『ルパン三世』アニメ化50周年で、著名人のお祝いコメント&イラスト公開! 青山剛昌や北条司からも
友永和秀/アニメーター(『ルパン三世 カリオストロの城』、『ルパン三世 PART2〜PART5』)
時代がどんどん変わっていきますからね。どんな活躍をするんだろうと先が楽しみです。
できればあと50年、同じようにルパン三世とその仲間たちを愛して貰えれば本当に嬉しいです。
藤津亮太/アニメ評論家
モンキー・パンチ先生が生み出し、アニメを通じて国民的な人気を得た『ルパン三世』。その長い歴史の中で『ルパン三世』という作品は「鏡」のような作品になりました。
その時々によって映るものを変えながら、時代とともにある作品。そして、映し出されるものは変わったとしても、ルパン三世という小粋なキャラクターという「フレーム」は微動だにせずにそこにある。そんな「鏡」。
ハードボイルド、ラブストーリー、ミステリー、アクション、ナンセンスetc、どんな題材、どんな切り口の物語であっても、その鏡に映せば『ルパン三世』というエンターテインメントになるのです。
しかしそのような「鏡」と向き合うということは、作り手にとっては決して楽なことではありません。常に「お前はここになにを映し出そうとしているのか」と問われるからです。