「動物たちを助けたい」 戦禍のウクライナに通い続ける隣国の獣医師たち

2022年4月16日現在、ロシアによるウクライナへの軍事進攻は続いています。
多くのウクライナの人たちが、住み慣れた町からの避難を余儀なくされ、犠牲者の数も日に日に増していますが、被害に遭っているのは人間だけではありません。
たくさんの動物たちも、攻撃によってケガをしたり、飼い主とはぐれたりして、命の危機に直面しています。
「動物たちを救いたい」隣国の獣医師が立ち上がる
ポーランドで獣医師をしているヤクブ・コトビツさんは、隣国で起きている惨状を見て見ぬふりはできませんでした。
「ウクライナの動物たちは、助けを必要としている」
そう思ったヤクブさんは、ウクライナに取り残された動物たちを救出しに行くことにしたのです。
車に大量の物資とキャリーケースを積み、ヤクブさんは数人のボランティア仲間と戦禍のウクライナに向かいました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
ウクライナには砲撃によってケガをした動物がいるため、ヤクブさんたちはその動物たちを病院へ運んで治療を行っています。