くらし情報『サントリー美術館のリニューアル記念展第三弾、異国交流で花開いた美術 - 歌川広重やガレらの作品が集結』

サントリー美術館のリニューアル記念展第三弾、異国交流で花開いた美術 - 歌川広重やガレらの作品が集結

江戸時代の佐賀藩(鍋島藩)の運営する「鍋島藩窯」で作られた高級磁器「鍋島」にフォーカスする第2節。徳川将軍家への献上品や藩の贈進の品として扱われた、意匠を凝らした豊富な種類の「鍋島」を展示する。構図・色彩ともに優れた作品を展示すると同時に、“白抜き文様”の繊細な美にも注目していく。

<ストーリー3>琉球王国の染織「紅型」その“型紙”に注目
3つ目のセクションでは、海上貿易を通じて独自の文化を形成した琉球王国の染織を代表する「紅型」の裂地コレクションを特集。さらに、「紅型」の“型紙”に焦点をあて、“型紙”を作り出した高度なテクニックと隠れた魅力を紹介する。

<ストーリー4>欧州への憧れが生んだ日本のガラス器
16世紀にヨーロッパの宣教師が日本へ持ち込んだ、実用性と装飾性を兼ね備えたガラス器への憧れが原動力となり本格化したとされる、日本のガラス器生産。本章では、ヨーロッパのガラス器と日本の美意識が結びついて生み出された「びいどろ」や「ぎやまん」といった作品を展示する。<ストーリー5>文明開化や西洋風俗、リアルを捉えた浮世絵版画
第5章では、江戸の浮世絵、幕末維新期の横浜浮世絵・開化絵、明治前期の小林清親らの光線画を中心に、日本と西洋の文化が結びついた版画の美を展観。

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