2021年8月27日 05:00
映画『死刑にいたる病』阿部サダヲ×岡田健史×白石和彌で驚愕のサイコサスペンス映画化
...昔の榛村を知る人物
赤ヤッケの女(岩井志麻子)...冤罪を主張する殺害事件の現場となった山の所有者
相馬 (コージ・トクダ)...金山の元同僚
監督は『凶悪』『孤狼の血』の白石和彌
監督を務めるのは、『孤狼の血』の白石和彌監督。史上最悪の凶悪事件とその真相を描いた問題作『凶悪』や、警察とやくざの戦いを過激な描写を入れつつ描いた『孤狼の血』などで数々の映画賞を受賞&高く評価されている。
白石和彌監督は次のように話す。
「僕自身が10代20代の頃に持っていた鬱屈と、後ろめたい憧れを抱いてしまう殺人鬼。その両方が見事なコントラストで混在している櫛木先生の原作に心を奪われて映画化をお願いしました。」
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也。ある日彼のもとに1通の手紙が届く。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、9件の事件で立件・起訴。
死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。