映画『スパイの妻』蒼井優×高橋一生が“時代”に翻弄される夫婦役に - 監督は黒沢清
福原優作役:高橋一生
またそんな聡⼦の夫役・勇作を務めるのは、『ロマンスドール』に続き蒼井と“夫婦役”を演じる高橋一生。1940年、満州で恐ろしい国家秘密を偶然知ってしまったことで、正義
感から事の顛末を世に知らしめようとするも、反逆者の疑いを掛けられてしまった男を演じる。
その他、物語のカギを握るキャスト陣は下記の通り。
駒子役:恒松祐里
金村役:みのすけ
竹下文雄役:坂東龍汰
玄理役:草壁弘子
野崎医師役:笹野高史
津森泰治役:東出昌大
映画音楽を⻑岡亮介が担当
音楽を手掛けるのは、「ペトロールズ」のリードボーカル&ギターであり、「東京事変」のギタリストとしても活動している⻑岡亮介。映画音楽初デビューとなる彼が、その優れた音楽センスによって、物語の世界観をより一層広げていく。
第77回ヴェネチア国際映画祭で快挙
カンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであるヴェネチア国際映画祭において、銀獅子賞(監督賞)に輝いた本作。日本映画としては、2003年の北野武監督『座頭市』以来17年ぶりの快挙となる。
黒沢清監督は、「スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。