2022年3月27日 08:00
ロマン・ポランスキー最新作、映画『オフィサー・アンド・スパイ』史実に基づく歴史サスペンス
1896年に真犯人が現れるが軍部が隠匿。これに対し小説家ゾラや知識人らが弾劾運動を展開し政治的大事件となった。1899年、ドレフュスは大統領の恩赦により釈放。1906年に無罪が確定した。2021年10月には本国で、その生涯に敬意を表するドレフュス博物館が開館。マクロン大統領も来訪し「記憶伝承の場」と世界に訴えた。
ジャン・デュジャルダンやルイ・ガレルが出演
キャストは、『アーティスト』のオスカー俳優ジャン・デュジャルダンや『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のルイ・ガレルなど。その他にも、フランスを代表するキャストが集結している。
『オフィサー・アンド・スパイ』登場人物
■主人公・ピカール中佐…ジャン・デュジャルダン
対敵情報活動を率いる。ドレフュスの無実を示す衝撃的な証拠を発見し、上官に対処を求めるものの、国家のスキャンダルを回避するために左遷させられてしまうが、巨大権力に抗い信念を貫こうとする。
■ドレフュス大尉…ルイ・ガレル
ドイツのスパイと見なされ、終身刑を宣告。身に覚えのない罪で悪魔島に幽閉される。
〈ドレフュス派〉
・ラボリ…メルヴィル・プポー:ドレフュスを救うため立ち上がる弁護士。