くらし情報『人生の『走馬灯』 旅立つ日、母はどんな光景を見たのだろう』

人生の『走馬灯』 旅立つ日、母はどんな光景を見たのだろう

目次

・吉元由美の『ひと・もの・こと』
・旅立つ日の『走馬灯』
人生の『走馬灯』 旅立つ日、母はどんな光景を見たのだろう

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。


旅立つ日の『走馬灯』

人は死ぬときに、これまでの人生の走馬灯を見ると言われます。

瀕死の状態から生還した人の体験からしか窺い知ることはできませんが、カナダの研究チームが死の間際の脳波の変化から『走馬灯』の可能性があるのでは、という論文を発表しました。

80代のてんかん患者の男性の脳波を測定している際、患者が心臓発作を起こして死亡しました。

死へ移行するまでの30秒間、脳波は夢を見たり、記憶を呼び覚ますための高度な認識作業をしているときと同じパターンになり、それは心停止後も30秒間続いたそうです。

人生の『走馬灯』 旅立つ日、母はどんな光景を見たのだろう

この『高度な認識作業』が夢なのか、フラッシュバックのようなものなのかは判別できません。夢のようなヴィジョンが、好ましいものなのか悪夢なのか。
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