2021年9月5日 15:20
アートイベント「文化財で四季のお花見」ホテル雅叙園東京の百段階段で、桜など花々を描く日本画126枚
ホテル雅叙園東京は、秋の文化財見学「五感で体感する 文化財で四季のお花見」を、2021年10月2日(土)から11月23日(火・祝)までの期間限定で、館内に有する東京都指定有形文化財「百段階段」にて開催する。
文化財「百段階段」に描かれた四季の花々
秋の文化財見学「五感で体感する 文化財で四季のお花見」は、「百段階段」の7つの部屋に描かれた四季の花々を紹介する企画展。時間や場所を超え、本来は異なる季節にそれぞれ咲く花々の日本画を通して、“お花見”を楽しめるアートイベントだ。
春夏秋冬の花50種類超が日本画126枚に
「百段階段」には、桜や紅葉をはじめ、朝顔、牡丹、チューリップ、椿など50種類を超える春夏秋冬の花々が描かれており、日本画や彩色木彫、螺鈿など様々な手法で表現されている。日本画126枚分の花々が咲き誇る空間は、まるで日本各地の花の名所のように華やか。各地に出向いて花見を楽しんでいるかのような気分を味わえる。
花の装飾を施した着物や化粧道具の展示
加えて、五感で四季の花々を楽しめる関連展示も用意する。蒔絵や螺鈿、鼈甲など、こだわりの材質で装いを彩ってきた、江戸~昭和初期の花モチーフの着物や装身具、化粧道具など、約60点を展示。