品制作における興味深い経緯について明かしている。

『ペイン・アンド・グローリー』あらすじ
脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなった映画監督のサルバドール。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.