くらし情報『音楽劇『海王星』山田裕貴が悲恋の物語の主人公に、寺山修司による未上演作品を東京ほか全国で』

2021年8月21日 11:25

音楽劇『海王星』山田裕貴が悲恋の物語の主人公に、寺山修司による未上演作品を東京ほか全国で

音楽劇『海王星』山田裕貴が悲恋の物語の主人公に、寺山修司による未上演作品を東京ほか全国で

音楽劇『海王星』が、2021年12月6日(月)から12月30日(木)まで渋谷・パルコ劇場で上演され、2022年1月より大阪、富山、仙台、名古屋ほかで地方公演が行われる。山田裕貴、松雪泰子、ユースケ・サンタマリアらが出演する。

寺山修司による悲恋の物語
『海王星』は、寺山修司が劇団「天井棧敷」を結成する前の1963年に書き下ろした未上演の音楽劇。出港しない船上ホテルを舞台に繰り広げられる、父と息子と父の婚約者の悲恋の物語を描いている。

音楽劇『海王星』あらすじ
舞台は、戦艦の船底にある「北海岸ホテル」。
嵐で船出を先延ばしにされた怪しげな人々が集まり、かりそめのパーティーに興じている。
主人公・猛夫は一人落ち込んでいる。父、彌平の乗る船が嵐で難破し死んでしまったのだ。

悲しむ猛夫のもとに、父と再婚し、義母となるはずだった魔子が現れる。
彌平の思い出を語り合う内に惹かれ合う猛夫と魔子、しかし、死んだはずの彌平が、生還したことにより、悲恋へと舵を切る。恋仇となった仲の良い親子、さらに猛夫を慕う那美と悪魔的少女そばかすの存在が、3人の恋慕を悲劇的に加速させる。そして、魔子の心は揺れるまま、彌平との結婚式を迎える。

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